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洋食器

洋食のマナーとは?服装やカトラリーの使い方からNG行為まで解説!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2023年5月10日

洋食のマナーは知っていると役立つ知識だ。普段の生活で必要になることはあまりないが、知らないと恥をかくことがあるかもしれない。今回は、服装やカトラリーといった基本的なマナーやNG行為をおさらいし、いざというときに自信を持って楽しく食事できるよう解説する。

  

1. 洋食のマナー

スーツ
まずは、洋食のテーブルマナーの基本を確認しよう。

洋食のマナーの基本

【服装】
レストランでは、格式が高いほどフォーマルな服装が好ましいとされる。男性はスーツにネクタイ、そして革靴が基本。女性はシックな色味のワンピースがよいだろう。
比較的ドレスコードがゆるめのお店であれば、デニムやコットンといったカジュアルな素材でもOKな場合や、足先や肩の肌の露出を抑えておけば問題ない場合もある。レストランによってドレスコードのレベルが違うため、事前に必ずホームページなどでチェックするのがおすすめだ。

【入店から着席まで】
  • 入店する
  • 大きな荷物や上着はクロークへ預け、バッグは足元へ
  • 椅子の左側から着席する
入店の際は、目上の人が先に入ることを覚えておこう。荷物に小さめのポシェットなどが場合は、椅子に置くのがマナーだ。なお、背もたれやひじかけがあれば脇に置くようにしよう。
着席する際はウェイターが椅子を引いてくれるため、椅子の座面が膝裏に触れる程度の位置でそっと深く腰かけよう。テーブルとの間は、握りこぶし2つ分くらいをあけておく距離感がベストだ。

【ナプキンの使い方と置き方】
ナプキンは最初の料理が運ばれたタイミングで広げよう。このとき、2つ折にした折り目が自分のおなかに向くようにして膝の上に置く。ナプキンは食事中の口や手を拭くために用意されているので、汗や水滴を拭かないように気を付けよう。食事の途中で席を立つときは、軽くたたんで席に置くか椅子の背もたれへかける。
なお、洋食のマナーとして、食べ終わりはナプキンを適当にたたんでテーブルの左側へ置いておくというものがある。これは「キレイにたたむのを忘れるほどおいしかった」という意味になる。

【ナイフ、フォーク、スプーンの使い方と置き方】
洋食では、カトラリーは皿の両側に必要分が並べられる。洋食のマナーとして、基本的には外側から使っていき、デザートは皿の奥に置いてあるものを使う。食事中にカトラリーを置く場合はフォークを下向き、ナイフは刃を内に向けて八の字にしよう。ライスはフォークの背に乗せず、右手にフォークを持ち換えてすくって食べる。食べ終わりの合図は、カトラリーの柄をそろえて4時の方向を向くように、斜めに置くとよい。

【スープの飲み方】
スープは音を立てず、手前から奥へスプーンですくって飲むのが洋食のマナーだ。基本的に皿は持たないが、スープが残り少なくなったときは少し持って傾けてもよい。また、カップで提供されていれば持っても問題ない。ただし、スープにパンを付けるのはマナー違反になるため注意しよう。

【ドリンクの飲み方と断り方】
乾杯ではグラスの柄を持って目線の高さに上げ、食事相手と目と目を合わせながら静かに「乾杯」と言おう。グラス同士をぶつけず、飲むのもあくまで一口だけ。歓談中や食事中に少しずつ飲むのがマナーだ。
2杯目を断りたいときや違うものを飲みたいときは、軽くグラスに手をかざせばスタッフに伝わる。

2. ついやりがちな洋食のマナーにおけるNG行為とは?

洋食
洋食のマナーにおけるNGな行為を解説する。ついついやりがちなものも多いため、しっかりと覚えよう。

洋食のマナーにおけるNG行為

【落としたカトラリーを自分で拾う】
食事中にスプーンやフォークなどのカトラリーを落としてしまった場合、自分で拾ってはいけない。同席者に一言軽くおわびの言葉を述べ、小さく手を挙げてウェイターを呼び、交換してもらうのが正解だ。

【カトラリーを手にしたまま何かをする】
食事中にナプキンで口を拭いたり、グラスを持ったりすることがあるが、このときカトラリーを持ったままでは不作法にあたる。フォークであれば、同席者に刃先を向けることにもなりうる。見た目にも美しいものではないため、カトラリーを持つのは食事中のみにしよう。

【食べる順番やカトラリーを使う順番を間違える】
コース料理の場合、カトラリーはテーブルにあらじめセッティングされていることが多い。洋食のテーブルマナーにおいて、基本的にカトラリーは外側から使うように置かれている。また、肉や魚のメイン料理では、左から順に食べるのが基本だ。
もし順番を間違えた場合は、カトラリーはそのまま使い続けよう。ウェイターが次の料理をサーブする際に、さりげなく新しいものを持ってきてくれるだろう。食べる順番を間違えた場合は致し方ないが、右側から食べるとフォークとナイフがクロスし、ソースがこぼれやすくなって美しく見えなくなる。理由も含めてマナーを理解しておこう。

【料理にナイフを入れずにそのまま食べる】
料理は一口サイズに切ってからフォークで刺して食べることが基本だ。洋食では、フォークに刺したままかじる行為はマナー違反にあたる。ただ、元々一口サイズになっている料理や、ナイフを使わなくても食べられるライスやパスタなどであれば、ナイフを入れなくても問題ない。

3. 洋食のマナーはビジネスにも役立つ!ぜひ覚えておこう

洋食
テーブルマナーは、格式の高いお店に行った際に必ず求められる基本だ。マナーは周囲の人に嫌な思いをさせず、楽しく食事をするためにある。同じテーブルだけでなく、同じ空間にいる全員が食事を楽しむために、周りの人への配慮と気配りが動作に込められているのだ。
ビジネスにおいても、レストランなどの洋食店を訪れることもあるだろう。食事中のカトラリーの使い方や食べ終わりの合図など、洋食のマナーは覚えておいて損はない。ぜひ覚えておこう。

結論

洋食のマナーについて、基本的な作法からNGといわれる行為を紹介した。食事のマナーにおいて、洋食は使う食器や小物も多く、とくに迷いやすい。しかし、1回覚えてスマートに使いこなせば、周りから一目置かれるかもしれない。洋食のマナーに自信のない人も、こちらの記事を参考に家で練習してみてはいかがだろうか。
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  • 更新日:

    2023年5月10日

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