目次
1. 雑草除去に除草剤を使う危険性とは?

除草剤を使用すれば雑草除去は簡単だ。一方でデメリットもあるので、事前にチェックしておこう。
有害な成分が含まれていることがある
除草剤は雑草除去に効果的だが、ほかの植物も一緒に枯れる可能性がある。樹木や花の近くでは使えないうえ、離れた場所に散布しても風で飛ばされるケースもあるだろう。
また、除草剤には体に有害な成分が含まれるものもあるので、注意が必要だ。安全性や使い方を確認したうえで使用しよう。除草剤を使わない雑草除去の裏技も、あわせてチェックしてほしい。
2. 除草剤を使わない雑草除去の裏技

除草剤を使用しない安全な雑草除去の裏技を4つ紹介する。正しい使い方とメリット・デメリットを詳しくまとめたのでみていこう。
熱湯を使う
狭い範囲の雑草除去には熱湯を使った裏技が役に立つ。沸かした熱湯をかけるだけでよく、お金がほとんどかからないのがメリットだ。根本にかけてから7~10日ほど待つと抜きやすい。
一方で広範囲への散布は難しいので、コンクリートの隙間など狭い範囲の雑草除去におすすめだ。根が枯れていないとまた生長するため、少し生えてきたときに繰り返しかけるとよいだろう。
酢を使う
お酢は酸性の性質があり、雑草の根から浸透することで枯らす効果が期待できる。お酢を使用した安全な除草剤もあるが、一般的なお酢でもOKだ。まずはホワイトビネガー(4L)に食器用中性洗剤(小さじ2)を混ぜよう。
あとはスプレーボトルに入れて雑草に撒けばOKだ。お酢が早く乾くため、気温が20度を超える暑い日が撒くのに適している。一方でお酢はツンとした臭いがあるので、近隣住民の迷惑にならないように注意してほしい。
重曹を使う
高濃度の重曹水を雑草除去に活用する裏技だ。完全に除去するのは難しいが、成長を遅くする抑制効果が期待できる。水(1L)に重曹(100~200g)を溶かして散布しよう。
鎌などで雑草を傷つけておくと重曹が浸透しやすい。ちなみに、重曹(1g)を水(1L)で希釈した重曹水は、植物のうどんこ病・灰色カビ病の予防に活用することが可能だ。
3. 除去後に雑草が生えないようにする裏技

雑草除去の後に対策をして、草むしりの手間を軽減したい。雑草を生えないようにする裏技を紹介しよう。
雑草を予防するための対策
【防草シートを敷く】
防草シートとは光を遮断して雑草が生えるのを防ぐシートだ。光合成ができなくなるため、生育する前に枯れる。敷くだけで雑草の予防が可能だ。
【砂利を敷く】
雑草に砂利を敷いて日光を遮断すれば、雑草が生えにくい。防草シートと組み合わせるとさらに効果的だ。砂利を上に敷けば防草シートが見えなくなるので、見栄えも良くなる。
結論
除草剤を使わず雑草除去がしたいなら裏技を試してみよう。熱湯や酢、重曹を使うことで、安全に雑草対策ができる。それぞれのやり方とメリット、デメリットをぜひチェックしてほしい。除草後は雑草が生えてこないように予防しよう。防草シートを敷く、砂利を敷くなどの裏技を実践すれば、草むしりの手間を軽減できる。