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雷

雷が落ちやすい家の特徴とは?室内での落雷リスクへの対策法を解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2023年4月30日

家に雷が落ちるとパソコンなどの精密機器が故障する可能性がある。そのうえ、家の中でも感電するおそれも考えられる。落雷の被害を防ぐためには雷が落ちやすい家の特徴と、家の中にいるときの落雷対策方法を押さえておこう。あわせて家に雷が落ちた場合のリスクも解説する。

  

1. 雷が落ちやすい家の特徴

雷
雷が落ちやすい家にはどのような特徴があるのだろうか。そもそも雷が落ちやすいのは、山頂・ビルの屋上などの高い場所や、グラウンド・公園・田畑などの開けた場所だ。家もこれらと同条件の場所に建っている場合、雷が落ちやすいといえる。以下で詳しい条件を見ていこう。

周りに高いものがない

雷は高いものに落ちる性質がある。そのため、周りに高いものがない場所は、そこにある家がもっとも高いものとなり、雷が落ちやすくなる。建物に直接落雷する「直撃雷」の危険性が高いだろう。

近くに高いものがある

雷は高いものに直接落ちたあと、進路を変えて近くにある別のものに飛ぶ性質がある。家のすぐ近くに高いものがある場合は、高いものに落ちた雷が飛んでくる「側撃雷」のおそれが考えられる。

2. 家に雷が落ちるとどうなる?

雷
雷が発生した際は、外にいるよりも家の中にいたほうが安全だ。しかし、家の中でも危険性がまったくないわけではない。ここでは家に雷が落ちた場合のリスクを紹介しよう。

感電の危険性がある

たとえ室内にいても、雷による感電のおそれはある。たとえば、水道管は金属でできていて、屋外から室内へとつながっている。そのため、落ちた雷が水道管をつたって室内に入り、水まわりに近い位置にいると感電する場合がある。

停電の可能性がある

雷が落ちて電線がダメージを受けると、家が停電する可能性がある。雷による停電は復旧までに数時間かかるケースも多い。とくに夜に落雷の危険がある場合は、手に取りやすい場所に懐中電灯を置くなどの対策しよう。

家の中のものが壊れることがある

雷が落ちると、家の中にある電化製品が壊れることもある。雷によって発生した電力は、コンセントでつながっている電化製品に流れ込みやすい。とくにパソコンなどの精密機器は壊れやすいので注意しよう。

3. 家の中にいるときの雷対策

コンセント
落雷による感電や電化製品の破損といったリスクを防ぐには、次の方法で対策するのがおすすめだ。家の中にいるときの雷対策を4つ紹介するので、雷が鳴りそうな悪天候の日は気をつけてほしい。

落雷リスクへの対策法

【電源プラグを抜いておく】
落雷による電化製品の故障を防ぐには、あらかじめ電源プラグを抜いておくとよい。同様にインターネット回線のケーブルも抜いておくと安心だ。

【電化製品のアース線を付けておく】
電化製品のアース線には、余計な電流を逃がす機能がある。そのため、エアコン・洗濯機・冷蔵庫のようにアース線のついた家電は、アース線をしっかり付けておくことが大切だ。

【電化製品や水回りから離れる】
雷はコンセントにつないだケーブルや水道管をつたってくる場合があるので、落雷のおそれがあるときは電化製品や水回りから離れよう。近くにいると感電の危険がある。照明器具からも距離を取るとよいだろう。

【金属部分に触らない】
同様に、窓や水道管などの金属部分には触らないほうがよい。金属は電流を伝えやすいので、触ると感電のおそれがある。

結論

周りに高いものがない家や、すぐ近くに高いものがある家は落雷の危険性が高い。落雷のおそれがあるときは家の中に入り、窓・電化製品・水まわりから離れよう。電化製品のプラグはコンセントから抜いておき、アース線をつなぐことも有効な対策となる。
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  • 更新日:

    2023年4月30日

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