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布団

敷布団の適切な処分方法とは?捨てるタイミングや正しい捨て方を解説

投稿者:ライター 松岡由佳里 (まつおかゆかり)

鉛筆アイコン 2023年4月29日

使わなくなった敷布団は、かさばるうえに重いため、保管するのも処分するのも大変だ。長年、押し入れの中に入れっぱなしにしておくと、ダニやホコリで不衛生にも思える。使っている敷布団にも寿命がありそうだ。ここでは、不要になった敷布団の適切な処分方法を紹介しよう。

  

1. 敷布団を処分するタイミングは?

タンス
使っている敷布団は、買い替えるべきなのか、まだ使えるのか迷うところだ。どのタイミングで処分すればいいのだろう。敷布団の適切な処分時期には、目に見えるサインがある。

捨て時の見分け方

【敷布団の適切な処分時期 | へたり】
敷布団で最も気になるのが「へたり」だ。へたった敷布団を使い続けていると、腰が痛くなったり、保温性が低下したりする。快適な眠りの妨げになるため、適切な処分時期といえる。同じ素材でも、厚みや密度などによって、へたるスピードも違ってくる。
【敷布団の適切な処分時期 | におい】
部屋がなんとなく臭いのは、敷布団が原因かもしれない。敷布団に染み付いたにおいは、自分自身のにおいなので、あまり気が付かないかもしれない。家族から指摘を受けたら、そろそろ敷布団の買い替え時期かもしれない。
【敷布団の適切な処分時期 | 底づき感】
底づき感とは、床の感触が身体に当たる感覚だ。敷布団を長年使っていると、薄くなったり、硬くなったり、中身が偏ってしまう。こうなると寝ていても疲労感がたまってしまう。
【敷布団の適切な処分時期 | 汚れ】
汚れやシミがいくつも付いている敷布団では、気持ちよく眠れそうにもない。このようなときには買い替えのタイミングかもしれない。新しく購入した敷布団には、必ずカバーを付けることで買い替え時期を伸ばせる。

2. 敷布団の適切な処分方法

スマホ
敷布団の買い替えを決めたとき、今まで使っていた敷布団の適切な処分方法を考えなければならない。

自治体にゴミとして出す

【可燃ゴミとして出す】
自治体によっては、敷布団を可燃ゴミとして処分できる。自治体指定のゴミ袋に入れるだけなので、簡単だ。ただし、ゴミ袋に入らない敷布団も多い。小さく切って入れるなど、手間がかかる場合もある。自治体のルールに従って適切に処分しよう。
【粗大ゴミとして出す】
敷布団は可燃ゴミとして処分できず、粗大ゴミとして処分することをルールとしている自治体もある。粗大ゴミは、費用を払って業者が処分する仕組みだ。ルールは自治体によって異なる。広報誌やホームページなどで確認し、適切な処分をしよう。

そのほかの処分方法

【不用品回収業者に頼む】
引っ越しなどですぐに処分したい場合は、ゴミの日まで待てない。このような場合は、不用品回収業者に依頼する方法もある。処分の日時が指定できることもメリットだ。
【下取りしてもらう】
新しい敷布団を購入したお店で下取りしてもらえることもある。敷布団を新たに購入する際には、下取りしてもらえるかどうか確認しておこう。
【引っ越し業者に依頼する】
引っ越しをするついでに敷布団を処分したい場合には、引っ越し業者に処分を依頼することも可能だ。業者によっては処理費用がかかるケースもあるため、事前に確認しておこう。
【フリマやリサイクルショップで売る】
状態のよい敷布団であれば、フリマやリサイクルショップで売る処分方法もある。処分でき、さらにお金になるメリットがある。その反面、出品作業や梱包作業があり、送料が意外と高いデメリットもある。
リサイクルショップでは、苦労して持ち込んだのに買い取ってもらえないこともある。手間がかかっても、できるだけ高く売りたい人なら適切な処分方法といえるだろう。
【寄付する】
まだまだ使用可能な敷布団なら、慈善団体に寄付する処分方法もある。災害が起きた地域などでは、敷布団を含めさまざまな物資を必要としている。発送料は自己負担になるが、寄付することで社会貢献ができる。

3. 敷布団を適切に処分するための注意点

粗大ごみ
不要になった敷布団を適切に処分する方法はいくつかあり、それぞれ注意点もある。

自治体のルールを守る

自治体で処分する場合には、自治体のルールを必ず守るようにしよう。回収日や回収場所、処分費用の納入方法など、自治体によって違ってくる。間違った処分方法では、回収してもらえない可能性もある。

違法な不用品回収業者に注意する

不用品回収業者のなかには、「格安」「無料」などをアピールするところもある。しかし、こうした業者は「一般廃棄物処理業」の免許を持っていない違法業者の可能性も高い。あとから高額請求されることもある。違法投棄にもつながるので、必ず免許を持った不用品回収業者を選ぶことだ。

結論

敷布団を買い替えるタイミングは、へたり、におい、底づき感、汚れが気になったときだ。不要になった敷布団の適切な処分方法として、自治体のゴミに出す、不用品回収業者に依頼する、下取りしてもらうなどがある。自治体のルールに従って、適切に処分しよう。不用品回収業者は、免許を取得した正規の業者に依頼すると安心だ。
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  • 更新日:

    2023年4月29日

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