目次
1. アルバムの正しい捨て方

引越しや断捨離、遺品整理などでアルバムを処分したいとき、どのような捨て方があるのか具体的に紹介しよう。アルバムの正しい捨て方にはいくつかあるため、自分に合った処分方法を参考にしてほしい。
自治体のゴミの日に出す
アルバムをゴミ扱いすることに抵抗がない場合は、一般ゴミとして出すのが手っ取り早い捨て方といえるだろう。ただし、自治体によってアルバムの捨て方は異なる。たとえば横浜市や大阪市では、アルバムは燃えるゴミとして扱われるが、広島市では資源ゴミに指定されている。自分の住んでいる地域のホームページなどで事前に確認しておこう。また、燃えるゴミとして処分できる場合でも、アルバムを束ねる金属部品などがついている場合は分別する必要がある。
自分でゴミ処理場へ持っていく
燃えるゴミとしてゴミ置き場にアルバムを置いておくのが不安な場合は、自分で直接ゴミ処理場に持っていくのがいいだろう。往復の交通費や手間はかかるが、ほかの人の目につくことなく、確実に処分できる。ゴミ処理場によっては電話予約が必要な場合もあるので、前もって確認しておくと安心だ。
お焚き上げしてもらう
大切な思い出が詰まったアルバムをゴミとして出す捨て方に抵抗がある人は、神社や寺でお焚き上げしてもらうのがおすすめだ。お焚き上げをしてくれる神社や寺を調べて持ち込み、お焚き上げ料を納めれば安心してアルバムを手放すことができる。近場にお焚き上げしてくれる神社や寺がない場合は、インターネットで申し込みアルバムを送ることで、お焚き上げしてくれるサービスもある。思い入れのある大切なアルバムはもちろん、遺品整理などで出てきたアルバムの捨て方としても選択肢のひとつになるだろう。
専門の業者に依頼する
アルバムなどの個人情報を溶解処理してくれる専門の業者もある。このような業者を利用すれば、個人情報に配慮してアルバムを処分できる。アルバムや写真を箱に入れて回収してもらい、完全溶解処理で誰にも見られずに処分することが可能だ。また、不用品回収業者なども個人情報には注意してくれる。アルバムや写真の量が多く、重くて運べない場合でも家まで回収に来てくれるので助かるだろう。
2. アルバムの捨て方に関する注意点

アルバムの捨て方にもいくつか方法があるが、捨てる際に注意しておきたい点について解説しよう。
個人情報を流出させない
風景や料理などが写った写真もあるかもしれないが、基本的には人物が写っていることが多いだろう。写真は個人情報であることを十分留意してほしい。個人情報が気になる場合は、写真をシュレッダーにかけてから捨てると安全だ。
必要な写真は残しておく
写真は貴重な思い出のひとつだ。処分してしまって後悔したり、思い出までなくなってしまったような喪失感にさいなまされたりするのは避けたいもの。本当に大切な写真や必要な写真は、抜き取って残したり、データ化したりして手元に置いておこう。アルバム1冊をひとつのデータとしてまとめれば、思い出はそのままの状態で場所を取らずに管理できる。
結論
かさばりがちなアルバムの捨て方や処分の際の注意点は参考になっただろうか。自治体のゴミに出す場合は、しっかりホームページなどで捨て方を確認しておこう。捨てる際は個人情報にも十分注意してほしい。大切なアルバムだからこそ、正しい方法で処分することが大切だ。