目次
- フローリングワイパーで乾拭きをする
- 水と中性洗剤を混ぜる
- 洗浄液に雑巾を浸したらかたく絞る
- 水拭きで黒ずみを拭き取る
- 乾拭きで水気をしっかりと拭き取る
- フローリングワイパーで乾拭きをする
- スプレーボトルに重曹とぬるま湯を入れてよく混ぜる
- 重曹水を雑巾に吹きかけて黒ずみを優しく拭き取る
- 重曹が白く残っている場合はかたく絞った雑巾で拭き取る
1. フローリングの黒ずみの原因とは?

フローリングの黒ずみの原因は主に2つだ。簡単にとれる裏技の前にチェックしておこう。
油や皮脂による汚れ
調理中に飛び散った油や、足の裏の皮脂で黒ずみが発生する。揚げ物など、油分が多い料理をこぼした汚れが残っているケースもあるだろう。油や皮脂による黒ずみには、触るとベタベタしているという特徴がある。
湿気によるカビ
窓の近くや洗面所など湿気の多い場所には、黒カビが発生しやすい。とくに冬は窓が結露して床がぬれるため、黒カビが繁殖しやすくなる。また、フローリングにラグや布団を敷くと通気が悪く、知らないうちにカビが発生しているケースも少なくない。
2. フローリングの黒ずみが簡単にとれる裏技

フローリングの黒ずみが簡単にとれる、2つの裏技を紹介する。中性洗剤と重曹を使った掃除方法をぜひチェックしてほしい。
中性洗剤を使う
水拭きで落ちないフローリングの黒ずみには、中性洗剤を活用しよう。掃除の手順とポイントをまとめた。
【中性洗剤を使った掃除方法】
使用するのは食器用の中性洗剤でOKだ。分量は2Lにつき中性洗剤小さじ1を目安にする。洗剤が気になる場合は、手順4のあとにキレイな雑巾で水拭きしておこう。
重曹を使う
酸性の汚れてある油や皮脂汚れは、アルカリ性の重曹で中和できる。頑固な黒ずみをスッキリ落とす、簡単にとれる裏技を試してほしい。
【重曹を使った掃除方法】
分量はぬるま湯100mlに対して重曹小さじ1を目安にしよう。重曹はワックスを溶かす恐れがある。頻繁に重曹水で拭いたり、濃度の高いものを使用したりするのはNGだ。
3. フローリングの黒ずみをとる際の注意点

フローリングの黒ずみを掃除する前に、注意点を確認しておきたい。黒ずみが簡単にとれる裏技とあわせて、チェックしておこう。
フローリング掃除の注意点
【無垢材フローリングはぬらさない】
無垢材のフローリングは調湿効果がある。水拭きをすると水分を吸収してしまうため、日頃の掃除は乾拭きでしてほしい。乾燥のしすぎにも注意が必要だ。
黒ずみを掃除する際は、かたく絞った雑巾で拭き取ってすぐに乾拭きする。逆に黒ずんでしまう可能性があるので重曹の使用はNGだ。なお、塗装によっては水拭きがOKなケースもある。
【カビとり剤は使わない】
フローリングが変色したり傷んだりするので、カビとり剤の使用は避けよう。消毒用アルコールを吹きかけて乾拭きする方法はあるが、それでも落ちないケースもある。カビを徹底的に除去したいなら、専門業者への依頼を検討してほしい。
【メラミンスポンジでこすらない】
メラミンスポンジは強い研磨作用があるため、フローリングに使うと傷がつく可能性がある。ワックスも剥がれてしまうので、黒ずみの掃除に使用するのは避けてほしい。中性洗剤や重曹を使った、簡単にとれる裏技でキレイにしよう。
4. フローリングの黒ずみを予防する方法

フローリングの黒ずみは日頃からの対策で予防できる。2つの予防法を紹介するので、ぜひ実践してほしい。
部屋の湿度を適切にする
部屋に湿気が多いとカビが発生しやすいので、室内の湿度を適切に保つことが重要だ。定期的に換気をして湿気対策をする。梅雨などの湿度が高い時期は、エアコンのドライ機能を活用するとよい。冬は窓に発生する結露をこまめに拭き取ろう。
ワックスをかけておく
ワックスが劣化すると黒ずみが発生する。半年に1回ほどワックスかけをすれば、傷や汚れがつきにくくなるだろう。業者に依頼する方法もあるが、自分でワックスをかけることもできる。手軽に使用できるワックスシートもあるので、ぜひ活用してほしい。
結論
フローリングの黒ずみの原因は、油・皮脂や黒カビだ。放置すると頑固な黒ずみになるので、簡単にとれる裏技でキレイに除去したい。中性洗剤や重曹を使った効果的な方法をチェックしておこう。フローリングを掃除する際の注意点や、黒ずみの予防方法もあわせて確認しておくと安心だ。