目次
1. スマホの寿命は何年くらい?

スマホが故障する前に買い替えるために、寿命が何年くらいなのか確認しておきたい。スマホ本体とバッテリーに分けて寿命の目安を解説する。
スマホ本体の寿命
スマホ本体の寿命は「3年~4年」が目安だ。機種や使い方によって差はあるが、3年を過ぎると故障する確率が高くなる。購入してから何年くらいなのかチェックしておくことが重要だ。
バッテリーの寿命
バッテリーの寿命は「1年半~2年」を目安にしよう。充電を繰り返すことで寿命は短くなる。スマホに使われるリチウム電池は、500回の充電サイクルで劣化するのが一般的だ。たとえば1日に1回充電すると、1年半ほどで寿命がくると考えられる。
2. スマホの寿命が近づいたときの症状

スマホの寿命が近いときに現れる症状をまとめた。壊れる前のサインを見逃さないようにしよう。
寿命を知らせるサイン
【動作が遅い】
スマホの動作が遅くなったと感じたときは、バックグラウンドのアプリをオフにしてほしい。そのうえで不要なアプリやデータを削除しても改善しないなら、寿命が近いと考えられるだろう。
【充電がすぐなくなる】
充電がすぐになくなる場合、バッテリーの寿命が近い。バッテリーの問題なら交換すれば改善するだろう。ただし、スマホ本体の寿命が近い場合でも、処理能力が低下して充電が早くなくなるケースがある。
【バッテリーが膨らんでいる】
バッテリーの膨張や過度な発熱は、寿命が近いサインだ。本体が故障する原因にもなるので、バッテリーの交換やスマホの買い替えを検討してほしい。
【電源が落ちたり再起動したりする】
スマホの寿命が近いと、処理能力が低下して電源が落ちたり再起動を繰り返したりすることがある。アプリやデータを削除しても改善しないなら、買い替えを検討してほしい。ただし、ウイルスの感染やバッテリーの劣化によって、このような症状が発生しているケースもある。
【OSのアップデートができない】
スマホが古くなると、OSやアプリのアップデートに対応できない。とくにOSのアップデートができなくなると、セキュリティ面でリスクが高くなる。対応できなくなったら買い替えを検討してほしい。
3. スマホの寿命を延ばすコツ

スマホの寿命は使い方や保管方法によって左右される。寿命が何年か確認しつつ、寿命を延ばすコツを実践してほしい。
適切な環境で正しい使い方をする
【高温や低温の場所に置かない】
スマホは高温や低温に弱い。直射日光が当たる場所に置いたり、保冷剤で冷やしたりするのはNGだ。
【スマホが熱くなりすぎないようにする】
スマホが発熱したときは、画面をオフにしたり電源を切ったりすることで温度を下げる。急激な温度変化は逆効果なので、扇風機の風で負担をかけないように冷やしてほしい。
【充電中にスマホを操作しない】
充電しながらでは発熱によって負担がかかるので、スマホの操作するのは避けよう。充電途中でも、充電器から取り外してから使用することが大事だ。
【過充電をしない】
100%の状態で充電を続けるとバッテリーが劣化しやすい。充電が終わる前に充電器を取り外すことが、寿命を長持ちさせることにつながる。
【不要なアプリは削除する】
アプリが多いとスマホに負担がかかるので、不要なものは削除しよう。定期的に見直して整理するのがポイントだ。
【水にぬらさない】
故障の原因になるのでスマホをぬらさないように注意する。浴室など、湿気が多い場所に持ち込むのは避けてほしい。防水機能を備えた機種でも故障を完全には防げないので、なるべくぬらさないように注意しよう。
4. スマホが寿命を迎える前にすべきこと

スマホの寿命が近いと感じたときに、やっておきたいことをまとめた。スムーズに買い替えるため、寿命の年数とあわせて確認しておこう。
故障する前にしておきたいこと
【データをバックアップしておく】
スマホが故障するとデータの取り出しが難しくなるので、バックアップをとっておく。iPhoneとAndroidで適した方法が異なる。スムーズにデータ移行できるように、バックアップのやり方を調べておくと安心だ。
【修理するか買い替えるかを決める】
スマホを修理するには費用がかかる。古いスマホだと直しても他の部品が壊れる可能性が高いので、買い替えたほうがよいだろう。なお、修理には予約が必要なことが多く、直るまで時間がかかる可能性がある。
【補償サービスの内容を確認しておく】
スマホの保証期間と補償サービスをチェックしよう。キャリアやメーカーの補償サービスに加入している場合は、お得に修理を受けられる可能性が高い。詳しい内容や条件を確認することが重要だ。
結論
スマホの寿命が何年かわかれば、適切な時期に買い替えられる。スマホ本体とバッテリーの寿命を、それぞれチェックしておこう。壊れる前のサインとあわせて確認しておくことが大事だ。スマホの寿命が何年くらいなのかといった知識とあわせて、寿命を延ばすコツや故障前に必要な準備を調べておくとよい。