目次
- マスクを装着する前には手を洗って、手に付いている菌をしっかり落とす。
- マスクの裏表を確認してから、鼻筋に合わせてワイヤーを調節する。
- マスクのプリーツを顎の下まで広げて顔にフィットさせてから、耳に紐をかける。
- 子ども用サイズは9~11cm
- 小さめサイズは10.5~12.5cm
- 普通サイズは12~14.5cm
- 大きめサイズは14cm~
1. マスクの裏表の見分け方

マスクには裏表があることをご存じだろうか。マスクの種類によっては、裏表の見分け方が違ってくるので注意しよう。
不織布マスクの裏表の見分け方
多くの方が市販の不織布マスクを使っているのではないだろうか。不織布マスクの裏表の見分け方としては、プリーツの形状がポイントだ。プリーツのヒダが下を向いているのが表になるので覚えておこう。もし、間違えてプリーツのヒダが上を向いてしまうと、そこに空気中のウイルスや花粉などが溜まりやすくなるので注意してほしい。
また、マスクの紐にも注目しよう。マスクと紐の接着面が外側に向いているのが表になる。紐が外にあることで顔へのフィット感が強くなり、顔とマスクとの隙間が小さくなるのだ。
【階段プリーツとオメガプリーツの違いも知っておこう】
不織布マスクには「階段プリーツ」と「オメガプリーツ」の2種類がある。階段プリーツは、プリーツが階段のように一方向になっているものだ。マスクを広げたとき、プリーツが下向きになるように装着しよう。
オメガプリーツは、マスクの中央部分が高くなっており、上下にプリーツを広げるのが特徴だ。口元に隙間ができるので、唇が触れない。オメガプリーツの裏表を間違えると、口元に隙間ができず、逆に口元を圧迫してしまうので注意しよう。
ウレタンマスクの裏表の見分け方
ウレタンマスクは、呼吸がしやすいことやデザイン的にスタイリッシュなことから人気のあるマスクだ。ウレタンマスクの裏表の見方のポイントは、マスクの縫い目だ。ウレタンマスクの場合は、マスクの真ん中に縫い目がある方が表になる。
ガーゼマスクには裏表がない
不織布マスクやウレタンマスクには、裏表があるので注意が必要だ。一方、ガーゼマスクには裏表はない。どちらでもマスクとしての効果が変わらないので、神経質になる必要はないだろう。
2. マスクの正しい着用方法

正しくマスクを着用をしなければ、ウイルスが体内に入ってしまうかもしれない。マスクの正しい着用方法を確認しよう。
マスクの着用方法
【マスクの正しい装着手順】
3. マスクの選び方とサイズの測り方

いろいろなマスクがあるが、機能やサイズなど、自分に合ったマスクを選ぶことが大切だ。
PFE・VFE・BFEといった表記の意味
不織布マスク、布マスクのパッケージにはPFE・VFE・BFEといった表記があるのをご存じだろうか。これは、ウイルスや粒子に対してどれくらいのろ過率があるかを示している。
PFEは約0.1マイクロメートル、VFEは0.1~0.5マイクロメートル、BFEは約3.0マイクロメートルの大きさの粒子をどれだけカットできるかを示したものだ。数値が高いほど、バリア機能が高いことになる。最もろ過率が高いのはPFEとなるが、それだけマスク装着時の呼吸も苦しくなる。
自分に合うサイズの測り方
自分に合うサイズのものを装着しないと、マスクの効果は半減してしまう。これを機にサイズの測り方を覚えておこう。まずは親指と人差し指でL字を作り、親指で耳の付け根の一番高いところに、人差し指でマスクのノーズが当たる部分を同時に押さえる。このときの親指から人差し指までの直線距離を測ることで、フィットしたマスクサイズを選ぶことができる。
結論
マスクには裏表がある。不織布マスクはプリーツが下を向いている、紐の接着面が外側に向いているのが表となる。ウレタンマスクは、縫い目が表にある方が正しい。マスクは、正しい装着をしないと、ウイルスを防ぐ効果が半減してしまう。サイズを含め、バリア機能などにも目を向けて選ぼう。