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結婚式

結婚式の服装マナー | ゲストや親族の着こなし方を男女別に解説

投稿者:ライター 江南香澄 (えなみかすみ)

鉛筆アイコン 2023年6月18日

結婚式に招待されると、何を着ていくか悩んでしまう方も多いだろう。きちんと結婚式の服装マナーを守らなければ、新郎新婦に迷惑がかかってしまう恐れもある。そこで今回は、結婚式の服装マナーを男女別に紹介する。

  

1. 結婚式の服装マナー | 男性編

スーツ
男性の結婚式での服装マナーには、どのようなものがあるのか見ていこう。

服装選びのポイント

フォーマルな場である結婚式の服装は、ブラックスーツやダークスーツを選ぶのが一般的だ。ダークスーツよりもブラックスーツのほうが、格式の高い装いになる。服装は結婚式や披露宴が開かれる会場の格にも合わせることが大切なため、格式の高い結婚式場やホテルの場合は、ブラックスーツの着用をおすすめする。ブラックスーツやダークスーツどちらの場合でも、白い無地のシャツを合わせるのが基本のスタイルである。シャツの襟にもさまざまな種類があるが、結婚式に出席する際にはレギュラーカラーかウイングカラーを選ぶのがポイントだ。
【NGな服装マナー】
結婚式の服装マナーにはNGポイントもある。新郎新婦とかぶる可能性がある、白や明るいグレーなどのスーツや派手な柄のスーツは避けるべきだ。また、黒のシャツはカジュアルな印象が強いため選ばないようにしよう。
【男の子の服装マナー】
男の子は、シャツにネクタイを合わせてジャケットやベストを着用するとフォーマルな装いになる。子どもなら半ズボンでもOK。靴下は白を選び、革靴を履こう。

2. 結婚式の服装マナー | 女性編

ドレス
続いて女性の結婚式の服装マナーを紹介する。

服装選びのポイント

女性の結婚式の服装は、洋装と和装の両方から選べる。和装の場合は既婚であれば訪問着を、未婚であれば振袖や訪問着を着用する。洋装の場合はワンピースやドレスを着用するのが一般的だ。結婚式はフォーマルな場であるため、肌の露出が少ない服装を選ぶのがポイントである。肩が出るようなドレスなどを着用する場合には、ボレロなどを羽織るようにしよう。
【NGな服装マナー】
純白を表す白は、花嫁だけが身にまとえる色であるため、ゲストが着用するのはマナー違反である。また、フォーマルな場である結婚式にはミニスカートは不向きだ。上品な印象を与える膝丈のものを着用しよう。
【女の子の服装マナー】
女の子は、かわいらしいワンピースや、おしゃれ着のトップスとスカートの組み合わせでもいいだろう。子どもなので色柄はあまり気にする必要はないが、念のため花嫁カラーの白は避けるとよい。

3. 結婚式の服装マナー | 親族編

和装
親族にも結婚式の服装マナーはある。服装マナーを知らずに恥ずかしい思いをしないよう、きちんと理解しておこう。

服装選びのポイント

家族や親族は新郎新婦とともに、ゲストをもてなすホスト役でもあることを忘れてはいけない。華やかさを重視するよりも、きちんとした装いで上品な服装を選ぶのがポイントだ。両家で服装の格が違ってしまわないように合わせておく必要もある。
【両親の服装マナー】
父親の正礼装にはモーニングやタキシードがあるが、結婚式を行う時間帯で選ぶデザインが変わってくる。モーニングは朝から夕方頃まで着られる正礼装である。夕方以降に結婚式を行う場合には、タキシードか燕尾服のどちらかを選ぼう。
長年母親の正礼装は黒留袖であったが、近年では結婚式のカジュアル化や母親の年齢層の変化により、洋装も正礼装として扱われるようになった。洋装の場合は、くるぶしが隠れる丈のロングドレスを着用しよう。ドレスの色は必ずしも黒である必要はない。結婚式の雰囲気に合わせて、明るいベージュなどを選んでもいいだろう。
【男性親族の服装マナー】
男性親族の場合は、略礼装であるブラックスーツやダークスーツを着用する。ほかにも男性親族の服装として、ディレクターズスーツといわれる準礼装もある。基本的に略礼装で問題はないが、バージンロードのエスコート役や親代わりの立場の場合は、ディレクターズスーツやモーニングを選ぼう。
【女性親族の服装マナー】
女性親族は、和装と洋装のどちらを選んでも問題ない。和装の場合は、先述した女性編での和装の選び方を参考にしてほしい。洋装の場合、白以外であれば色に決まりはなく、ロングドレスである必要もない。若い世代であれば、黒やネイビーなどの落ち着いた色ではなく、明るいカラーで華やかさを出すのもいいだろう。
【学生の服装マナー】
学校の制服も正装であるため、制服で出席するのが主流だ。靴下は白や黒、靴は革靴などきちんと感のある装いにする必要がある。また、近年では大人と同じようにスーツやドレスを着用する人も増えてきている。制服を着るのか、スーツやドレスを着るのかは本人の要望に合わせて決めるといいだろう。

4. 結婚式の服装マナー | 小物編

くつ
ここまで結婚式の服装マナーを紹介してきたが、身につける小物にも注意が必要だ。ここからは、結婚式で身につける小物のマナーを見ていこう。
【男性の小物のマナー】
男性ゲストの靴は黒の革靴が基本である。つま先に横線が1本入っているストレートチップや飾りのないプレーントゥが適している。小さい穴飾りのあるメダリオンタイプやブーツはカジュアルな印象になるため避ける。靴下は黒でミドル丈のものを選ぼう。ネクタイはシルバーグレーや白のネクタイがおすすめ。ほかにもお祝いの席にふさわしい、光沢感のある明るい色合いのネクタイを選んでもいいだろう。
【女性の小物のマナー】
結婚式が昼間に行われる場合は、輝きを抑えたパールなどのシックなアクセサリーを選ぼう。反対に夜は本物のジュエリーやクリスタル、ラインストーンなどで華やかさを演出するとよい。また、結婚式では大きすぎるバッグは避け、上品な素材の小ぶりなパーティーバッグを選ぼう。

結論

結婚式の服装マナーにはさまざまなものがある。新郎新婦の素敵な思い出に残るよう、結婚式の服装マナーはきちんと守りたい。マナーを知らずに恥をかいてしまったり、新郎新婦に迷惑をかけてしまったりすることがないよう、本記事を参考に結婚式の服装マナーをしっかり理解しておこう。
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  • 更新日:

    2023年6月18日

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