目次
1. スマートフォンのアップデートの目的とは?

スマートフォンのアップデートは、1年に1回程度の大型アップデートや頻繁に行われるアップデートがある。アップデートの目的は何なのだろう。
アップデートが行われる目的
スマートフォンのアップデートは、不具合の解消、セキュリティ上の修正といったスマートフォンを安全に利用するために必要なことだ。実は、私たちのスマートフォンは不正アクセスやウイルス感染といったリスクに囲まれている。そのリスクを回避するため、短いスパンでアップデートを繰り返しているのだ。アップデートの通知が届いたら、できるだけ早くアップデートすることが大切だ。
2. スマートフォンのアップデート中にやってはいけないこと

アップデートするタイミングなどがわからないという方もいるだろう。アップデート中にやってはいけないことなどを中心に紹介しよう。
電源を切る
スマートフォンのアップデート中にやってはいけないことは、電源を切ることだ。初期化されてしまったり、起動不能になってしまう可能性がある。早くスマートフォンが使いたいときなどにアップデートがなかなか終わらず、再起動するか迷うこともあるが、じっと我慢して待つことだ。
ネット接続を切る
スマートフォンのアップデート中にやってはいけないことは、ネット接続を切ってしまうことだ。ネット接続を切ってしまうとリカバリーモードになってしまう。リカバリーモードになると、強制的にスマートフォンが初期化されてしまうので注意が必要だ。
3. スマートフォンのアップデート前にやっておくこと

スマートフォンをアップデートするときには、いくつかの注意点がある。
アップデートする際の注意点
【データをバックアップしておく 】
スマートフォンのアップデートをしても、データやアプリが消えてしまうことはない。しかし、アップデートに失敗したときには、データやアプリが消失してしまう可能性もある。アップデートをする前には、クラウド上などにデータのバックアップをとっておくと安心だ。
【空き容量を確認しておく 】
アップデートのために、大量のデータがダウンロードされる。そのため、メモリに十分な空き容量が必要になる。アップデート前にメモリ容量を確認しておこう。メモリは最低でも2Gは必要となる。メモリの残量は、設定からストレージをタップすると確認できる。
【各種パスワードを確認しておく】
アップデート後は再起動が必要となる。このとき、指紋認証や顔認証は利用できない。PINコードの入力が必要となる。また、アップデートに失敗するとスマートフォンが初期化されてしまう。その場合、IDやパスワードも消えてしまうので、各種パスワードを確認しておこう。
【ネットに接続しておく】
スマートフォンのアップデートは、ネットから大量のデータをダウンロードする。ネットに接続せずにアップデートすると、大量のデータ通信を行うことになる。そのため、月の契約通信容量をオーバーしてしまう可能性もある。アップデートするときには、できるだけWi-Fiでネット接続しておこう。
【充電器に繋げておく】
スマートフォンのアップデート中に電源が切れてしまうと、起動しなくなってしまう可能性がある。アップデート中は、途中で電源が切れないようになっている。しかし、バッテリー切れで電源がオフになってしまうことも考えられる。バッテリーが十分充電されていることを確認しよう。もし不安なら、充電器に接続したままでアップデートしよう。
【アプリの互換性を調べておく】
インストールしてあったアプリが、アップデートによる新しいOSに対応していない場合もある。アプリがOSに対応していない場合には、アプリが使えなくなったり、動作が不安定になったりする。アップデートによって使えなくなるのが困るアプリは、事前に互換性を確認しておこう。
【時間に余裕をもって行う 】
OSのアップデートでは、大きなデータをダウンロードする必要があるため、時間がかかることがある。アップデート中はスマートフォンは使えない。ビジネスマンなら、日中のアップデートは避けるべきだ。1~2時間程度、余裕をもって行おう。
結論
スマートフォンのアップデートは、不具合の解消、セキュリティ上の修正などを行うために必要だ。アップデートでやってはいけないこととして、電源を切る、ネット接続を切るなどがある。また、アップデートする際の注意点として、データのバックアップ、空き容量やパスワードの確認をしておこう。アップデートはこまめに行い、スマートフォンをリスクから守ろう。