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怖い意味をもつ春の身近な花とは?ネガティブな花言葉を紹介

投稿者:ライター 吉田梨紗 (よしだりさ)

鉛筆アイコン 2023年6月29日

怖い意味の花言葉をもつ春の身近な花は多い。贈るときにネガティブな意味にとられないように、確認しておくことが重要だ。この記事では、怖い意味をもつ春の身近な花を紹介する。夏の花や冬の花がもつ怖い意味とあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。

  

1. 怖い意味をもつ春の身近な花とは?

花
怖い意味をもつ春の身近な花をまとめた。プレゼントするとき失礼にならないように、あらかじめチェックしておこう。
花言葉が怖い春の花
【アザミ】
アザミ(薊)には「復讐」「報復」「独立」という花言葉がある。ノルウェー軍がスコットランドの城に侵攻した際に、鋭い棘で阻んだという逸話を由来とする説が一般的だ。
【ムスカリ】
世界最古の埋葬花といわれており、「失意」という怖い意味をもつ。ぶどうのような花と高貴な香りが特徴だ。一方で「通じ合う心」「寛大な愛」といったポジティブな花言葉もある。
【ハナズオウ】
密集した紫色の小さな花が魅力のハナズオウの花言葉は「裏切り」だ。イエス・キリストを裏切ったユダが首をくくった木といわれることから、「ユダの木」という別名がある。
【キンギョソウ】
尾ひれを広げた金魚に似た花を咲かせる春の身近な花で、「おしゃべり」「おせっかい」「でしゃばり」といった花言葉をもつ。口をパクパクさせるような姿から、このような花言葉がついた。
【タマリスク】
春と夏に密集した淡い紅色の小花を咲かせる。古代ベルシアでは罪人につける花輪や魔術に使われたとされていて、花言葉は「犯罪」だ。枝が柔らかいことから、泥棒が足音を消すために用いられたという説もある。
【オダマキ】
ユニークな花を咲かせる春の身近な花だ。花が麻や苧麻(からむし)を巻いた糸巻きに似ていることから、この名前がついた。「愚か」「必ず手に入れる」「勝利」という花言葉を持つ。静御前が源義経を想って詠んだ詩でも有名だ。
【シレネ】
葉の節あたりからネバネバとした液をだし、虫がくっついて動けなくなる。和名は「虫取撫子(むしとりなでしこ)」「虫取花(むしとりばな)」だ。そのことから「落とし穴」「わな」「しつこさ」といった怖い意味の花言葉を持つ。
【マツバギク】
菊に似た小さなかわいい花が特徴の春の身近な花だ。夜や曇天で花を閉じてしまうことから、「怠け者」「怠惰」といった花言葉がある。
【ツルバキア】
スラリとした茎とシンプルで可愛らしい花、甘い香りを持つ。一方で茎を切るとニラなどネギ類と似たにおいがすることから、「小さな背信」という花言葉がついた。
【クマガイソウ】
平敦盛を追う熊谷直実の母衣(防具)に似た袋状の花から、その名前がついたとされる。扇型の葉が敵を威嚇するように見えるため、「見掛けだおし」という花言葉がついた。他にも花の形から「気まぐれな貴婦人」といった花言葉もある。
【クローバー】
身近な春の花であるクローバー(しろつめぐさ)の花言葉は、「幸運」「約束」「私を思って」だ。一方で「復讐」という怖い意味もある。なお、四葉のクローバーは葉1枚1枚に意味があり、それぞれ「富」「名声」「健康」「愛情」だ。
【アンズ】
ピンクの可愛らしい春の身近な花で、初夏には実をつける。花言葉は「臆病な愛」「慎み深さ」「乙女のはにかみ」だ。桜や梅と似ていて間違えることが多かったため、「疑い」「疑惑」といった怖い意味がある。
【ロベリア】
美しい青色の小花を咲かせるロベリアは、「いつも愛らしい」「謙遜」といった意味をもつ。その反面、根に薬や毒になるアルカロイドが含まれており、「悪意」という花言葉がついている。
【マンサク】
花言葉は「霊感」「ひらめき」「呪文」だ。さらに春になるとよい香りのする黄色の花をたくさんつけるため、「幸福の再来」という意味をもつ。
【オキナグサ】
下を向いて咲いていた赤紫色の花が盛りを過ぎると上向きに変わる姿から、「裏切り者の恋」という怖い意味がある。「奉仕」「何も求めない」という花言葉は、花が終わると白い綿毛ができることからついたものだ。
【マリーゴールド】
華やかな姿が特徴的な春から夏にかけて咲く身近な花だ。「可憐な愛情」「勇者」などの花言葉を持つ。一方でマリーゴールドの黄色がキリスト教における裏切りの色であるため、「嫉妬」「絶望」「悲しみ」といった怖い意味がある。

2. 怖い意味をもつ夏の身近な花とは?

花
春の身近な花以外にも、怖い意味をもつ花は多い。怖い意味がある夏の花を紹介する。

花言葉が怖い夏の花

【クロユリ】
独特の香りと黒に近い紫の花が特徴の花だ。佐々成政に殺害された愛人が、「立山にクロユリの花が咲くと、佐々家は滅亡する」と言い残した伝説から、「呪い」という花言葉をもつ。
【オトギリソウ】
小さな黄色い花と赤い実が特徴で、弟を切るといった伝説から「弟切草」という名前がついている。そのことから花言葉は「恨み」「復讐」「秘密」だ。

3. 怖い意味をもつ秋・冬の身近な花とは?

花
怖い意味をもつ秋・冬の花をまとめた。春の身近な花とあわせて、花言葉をチェックしよう。

花言葉が怖い秋・冬の花

【トリカブト】
被り物のような紫の花を咲かせるトリカブトは、「復讐」という花言葉をもつ。強い毒性があることで有名な秋の花だ。一方で兜のような見た目から、「騎士道」「栄光」といった意味もある。
【スノードロップ】
小さな白い花を咲かせるスノードロップの花言葉は、「希望」「慰め」だ。その反面、イギリスの一部地域では死の象徴であるとされている。そのため「あなたの死を望みます」といった怖い意味があるわけだ。

結論

春の身近な花の中には怖い意味をもつものがある。知らずに贈ると相手に不快な思いをさせる可能性があるので、事前に確認しておくと安心だ。夏や秋、冬の身近な花にも、怖い意味をもつものがある。春の身近な花とあわせて、花言葉をチェックしておこう。
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  • 更新日:

    2023年6月29日

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