目次
1. ガス代の平均的な料金は?

ガスの供給方法には、プロパンガスと都市ガスの2種類があり、ガス代も違ってくる。
総務省の統計では平均ガス代は4,648円となっている。(※1)
プロパンガスの料金
プロパンガスの料金は以下のようになっている。(※2)
1人暮らし 5,819円
2人暮らし 7,120円
3人暮らし 7,255円
4人暮らし 8,662円
都市ガスの料金
都市ガスの料金は以下のようになっている。(※2)
1人暮らし 3,012円
2人暮らし 4,488円
3人暮らし 5,061円
4人暮らし 5,129円
2. ガス代を節約する裏技テクニック

プロパンガス、都市ガスの平均ガス代よりも高ければ、何か原因があるはずだ。裏技を使ってガス代を節約しよう。
ガス代の節約方法 | お風呂編
【浴槽のお湯を少なくする 】
お風呂のガス代節約として、浴槽のお湯を少なくするという裏技がある。今まで7~8分目までお湯を溜めていたという場合は、少なめにお湯の量を設定してみよう。お風呂に浸かりながら少ないと感じたら、お湯を足していけばよい。
【設定温度を低くする】
お風呂のガス代節約として、設定温度を低くするという裏技がある。設定温度が高ければ高いほど、ガス代はかかる。寒い冬場は下げることは難しいかもしれないが、暖かくなってきたら設定温度を低めに調節してみよう。
【追い焚きを控える】
お風呂のガス代節約として、追い焚きを控えるという裏技がある。追い焚きをすると、それだけガス代もかかる。追い焚きの回数をできるだけ減らすためには、家族でお風呂に入る時間帯を決めるなど、入浴に切れ目がないように工夫しよう。
【シャワーはこまめに止める】
お風呂のガス代節約として、シャワーはこまめに止めるという裏技がある。つい面倒になって、シャワーを出しっぱなしにしながら体を洗うと、それだけガス代も水道代も高くなってしまう。使わないときにはこまめに止める習慣を身につけよう。
【浴槽のふたを閉める】
お風呂のガス代節約として、浴槽のふたを閉めるという裏技がある。ふたを閉めずにおくと、お湯の温度はどんどん下がってしまうので、追い焚きをする時間が長くなって、ガス代が高くなる。お風呂から上がったら、浴槽のふたは必ず閉める習慣を身につけよう。
ガス代の節約方法 | キッチン編
【適切な大きさの鍋を使う 】
キッチンのガス代節約として、適切な大きさの鍋を使うという裏技がある。鍋を火にかけるとき、鍋の大きさと火力が合っているか確認して、調節する習慣を身につけよう。鍋底から火がはみ出てしまう状態では、ムダなガス代がかかっていることになる。調理するときには、強火よりも中火を多用するように心がけよう。
【電子レンジを使う】
キッチンのガス代節約として、電子レンジを使うという裏技がある。電子レンジで下処理や加熱をする方が時短調理となり、なおかつガス代の節約になる。ブロッコリーなどはガスを使って茹でるよりも、レンジで蒸した方が栄養価もキープできる。
【落しぶたをする 】
キッチンのガス代節約として、落しぶたをするという裏技がある。落しぶたをすることによって煮込み料理の時間が短縮し、さらに全体に味が浸み込みやすくなる。
【同時に調理する 】
キッチンのガス代節約として、一つの鍋で調理するという裏技がある。お湯を沸かす回数や調理をする回数を減らす方法だ。一つの鍋で食材を同時に茹でたり炒めたりすれば、ガス代を節約することができる。
【食器洗いの時間を短くする 】
キッチンのガス代節約として、食器洗いの時間を短くするという裏技がある。食器洗いの時間を短くするためには、下準備が大切だ。食器を下げるときに皿同士を重ねない、食器に付いた油汚れはザックリと拭いておく、浸け置きして汚れを落としやすくするなどである。これらの下準備をしておけば、食器の汚れも落としやすくなり、ガス代や水道代の節約になる。
3. 契約会社を変えてガス代を節約

ガス代の節約は、毎日の心がけも大切だが、思い切って契約会社を変えるという裏技もある。
都市ガスに変更することで節約も可能
一般的に都市ガスよりもプロパンガスの方が割高だ。これは供給スタイルの違いが大きいが、それ以外にも、プロパンガスは自由料金制であることが深くかかわっている。都市ガスが地域ごとに一律なのに比べて、プロパンガスはガス会社によって料金体系はバラバラだ。
プロパンガスから都市ガスに変更することも可能だ。ただし、都市ガスのガス管が通っているエリアに限られている。また、敷地内に本管からガス管を引くための工事が必要になり、それには費用がかかる。
これらのことを考え、今使っているガス代のほうが高いと感じれば、安いガス会社に乗り換えることで節約するというのが現実的かもしれない。
結論
ガス代を節約するためには、積極的に裏技を使ってみよう。お風呂では、湯船のお湯の量、温度設定、追い焚き回数などを見直し、できるだけガスの消費を抑える。キッチンでは、電子レンジを使ったり同時調理をしたりするなどの裏技もある。プロパンガスよりも都市ガスの方が安いが、設置費用がかかる可能性もある。まずは各社のガス代を比較検討してからガス会社を乗り換えるという方法を模索してみよう。
(参考文献)
※1出典:総務省統計局「家計調査 家計収支編 二人以上の世帯」
※2出典:家計調査年報(家計収支編)2019年(令和元年)総務省統計局HP