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モバイルバッテリー

モバイルバッテリーの正しい捨て方とは?安全な処分方法を解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2023年4月30日

モバイルバッテリーは捨て方を間違えると火災などの大事故につながるおそれがあるため、処分には注意が必要だ。この記事では、モバイルバッテリーの正しい捨て方を解説する。あわせて膨張したモバイルバッテリーや、リサイクルマークがないものの捨て方も解説しよう。

  

1. モバイルバッテリー処分時の注意点

モバイルバッテリーとスマホ
まずは、モバイルバッテリーの処分時に間違えやすい注意点をまとめた。充電式・乾電池式などのタイプによっても捨て方が異なるので、お持ちのモバイルバッテリーがどちらに該当するかチェックしておこう。

自治体のゴミには出せない

充電式のモバイルバッテリーは、自治体で回収していない場合が多い。充電式モバイルバッテリーの多くはリチウムイオン電池を内蔵しており、捨て方を誤ると発火のおそれがあって危険なためだ。モバイルバッテリーを捨てる際は自治体のゴミ収集には出さず、別の捨て方を検討しよう。具体的な処分方法は次の章で解説していく。

【乾電池式の場合はゴミに出せる】
一方、乾電池式のモバイルバッテリーなら自治体のゴミ収集に出せるケースが多い。自治体によっても異なるが、一般的にモバイルバッテリー本体は燃えないゴミとして扱われる。アルカリ乾電池・マンガン乾電池は、セロハンテープで電極を覆い絶縁してから捨てよう。
なお、ニッケル水素電池の場合は自治体のゴミ収集に出せない。ニッケル水素電池は、家電量販店などに設置しているリサイクル用の回収BOXに入れよう。

電池の種類や状態を確認する

充電式モバイルバッテリーの場合、電池の種類を確認することも大切だ。近年のモバイルバッテリーに使用されているのはほとんどがリチウムイオン電池だが、古いものではニカド電池・ニッケル水素電池などの可能性もある。内臓電池の種類によって捨て方が異なる場合もあるのでチェックしておこう。種類は電池に記載のリサイクルマークで判別できる。
また、モバイルバッテリーの状態も確認しよう。モバイルバッテリーは経年劣化によって膨らむ場合がある。その場合は取り扱い方に、より一層の注意が必要だ。詳しくは記事の後半で解説する。

2. モバイルバッテリーの正しい捨て方

リサイクル
ここからは、モバイルバッテリーの正しい捨て方を紹介しよう。主にリサイクルと買取の2種類があるので、モバイルバッテリーの状態に応じて検討してほしい。

リサイクルする

【JBRCの回収BOXを利用する】
充電式電池のリサイクルを推進している「一般社団法人JBRC」の回収BOXには、不要になったモバイルバッテリーを入れて捨てられる。JBRCの回収BOXは家電量販店・スーパー・ホームセンターなどに設置されている。JBRCのホームページで検索できるので、お近くの設置場所を調べてみよう。なお、回収の対象はJBRCの会員企業が製造したモバイルバッテリーのみだが、有名メーカーはほとんど会員となっているため安心してほしい。

【家電量販店に依頼する】
家電量販店には、店舗が設けるリサイクル用の回収BOXが設置されていることがあるので、そこに入れるのも手だ。回収できる電池の種類や状態は店によって異なるため、詳しくは店舗で確認しよう。

【携帯ショップに持ち込む】
携帯・スマホキャリアのショップでも、モバイルバッテリーを回収している店舗がある。まずはお近くの店舗に回収しているか問い合わせ、持ち込んで店員に渡そう。

買取してもらう

【リサイクルショップで売る】
モバイルバッテリーがまだ使える状態であれば、リサイクルショップで売るのもよい。査定額がつかないケースもあるが、有名メーカーのものや性能がよいものは買い取ってもらえる可能性がある。梱包や発送の手間がかからず、いらないモバイルバッテリーをお金に替えられるのがメリットだ。

【フリマやオークションで売る】
使えるモバイルバッテリーは、フリマやオークションで売るという手もある。フリマやオークションを利用すると、自分で販売価格を決められるのがうれしい。しかし出品しても売れるとは限らず、売れても梱包や発送の手間がかかるのが難点だ。

3. 状態別のモバイルバッテリーの正しい捨て方は?

モバイルバッテリー
モバイルバッテリーの状態によっては、上で紹介した捨て方で処分できない場合もある。モバイルバッテリーが膨張している、リサイクルマークがついていないといった場合の正しい捨て方を見ていこう。

膨張している場合

内蔵されたリチウムイオン電池が劣化するとガスが発生し、モバイルバッテリーが膨張する場合がある。この場合はモバイルバッテリーが発火する危険性があるため、ただちに使用をやめて処分することが肝心だ。
まずは製造元のメーカーに連絡し、処分方法を問い合わせよう。「資源有効利用促進法」により、メーカーには古くなったモバイルバッテリーの回収義務が定められている。もしくは膨張したモバイルバッテリーを回収できる家電量販店もあるので、そちらに問い合わせるのもよい。

リサイクルマークがない場合

リサイクルマークのあるモバイルバッテリーは、基本的にJBRCの回収ボックスで回収してもらえる。しかし古いモバイルバッテリーにはリサイクルマークがついていないこともある。リサイクルマークがない場合、メーカーに処分方法を問い合わせてみよう。上述のようにメーカーには古いモバイルバッテリーを回収する義務があるため、対応してもらえるはずだ。

結論

どこでも充電できて便利なモバイルバッテリーだが、発火の危険を防ぐためにも捨て方には注意が必要だ。充電式のモバイルバッテリーは回収BOXに入れてリサイクルするか、家電量販店・携帯キャリアショップなどに持ち込もう。まだ使える場合は買取してもらうのもよいだろう。
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  • 更新日:

    2023年4月30日

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