目次
- 電源を切ってブレーカーを落とす
- フィルターやファンなどのパーツを取り外す
- ぬるま湯に重曹を溶かして、パーツを1時間ほどつけ置きする
- 中性洗剤を水で薄め、換気扇の内部を水拭きする
- 洗剤が残らないように水拭きする
- つけ置きしたパーツをすすいで、完全に乾燥させる
- 外したときと逆の手順で取り付ける
- 電源を切ってブレーカーを落とす
- ファンを取り外す
- 露出した回転軸にオイルを塗布する
- 外したときと逆の手順で取り付ける
1. 換気扇の音がうるさい意外な原因とは?

換気扇の音がうるさい意外な原因を、場所別に解説する。キッチンと風呂場、トイレ・洗面所にわけて紹介しよう。
キッチンの換気扇の異音の原因
キッチンの換気扇(レンジフード)は、油汚れやホコリによって異音が発生するケースが多い。油を使用する頻度が多かったり、換気扇掃除を怠っていたりする場合は、とくに注意が必要だ。そのほかにはオイル不足やサビ、軸ズレ、経年劣化が考えられるだろう。
風呂場の換気扇の異音の原因
風呂場は湿気が多いため、サビによる異音が発生しやすい傾向がある。掃除を怠っている場合は、ホコリなどの汚れによる異音の可能性が高い。ほかにはオイル不足や軸ズレ、経年劣化も、音がうるさい意外な原因になるケースもある。
トイレや洗面所の換気扇の異音の原因
衣服を脱ぎ着するトイレや洗面所の換気扇は、ホコリがたまりやすい。掃除を怠っている場合は、ホコリの付着による異音を疑おう。ほかにはオイル不足や軸ズレ、経年劣化のケースがある。キッチンやお風呂場と比較して湿気は少ないため、サビが発生している可能性は少ないだろう。
2. 換気扇のうるさい音を放置するとどうなる?

換気扇の音がうるさいまま放置した場合に発生するリスクをまとめた。意外な原因とあわせて、チェックしてほしい。
火災や健康被害の原因になる
換気扇の音がうるさいまま放置すると、故障や劣化の原因になる。部品が外れたり発火したりすると非常に危険だ。周りに引火すれば火災の原因になるだろう。
さらに換気能力が低下すると、湿気や汚れた空気を十分に排出できない。カビが発生しやすくなるので、健康にも悪影響だ。キッチンの換気扇の場合、悪臭がしたり害虫を引き寄せたりする恐れもある。
3. 換気扇の音がうるさいときの対処法

換気扇の音がうるさい意外な原因は、異音の種類によって特定できる。意外な原因別にそれぞれの対処法を紹介しよう。
換気扇の異音の直し方
【「ゴー」「ブォー」と音がする場合】
油汚れやホコリによって異音が発生している。なお、こちらはキッチンの換気扇(レンジフード)の掃除方法だ。詳しい掃除方法は換気扇のタイプや機種によって異なるので、取扱説明書で確認しよう。
【「カラカラカラ」と音がする場合】
回転軸のズレやモーターの破損が原因の異音だ。自分では対処が難しいので、専門業者に点検や修理を依頼してほしい。
【「キュキュ」と音がする場合】
回転軸のオイル(潤滑油)不足が原因だと考えられる。換気扇用のオイルを補充してほしい。ファンが回転するときに飛び散ってしまうので、オイルのつけ過ぎには注意が必要だ。
【「ジー」と音がする場合】
換気扇の内部にサビが発生している可能性が高い。サビを取り除いても部品の劣化は元には戻らないので、業者に交換を依頼しよう。
【「キーン」「キー」と音がする場合】
経年劣化や故障により、換気扇の音がうるさいと考えられる。換気扇の寿命は10~15年なので、過ぎてる場合は交換を検討しよう。
使用頻度が高いと10年より早く寿命を迎えるケースもある。なお、複合的に発生した意外な原因で異音がすることもあるので、新しい換気扇の場合は業者による点検を検討してほしい。
結論
換気扇の音がうるさいときは、まず原因の特定から始めよう。意外な原因が隠れているケースも多く、故障や火災につながる恐れがある。異音の種類によって原因と直し方は異なるので、効果的な対処法を確認することが大事だ。もし紹介した対処法を試しても直らないときは、業者による修理や交換を検討しよう。