目次
1. 観葉植物と風水の関係とは?

観葉植物は、木そのものが持つ生命力や土、太陽などから吸収したパワーなど、自然のエネルギーが豊富だ。観葉植物を生活空間に取り入れると自然のエネルギーで気が整い、運気アップが期待できると考えられ、風水とは相性がよいといわれている。
葉の形や向きにも意味がある
観葉植物は、置いておくだけで癒やされる方も多いだろう。ただ何となく置くのではなく、風水上よいとされる置き場所を意識すれば、いっそう運気が上がるかもしれない。
風水の考え方では、観葉植物の葉の形や向きもそれぞれ意味を持っている。葉っぱの形が鋭く尖っていて上向きに伸びているものは、邪気を払う効果が期待される。仕事運や金運、健康運をよくしたい場合におすすめだ。
葉っぱの形が丸くて下向きに伸びているものにはリラックス効果があるとされている。家族や恋愛などの運気を上げたいときに置いてみよう。
2. 風水的によい観葉植物の置き場所 | 方角別

ここでは、方角別に風水で考えられている運気と、置き場所ごとのおすすめの観葉植物を紹介していこう。
風水的によい方角
風水では、陰陽や五行の気の流れのほかに、東西南北の4方位をさらに細かく分けた8つの方角にもそれぞれ意味があるとされている。方角の気の意味を知ることは運気アップにつながる。
【北】
北は落ち着いた場所、静かな場所で気が冷める方角である。邪気を払う効果があるという葉が尖り、上向きに伸びた観葉植物がよい。ドラセナなどがおすすめだ。
【南】
南は人間関係や美容の運気を上げるのによい方角だ。モンステラのように大きく存在感がある観葉植物が運気を上げるのにおすすめだ。
【東】
東は太陽が昇る方角で発展を意味するため、仕事運や勉強運によいとされる。金運や仕事運を高めてくれるパキラを置くと、運気アップが期待できるだろう。
【西】
西は実りを表し、金運が上がる方角だ。肉厚の丸い葉を手のひらにたとえ、たくさんお金を包むとして、金運アップで知られているゴムの木を置くとよい。
【北東】
風水で北東は「鬼門」と呼ばれ、鬼が集まる場所だとされる。邪気が入ってきやすい場所のため、サンスベリアなど葉が尖った邪気払いの効果がある観葉植物を置こう。
【北西】
北西は仕事運や出世運によいといわれている。力強く真っ直ぐに伸びるユッカがおすすめだ。太い幹には安定感があり、成長や出世がイメージできるだろう。
【南東】
良縁は南東からやってくると考えられ、「娘は巽の風に当てよ」という言葉があるほどに、東南は良縁に恵まれる方角として知られている。「永久の幸せ」という花言葉を持つウンベラータがおすすめだ。
【南西】
南西は「裏鬼門」と呼ばれ、鬼門から入った鬼が出ていく方角だ。健康運や家族運によいといわれる。丸い葉っぱのベンジャミンバロックなどを置いてみよう。
3. 風水的によい観葉植物の置き場所 | 部屋別
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次に、観葉植物の置き場所や風水で期待できる効果を部屋別に見ていこう。
トイレでの置き場所
トイレでの観葉植物の置き場所は、窓側が風水上よいとされる。窓がないトイレでは、隅に置こう。
【おすすめの観葉植物】
トイレは悪い気を外に出すため、邪気が溜まる場所だという。狭い空間で窓がないことも多いため、日が入らなくても育つものを選ぼう。邪気を払う効果があるサンスベリアや、小さめのサボテンが置きやすい。
玄関での置き場所
風水的に玄関は気の出入り口だ。そのため、観葉植物は玄関を開けたときに見える場所に置くのがよい。置き場所によって風水で期待できる効果が異なり、玄関から入って左に置くと金運、右に置くと仕事運が上がる。
【おすすめの観葉植物】
仕事運を上げるにはサンスベリア、金運を上げるにはモンステラがよいだろう。
リビングでの置き場所
リビングに観葉植物を置く場合は、大きなものを選んでほしい。置き場所はテレビの横がよい。風水では家電製品の電磁波は悪い気とされている。そのほかには、日当たりのよい窓側に置くのもおすすめだ。
【おすすめの観葉植物】
リビングは家族が集まる場所のため、家族の調和をもたらすといわれるパキラや幸福の木と呼ばれるドラセナなどをおすすめしたい。
キッチンでの置き場所
キッチンは火と水を使うため、風水では気が乱れやすい場所となる。観葉植物の置き場所は、コンロとシンクの間がよい。乱れた気を調和してくれるため、風水的におすすめだ。
【おすすめの観葉植物】
乱れた気を調和する効果が期待できるペペロミアや、浄化作用のあるパキラがよいだろう。
結論
観葉植物の置き場所によって風水的に期待できる効果を紹介した。方角(方位)の意味や場所ごとの効果を知ったうえで観葉植物を置けば、開運につながるかもしれない。観葉植物は葉の形や向きにも風水的な意味があるので、購入するときは参考にしてほしい。