目次
- 粗熱が取れたら網と受け皿を取り外す
- 食器洗い用洗剤をスポンジにふくませる
- ぬるま湯とスポンジで魚焼きグリルを洗う
- 落ちない汚れは古い歯ブラシでこする
- キレイに洗い流して水気を拭き取ったら元に戻す
- 粗熱が取れたらキッチンペーパーで水拭きする
- 汚れが酷い場合は布に食器洗い用洗剤を含ませて水拭きする
- 洗剤が残らないように水拭きする
1. 魚焼きグリルを汚さずに使う方法とは?

魚焼きグリルを汚さずに使う方法を、焼き方と便利アイテムにわけて紹介する。洗う手間を軽減するために、ぜひ役立ててほしい。
魚の焼き方を工夫する
【グリルを加熱してから焼く】
魚を焼く前に5分ほど強火で加熱(予熱)する方法がおすすめだ。皮や身が焼き網にくっつきにくくなるため、洗う手間が軽減される。焼き網にサラダ油を塗っておくのもよい。
また加熱してから焼くと、皮がパリッと仕上がる。外側を素早く焼き固めて旨味を閉じ込めることで、美味しく焼き上がるのも魅力だ。
【魚は常温に戻しておく】
魚を常温に戻しておくことで汚れがつきにくくなる。急激な温度差によるパサつきや、焼き縮みを防止することが可能だ。
下ごしらえを含めて30分ほど前に、冷蔵庫から出しておくとよい。一方で魚が傷むので常温で長時間放置するのはNGだ。夏場はとくに魚が傷みやすいので注意しよう。
便利アイテムを活用する
【受け皿シートやアルミホイルを敷く】
受け皿シートやアルミホイルを敷けば、魚焼きグリルを汚さずに使用できる。受け皿に敷くことで、網から落ちる汚れや汁をキャッチしてくれるだろう。アルミホイルは網の上に敷いてもよい。
ただし、受け皿シートは水を入れて使うタイプの魚焼きグリル用だ。水なしタイプにはアルミホイルを使用してほしい。一方で油が多い料理や魚にアルミホイルを使用すると引火する恐れがあるので、その他の方法で汚れを防止しよう。
【グリル敷石を入れる】
100均でも購入できるグリル敷石を受け皿に入れる方法だ。落ちる油を吸収するため掃除が楽になり、さらに消臭効果も期待できる。複数回使えるためコスパがよいのもメリットだ。天然鉱物のゼオライトを使った敷石なら、土に混ぜることで肥料として再利用できる。
【グリルプレートを入れる】
グリルプレート(グリルパン)は、魚焼きグリルを汚さずに使うのに適している。使用後はグリルプレートだけ洗えばOKだ。さまざまな調理に使えるので、料理の幅も広がるだろう。グリルプレートはサイズや形がさまざまなので、ご自宅の魚焼きグリルにぴったりあったものを選んでほしい。
【片栗粉や重曹を入れる】
水(200ml)と片栗粉(30g)を溶かして受け皿に入れよう。焼き上がったあと冷めるのを待てば、片栗粉が固まって汚れごと剥がれる。
重曹は粉末のまま受け皿に敷き詰めるだけでOKだ。落ちた油を吸収して分解するので、汚さずに使うことができる。重曹は消臭作用があるため、においの軽減にもおすすめだ。2~3回は使い回せるが、衛生的に使いたいなら1回ごとに除去してキレイに洗おう。
2. 汚れた魚焼きグリルの掃除方法

魚焼きグリルを汚さずに使う方法を実践しても、汚れを完全には防げない。掃除方法を確認しておくことが重要だ。
網と受け皿の掃除方法
汚れは放置するとこびりつくので、粗熱がとれたらなるべく早く掃除しよう。汚れが酷い場合は、40度くらいのぬるま湯と食器洗い用洗剤でつけ置きするのが効果的だ。
グリル内や扉の掃除方法
細かい部分の汚れは、古い布やキッチンペーパーを巻いた割り箸で掃除するとよい。中性洗剤を含ませて拭いたあと、布やキッチンペーパーを交換して水拭きすればOKだ。
3. 魚焼きグリルのにおいの消し方

魚焼きグリルを洗っても、においが残ることがある。汚さずに使うアイデアとあわせて、グリル内の消臭方法をチェックしておこう。
グリル内の消臭方法
【使用後はしばらく開けておく】
魚焼きグリルを使用したあとは、しばらく開けてにおいを外に出そう。またグリル内の手入れが終わったあと、5分ほど空焚きするのもよい。
【重曹】
重曹の粉末を受け皿にふりかけて放置しよう。グリルから受け皿を取り出して、水で洗い流せばOKだ。
【お茶殻・コーヒーかす】
水気をよくきったお茶殻もしくはコーヒーかすを受け皿に薄く広げたら、数分間ほど加熱して水分を飛ばそう。あとは冷めたのを確認してから処分すればよい。
結論
魚焼きグリルを汚さずに使う方法を実践すれば、手入れが簡単だ。焼き方を工夫したり便利アイテムを活用したりと、効果的な方法を試してみよう。汚れたときの掃除方法も紹介したので、あわせてチェックしてほしい。さらに重曹やお茶殻・コーヒーかすを活用すれば、掃除で落ちなかったにおいもスッキリと落とせるだろう。