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テレビの寿命を延ばす方法とは?故障の症状や長持ちさせるコツを解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2023年5月 5日

どの家庭にも1台はある家電製品のひとつ、テレビ。テレビの寿命はどのくらいなのかをご存知だろうか。ここではテレビに寿命が近づいているサインや、テレビの寿命延ばす方法について紹介する。テレビを購入してから長い期間がたっている人はぜひ参考にしてほしい。

  

1. テレビの寿命はどれくらい?

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液晶テレビは、およそ6万時間視聴できるといわれている。単純計算すると、朝3時間、夜5時間の1日8時間つけたままだとしても、約20年間利用することが可能だ。ただ、気温が25度と仮定した場合で考えられた視聴時間のため、テレビを置いている部屋の環境によってはさらに短くなる可能性もある。そのため一般的な液晶テレビの寿命は8~20年とされている。

テレビの種類別の寿命

テレビに使われているパネルの種類によってもテレビの寿命は異なる。液晶テレビは約6万時間(8年~20年)、有機ELテレビは約3万時間(4年~10年)、プラズマテレビは約6~10万時間(15年~30年)視聴できるとされている。有機ELテレビと比較すると、液晶テレビ、プラズマテレビは比較的長期間の利用が可能だ。しかし、あくまでも理論上で導き出された時間なので、実際の使用期間とは差異が生じるだろう。

2. テレビの寿命を知らせる症状とは?

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テレビに寿命が近づいてきたとき、どのような症状が現れるだろうか。ここではテレビの故障が疑われるサインを紹介しよう。

テレビの故障が疑われるサイン

テレビに次のような症状が現れたら故障している可能性が高い。

【画面の明るさが足りない】
液晶テレビは、光を後ろから当てる「バックライト」により映像を映し出している。長年テレビを使用していると、バックライトの電力は少しずつ低下し、寿命が近づいているテレビは購入時の50%程度まで明るさが落ちるという。そのため画面の明るさが足りないと感じるようになったら、テレビの寿命が近づいているサインだ。

【画面に縦線が入っている】
液晶テレビが故障してしまうと、画面に縦線が入る。縦線が入った状態でも視聴し続けることはできるが、一度線が入った画面を自力で直すことは難しく、放置していると悪化してしまう恐れも。テレビを再起動しても縦線が直らない場合は、販売店やメーカーに問い合わせるようにしよう。

【ノイズが発生している】
画面に問題がなくても、音に不具合が出てくる場合は故障のサインだ。購入してから長い月日が経過しているテレビは、スピーカーが故障しやすい状態になっている。テレビから発する音に違和感があるときは、スピーカーの部品に問題があるかもしれない。しかしテレビに録画機器などを取り付けている場合、配線の接続不良や断線が原因で異音がしている場合もある。音の異変に気付いたときは、配線に問題がないかも確認することが大切だ。

【異臭がする】
テレビから焦げたような臭いがする場合、テレビ内部がショートしている可能性があるのですぐに使用を止めよう。放置してしまうと、発火につながる恐れがあり危険だ。焦げたような臭いを感じたらテレビのプラグを抜き、早急に家電量販店やメーカーに問い合わせよう。

【電源をオンにできない】
テレビの電源が入らない場合も、テレビ内部にある電源基盤やバックライトが故障している可能性がある。画面は映らないが音声は聞こえる、という状態であればライトの部品交換をすることにより修復可能な場合もある。リモコンに不具合が生じている可能性もあるので、テレビ本体の電源を使って電源がオンになるか試してみることも大切だ。しかし10年以上使用しているテレビであれば寿命に達していると考え、買い替えを検討するのがおすすめだ。

3. テレビの寿命を延ばす方法とは?

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テレビは高額な買い物のひとつでもあるので、できるだけ長期間使用したいものだ。ここではテレビの寿命を延ばす方法を紹介しよう。

テレビを正しく使う

一般的に、テレビは長期間使用できると考えられるが、使い方や設置場所の環境によっては寿命が短くなる可能性もある。テレビの寿命を延ばすことにつながる、テレビの正しい使用方法を見てみよう。

【適切な明るさにする】
テレビの明るさは設定で変更できるが、明るさのレベルを髙く設定しすぎてしまうとバックライトに負担がかかり、バックライトの劣化が早まる原因になる。また明るく設定することで消費電力も増えてしまう。テレビは明るくしすぎないように設定するのがよい。

【電源を入れっぱなしにしない】
テレビ画面には発光寿命があり、長時間テレビの電源が入ったままにしていると、パネルが劣化しやすいといわれている。テレビを見ていないときは、こまめに消すのがおすすめだ。

【電源のオンとオフを頻繁に繰り返さない】
見ていないテレビはこまめに消すことをおすすめしたが、テレビは電源をつけたときに大きな電力を使うため、頻繁に電源を入れたり切ったりすることは避けたほうがよい。テレビを消したあとは時間を置いてから電源を入れるようにするなど、短い時間でオン、オフを繰り返すことは避けよう。

【画面に保護パネルを貼る】
テレビの画面に物などがぶつかると、パネルの一部が割れ液晶画面が破損してしまう。液晶パネルの交換は高額なため、小さい子どもが物をぶつけるなどの心配がある人は、液晶画面に保護パネルを貼るとよい。

テレビの置き場所や掃除方法を見直す

テレビは、置く場所やホコリをためないような掃除方法を実践することで寿命を延ばせる。以下に4つの方法を紹介する。

【直射日光を避ける】
直射日光の当たる場所にテレビを置いた場合、テレビ本体が高温になる。テレビの内部には繊細な回路、基盤が多くあるため、高温になると機能の劣化を早め寿命を短くする原因に。テレビは直射日光の当たらない場所に置くのがおすすめだ。

【湿気を避ける】
テレビは、防水タイプ以外は水分や湿気に弱い構造となっている。窓の近くにテレビを置くと、結露による水分や雨水が窓から入り込むことなどにより、テレビがぬれてしまうリスクが高まる。テレビは窓の近くには置かないようにしよう。

【不安定な場所は避ける】
段差などがある不安定な場所にテレビを置くと、転倒の原因になる。テレビに衝撃を与えると内部の基盤に影響を及ぼし故障する可能性があるため、平らな場所や人がぶつからない場所に置くとよい。

【ホコリをためないようにする】
テレビの内部にホコリが入ると基盤や回路が故障したり、熱がこもる原因になったりする。テレビは静電気が発生しやすくホコリを吸着しやすい性質があるため、乾いた布などで定期的にホコリを拭き取るのがおすすめだ。

4. テレビの修理や買い替えの見極め方

壊れたテレビ
テレビが故障してしまったとき、修理と買い替えどちらがいいのか悩むこともあるだろう。液晶テレビに問題はなく、ケーブルやリモコンの不具合程度の故障であれば修理がおすすめだ。修理をする場合は、まず修理会社に見積もりを出してもらい買い替えする場合の値段と比較するようにしよう。製造から10年近く経過しているテレビが故障した場合は、寿命と考え修理よりも買い替えを検討したほうがよい。

寿命を迎えたテレビの処分方法

テレビは家電リサイクル法対象品目のひとつである。そのため粗大ごみとして処分することはできない。自分で処分する場合は、リサイクル券を発行してもらう必要があり手間がかかる。新しいテレビを購入する家電量販店などに引き取ってもらうのがいいだろう。

結論

テレビの寿命延ばす方法について紹介した。テレビを置く場所に気を付けたり、正しい使い方を心がけたりすることで、テレビの寿命は延ばせる。テレビは高額な買い物のひとつでもある。今回紹介した方法をぜひ試して、少しでも長い期間使えるようにしてほしい。
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  • 更新日:

    2023年5月 5日

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