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新聞

新聞の数え方の単位とは?枚・面・部・紙・号の違いを解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2023年6月 2日

新聞を数えるとき、1枚、1部、1紙といった数え方を聞いたことはないだろうか。新聞の数え方はさまざまだが、それぞれの使い分け方を正しく把握している人は少ないかもしれない。そこでこの記事では、新聞の数え方の単位である枚・面・部・紙・号の違いを解説する。正しい数え方を覚え、ビジネスシーンでスマートに使おう。

  

1. 新聞の数え方の単位とは?

新聞
ひとつに綴じられた新聞を数えるときには、「部」という単位を使うのが基本だ。しかし場合によっては枚・面・紙・号と数えられることもあり、これらも決して間違いではない。
ここでは新聞を数える際に使われる5つの単位について、それぞれどのような意味があるか紹介しよう。いずれもよく耳にするものだが、実はそれぞれ細かな違いがあるので知っておきたい。

枚(まい)

「新聞1枚」とは、30~40ページある新聞からひとつを抜き出したときの数え方だ。1枚は新聞4ページ分、2枚は8ページ分にあたる。この単位は、たとえば「子どもが新聞1枚を折りたたんで工作する」などのシーンで使うのが正しい。

面(めん)

新聞のページは「面」という単位で数える。新聞にはページ番号が振ってあり、このページは「1面、2面」といって数えるのが正しい。ただし、本のようにそのまま「ページ」で数えても間違いではないようだ。

部(ぶ)

「新聞1部」とは、朝刊または夕刊が綴じられたものを指す。そのためポストに投函された新聞ひとつは1部と数える。「部」の単位は新聞を発行している数を表し、たとえば「この新聞は1日あたり1万部発行している」のように使うこともできる。

紙(し)

新聞の種類は「紙」という単位で数える。たとえば「わが家では新聞を3紙購読している」というと、読売新聞・朝日新聞・日本経済新聞など、名前の異なる新聞を3つとっているということになる。

号(ごう)

「号」とは新聞が創刊されてからの通し番号のことだ。つまり創刊号は1号、100回目に発行された号は100号となる。なお、大きなニュースがあると「号外」と呼ばれる新聞が配られることがあるが、これは通し番号のない臨時発行のため、そのように呼ばれている。

2. 新聞広告の数え方の単位とは?

新聞
ちなみに新聞広告の大きさを表現する場合は、また違った単位を使う。ここでは新聞広告を数える単位とは何か紹介しよう。

「段(だん)」で数える

新聞広告の大きさは「段」で決められる。1段とは、新聞の1面を上から下に15分割した大きさで、一般的に高さは32mmだ。1面すべてを使った新聞広告は全15段、下1/3のスペースなら全5段、その半分なら5段1/2と呼ばれて、スペースが広くなるにつれて広告出稿料も高くなる。
近年は文字を大きくしている新聞も多く、15段制ではなく12段制にシフトしている新聞社も増えてきた。しかし新聞広告の場合は、現在も15段制の数え方が採用されている。

結論

数える単位がものによって異なるのは、日本語の特徴のひとつだ。新聞の数え方ひとつとっても細かな違いがあり、使い分けがややこしいと感じるかもしれないが、これも日本語の面白いポイントといえる。それぞれの違いを押さえ、社会人らしく正しく使おう。
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  • 更新日:

    2023年6月 2日

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