このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。
お守り

お守りの正しい捨て方とは?捨てるタイミングや処分方法を解説

投稿者:ライター 渡辺由佳 (わたなべゆか)

鉛筆アイコン 2023年4月10日

交通安全や家内安全などのお守りは、いつまで持っていればいいのか、捨て方に困ったことはないだろうか。神さまが宿っているものというイメージがあるため、お守りをゴミ箱に入れて燃えるゴミで捨ててしまうのも忍びない。実際にどのように処分したらよいか、お守りの正しい捨て方について解説する。

  

1. お守りを捨てるタイミングとは?

お守り
家内安全や商売繁盛、合格祈願など、お守りにはさまざまな種類があるが、お守りはいつ手放すのがよいのだろうか。

購入してから1年たったとき

全国の神社を包括する神社本庁によると、お守りは1年ごとに新しくするのがよいとされている。しかし、人からもらって思い入れが強いお守りは無理に処分する必要はない。

願いがかなったとき

商売繁盛や合格祈願といったお守りは願いがかなったときに手放そう。願いがかなったことに十分感謝して、正しい捨て方で手放すのがよい。

2. お守りの正しい捨て方

どんど焼き
それでは、実際にどのようにお守りを処分すればよいのだろうか。正しいお守りの捨て方について見ていこう。

自分で処分する方法

お守りを受けた神社やお寺で処分してもらう方法が一番だが、むずかしい場合は自宅で捨てることも可能だ。そのときにはお守りへの感謝とお清めがポイントとなる。
【自宅で燃やす】
お守りを自宅で燃やす捨て方は、火を使うため周りに燃え移るものがないか、十分な広さがあるか、細心の注意を払ってほしい。火は直接お守りにつけず、塩ひとつまみと一緒に半紙で包んでから、包んだ紙に火をつける。このときに、お守りへ感謝の気持ちを伝えることを忘れてはいけない。お守りに火をつけたら必ず灰になるまで目を離さず、残った灰は自治体の捨て方に従って捨てよう。
【燃えるゴミに出す】
一番気が引けるお守りの捨て方だが、捨てる前に塩を使ってお清めを行うとよい。感謝の気持ちを持って捨てる必要があるため、そのほかの家庭のゴミとは分け、お守り単体で処分しよう。
【どんど焼きで処分する】
小正月の1月15日ごろに行なわれるどんど焼きでも、お守りを処分できる。地域によってはどんど焼きの数日前からお守りなどを納める所が設けられる場合もあるため、当日参加できなくても、あらかじめ返納することもできる。

そのほかの処分方法

神社やお寺に返す場合はお守りを購入した場所に返納するとよい。時間があれば、神社やお寺に直接返しに行くとよいだろう。
【神社に返す】
神社の名前が書いてあるお守りは神社に返納する。神社でお焚き上げしてもらう方法もあるが、お守りを返すための古神札納め所が常設されている場合があるので、そこへ納めるとよい。
【お寺に返す】
お寺の名前が書いてあるお守りはお寺に返しに行こう。お守りを受けたお寺が遠く、直接足を運べない場合は、近くにある同じ宗派のお寺で処分してくれる場合もある。異なる宗派では処分してもらえないこともあるため、注意が必要だ。
【神社やお寺に郵送する】
お守りを受けた神社やお寺に行くことができない場合は、郵送での返納を受け付けている場合もある。とはいえ、どこでも受け付けているわけではないため、あらかじめ確認するとよいだろう。

3. 別の神社やお寺でお守りを処分する際の注意点

お守り
お守りを受けた神社やお寺が遠く、直接行けない場合には、近くにある別の神社・お寺でも処分が可能だ。しかし、その場合には注意してほしいポイントが2つある。

神社とお寺を明確に分ける

寺社仏閣とまとめられがちだが、神社とお寺は別物である。神社で受けたお守りをお寺に返したり、反対にお寺で受けたお守りを神社に返したりすることがないよう注意しよう。また、お寺には細かく分かれている宗派がある。異なる宗派のお寺にお守りを返すことは、違う神さまにお守りを返すことになり失礼に当たるとされる。そのため、お守りを手放す前には、必ずお守りに書かれている神社やお寺の名前を確認しよう。
処分できるかどうか確認する
お守りは受けた神社・お寺に直接返すのが1番よいが、別の神社や同じ宗派のお寺で受けたお守りでも引き取ってくれる場合がある。また、郵送でお焚き上げをしてくれる場合もあるため、処分をする際には事前に持ち込みが可能か、確認しておくと安心だ。

結論

処分方法に困るお守りの、正しい捨て方について紹介した。お守りを受けた神社やお寺を直接訪ね、お守りを返しに行くのが無難だが、直接返せない場合にも手放すときには感謝する気持ちが大切だ。この記事を参考に、役目を終えたお守りは正しい方法で清々しく手放そう。
インフォメーションマークアイコンオリひとを楽しむための注意事項はこちら
  • 更新日:

    2023年4月10日

この記事をシェアする      
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

人気記事一覧

急上昇
週間

新着記事一覧新着記事一覧