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女性でも使える缶切りの代用品は?缶詰を簡単に開ける方法を解説

投稿者:ライター 廣澤京子 (ひろざわきょうこ)

鉛筆アイコン 2023年5月23日

非常食用やおつまみ用など、さまざまな種類の缶詰を備蓄している人も多いだろう。しかし最近の缶詰にはほとんどプルタブがついているため、缶切りを持っていない人もいるのではないだろうか。そこで今回は、プルタブが取れたり、ついてなかったりして缶切りが必要な場面に直面したときに代用できるものを紹介する。缶切りの代用品を使えば、女性でも簡単に缶詰を開けられるため試してほしい。

  

1. 女性でも使える缶切りの代用品

ピーナッツバター
ここでは、女性でも使える缶切りの代用品について紹介しよう。缶切りがなくても缶詰を簡単に開けられるアイテムが多数あるので参考にしてほしい。

缶詰を簡単に開けられるアイテム

【スプーン】
耐久性の高いスプーンを用意してほしい。スプーンの柄をしっかりと握り、スプーンの先端を缶詰に当てたら、一定の圧力をかけ前後に摩擦しよう。こすり続けることで表面が薄くなり、そのうち穴が開く。缶に穴が開いたら、穴の中にスプーンを入れて缶のフタをこじ開けよう。この方法は、警視庁のホームページでも紹介されているので、覚えておくと役立つだろう。
【ナイフ・ハサミ】
スプーンが使えない場合は、ナイフやハサミでも代用可能だ。刃先部分に気を付けて持ち、ナイフ・ハサミの先端で缶の縁をこすって穴を開けよう。テコの原理で穴を大きくしたら、刃先部分を差し込んで、缶切り同様に縁に沿って開けていく。ナイフやハサミの刃先で缶詰を開ける際は、ケガをしないように注意して使用してほしい。
【マイナスドライバー】
マイナスドライバーは、缶切りの代用に向いていておすすめだ。缶詰の縁にマイナスドライバーを当てたら、持ち手部分を固い石やトンカチで叩こう。マイナスドライバーに、輪ゴムや軍手、タオルなどを使用して滑らないようにするといい。缶詰の縁に穴が開いたら横にずらして同じ作業を繰り返そう。2/3ほど開いたら、マイナスドライバーを差し込んで、テコの原理でフタを押し開けよう。力が強すぎると缶詰の中身までドライバーが刺さってしまうので注意が必要だ。
【ニッパー】
ニッパーは、固い金属を切断する工具なので缶切りの代用になる。ニッパーの先端で缶詰に穴を開けたら、片方の刃を入れてフタを切り開いていこう。針金や電線などの固い金属を切断するニッパーなら簡単に缶詰を切れるが、破片が混入する恐れがあるため注意してほしい。
【アイスピック】
氷を細かくする際に使うアイスピックでも、缶切りの代用が可能だ。ただしアイスピックは長く先が尖っているため、力のかけ方によって折れることがある。危険がないように軍手をはめることがおすすめだ。缶の下に滑り止め用のタオルを敷いたら、アイスピックの先を缶の縁に当てる。石やトンカチなど硬いものでアイスピックの柄の部分をトントンと穴が開くまで叩こう。穴が開けば、1cmほどずらしたところを同じように叩き、それを繰り返して一周するといい。穴が開いた箇所の点と点を繋いで線にするような形で同様に穴を開けたら、アイスピックの先端を入れてフタを持ち上げよう。
【小銭】
小銭を使って缶詰を開ける場合は、10円玉がおすすめだ。ケガをしないように軍手を着用してから行おう。フタの縁に10円玉を当て、強くこすりつけて穴を開けよう。少しずつずらして、縁に沿って穴を開け、2/3ほど切れたら10円玉を差し込みテコの原理で押し開けるといい。

2. 屋外で缶切りの代用になるものは?

空
キャンプなど、屋外で缶切りが必要になることもあるだろう。そんなときの缶切りの代用になるものを紹介する。

コンクリートやアスファルトで擦る

屋外で缶切りがない場合、そばにコンクリートやアスファルトがあれば缶詰を開けることが可能だ。コンクリートやアスファルトがない場合は、大きな岩の平らな部分を利用しよう。
コンクリートの上に缶詰を逆さまにして置いたら、缶詰を押さえつけて円をかくようにコンクリートに擦りつける。そうすると、缶詰のフタの縁が削れてフタが取れるのだ。フタが取れたらひっくり返して完了だ。缶詰は縁の接合部分を削ると取れるように作られているため、力の弱い子どもや女性でも簡単に開けられる。災害時などにも役に立つので、覚えておくといいだろう。

3. 缶切りを代用する際の注意点

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缶切りを代用する際は、安全のため注意して行おう。代用品で缶詰を開ける際の注意点についてみていく。

ケガをしないように細心の注意を払う

缶切りの代用品は、先端が尖っていたり刃先が鋭かったりするものが多いため、必ず軍手やタオルを使おう。タオルなどがない場合は、ハンカチや布などでも代用できる。大きなケガに繋がる恐れがあるため、うっかり手を滑らせて切ってしまったということがないように注意しよう。子どもやペットなどがいる場面で使用する際は、むやみに触ったりしないよう、使用する環境に注意して缶切りの代用品を使用してほしい。

結論

缶切りはさまざまなもので代用が可能だ。スプーンや小銭など自宅にあるもので開けられるため、缶切りがない場合に試してみてほしい。屋外で缶切りがないときは、コンクリートやアスファルトに擦りつければ、女性でも簡単に缶詰を開けられるだろう。代用する際は、軍手やタオルなどを使用して、ケガのないように注意して缶詰を開けてほしい。
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  • 更新日:

    2023年5月23日

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