目次
1. 風水におけるパキラの効果とは?

まずは風水におけるパキラの効果を紹介しよう。運気が上がる置き場所の前に、基礎知識を確認してほしい。
風水でのパキラの効果
風水では、尖った葉は悪い気を払い、丸みのある葉は気持ちを穏やかにするとされている。また葉が上向きなら陽の気、下向きなら陰の気をもつ。パキラの葉は尖っていて下向きなので、邪気を払ったり気持ちを落ち着けたりといった効果が期待できるわけだ。
さらにパキラは「発財樹(moneytree)」という別名をもっており、金運アップのアイテムとしても有名だ。そのほかには仕事運や対人運、恋愛運アップが期待できる。さらに置き場所によってさまざまな効果が得られるので、ぜひチェックしてほしい。
2. 運気が上がるパキラの置き場所は?

運気が上がるパキラの置き場所を、部屋と方角に分けて紹介する。得たい効果にあった置き場所を選ぶのがポイントだ。
パキラの置き場所 | 部屋別
【リビング】
家族が一緒に過ごすリビングには、よい気と悪い気の両方が溜まりやすい。悪い気を払うとされるパキラを置くことで、家族運アップが期待できるだろう。場所は、気が停滞しやすい部屋の隅に置くとよい。電磁波は風水では悪いものとされているので、家電の近くに置くのもおすすめだ。
【キッチン】
相反する性質がある水と火を使う場所なので、気が乱れやすいとされている。「木」の気をもつパキラを置いて、運気のバランスを整えよう。キッチンの気を整えることが、健康運アップにもつながる。
【トイレ】
トイレは悪い気がたまりやすい場所だ。さらにトイレは金運や健康運と深い関係がある。パキラを置くことで悪い気を払い、金運や健康運のアップも期待できるわけだ。
【玄関】
玄関は気の入り口とされている。邪気を払うパキラの置き場所にすることで、悪い気が入り込むのを防げるだろう。訪れる人の気をリセットできるため、人間関係の運気も上がる。
【寝室】
パキラには気持ちを落ちつかせる効果があるので、寝室におすすめだ。リラックスできる空間づくりに役立つだろう。耐陰性はあるが日光を好むため、日当たりが悪い寝室に置く場合は、定期的に日光に当ててほしい。
【デスク周り】
パキラには集中力を高める効果があるようだ。デスク周りに置くことで、仕事や商売、勉強などの運気が上がるだろう。さらに風水では、パキラのように幹が太い植物は成長をうながすともされている。仕事や勉強をする場には最適だ。
パキラの置き場所 | 方角別
【北】
北は金運と深い関係がある方角だ。発財樹と呼ばれるパキラの置き場所にすれば、金運アップが期待できる。ピンクやオレンジなどの暖色と組み合わせるとよい。
【南】
南は悪運や悪い縁を断つ方角とされている。パキラを置くことで、対人運アップが期待できるだろう。
【西】
西は出会いや金運と関係が深い方角だ。パキラの置き場所にすれば、対人関係の改善や金運のアップにつながる。
【東】
パキラを東に置いて、仕事運や勉強運のアップに役立てて欲しい。深い青を取り入れれば、さらに運気が上がるだろう。
【北西】
仕事運のアップや、社会的な地位の向上と関係が深い方角だ。事業の立ち上げや転職など仕事で大きな転機があるときは、北西にパキラを置くとよい。
【北東】
北東は土の気をもつ方角なので、観葉植物を置くと運気が上がる。厄除けや貯蓄運、不動産運、健康運のアップが期待できるだろう。一方で北東は鬼門に当たるため、枯れたり弱ったりしたパキラを置くのはNGだ。
【南西】
南西は家族運と家庭運とに深い関係をもつ。家庭円満を願う際の、パキラの置き場所におすすめだ。黄色やブラウンと組み合わせることで運気が上がる。
【南東】
南東は恋愛運や結婚運アップにおすすめの方角だ。出会いや恋愛成就を求める際に、パキラの置き場所にしよう。南東に置くならコンパクトなパキラがおすすめだ。
3. 風水効果を高めるパキラの育て方

風水効果を高めるためには、パキラの育て方を確認しておきたい。運気が上がる育て方のポイントを詳しく解説しよう。
パキラや家全体をキレイに保つ
風水では、ホコリや汚れを邪気としている。パキラや部屋を清潔に保つことが、運気のアップにつながるだろう。パキラの葉についたホコリは水拭きするとよい。キレイな葉に金運が宿るとされるため、枯れた葉や変色した葉は選定しよう。
適切に水や肥料を与える
枯れた観葉植物は悪い気を放つので、元気な状態を保ちたい。水のやりすぎは根腐れの原因になるため注意が必要だ。通常は表面の土が乾いたタイミングで、冬は表面が乾いてから4~5日後に水やりをしよう。
パキラは肥料はなくても育つが、土に栄養を補いたいなら4月~10月に与えるとよい。固形タイプの肥料を、2ヶ月に1回の頻度で与えてほしい。こちらもあげすぎには注意が必要だ。
置き場所に注意する
パキラの置き場所には、日光が当たる窓辺がおすすめだ。耐陰性が強いため、明るい日陰でも育てられる。ただし、日陰で育てると枝が間延びして、全体のバランスが崩れてしまう。
暗い部屋にパキラを置く場合は、1週間のうち数時間ほど日当たりがいい場所に移すとよい。真夏は直射日光に当たらないように、レースカーテンで半日陰に保つことが重要になる。
結論
パキラを置けば、金運や仕事運、対人運、恋愛運などの運気が上がる。置き場所によってさまざまな効果があるので、ぜひチェックしてほしい。得たい効果にあわせて、部屋や方角を選ぶのがポイントだ。風水効果を高めるパキラの育て方も紹介したので、あわせてチェックしておこう。