目次
- コップなど食器類
- 丸いもの
- 瓶などの割れ物
- テープでしっかり固定したいもの
- ガラスやメッキ類
- アルミ製品
- 缶バッジ
- CDやDVD
- 封筒や紙類
- フィギュア
- 本や箱など角があるもの
- パソコンなどの精密機器
1. プチプチはどっちが裏でどっちが表?

プチプチには、凹凸のある面とフラットな面がある。割れ物などを発送する際、梱包時にはどちらを表にして包めばいいのか、迷ったことはないだろうか。ここではプチプチに表裏があるのか、緩衝効果に差が出るのかを紹介していく。
裏表はない
プチプチの表面は、凹凸がある面だと思っている方も多いと思う。実は、プチプチに裏表はとくに決まっていない。どっちを使って梱包してもいいのだ。
どっちを裏表で使っても緩衝効果は同じ
プチプチの表か裏か、どっちを使用しても緩衝効果に差はないと言える。しかし、凹凸面かフラット面のどちらを内側にして包むとよいか、包むものによって異なる。おすすめの梱包方法は、のちほど紹介しよう。
2. プチプチは梱包するものによって向きを変えるとよい

裏表がないとわかったプチプチだが、包むものによって面を変えることで、隙間なく安定して包めたり、包んだ後テープで止めやすかったりする。どのようなものをどちらの面にして包めばいいか具体的に例をあげて見ていこう。
凸を内側にしたほうがよいもの
凸の面を内側にして梱包すると、隙間がないように包めるので、曲面でできているものなどが適している。プチプチの厚みに差ができていると、薄い部分は壊れやすくなってしまうため、均一になるように包もう。また、外側がフラットになるため、包み終わった後にテープで留めやすい。以下のようなものを包むときには凸を内側にしよう。
凸を外側にしたほうがよいもの
紙類などは、プチプチの気泡が引っかかり折れてしまったり、細かな装飾品や角があるものも、破損してしまったりするため、凸を外にしたほうがいい。具体的には以下のような品物だ。
両面フラットの三層式もある
プチプチには、片面が気泡の凹凸面と、片面はフラット面でできた二層式のものをよく見かけるが、どちらにも凹凸のない三層式のものがあるのを知っているだろうか。三層式のプチプチは、気泡の凹凸を挟むようにして両面がフラットになっている。二層式に比べて丈夫なのも特徴だ。また、梱包してそのまま送り状ラベルを貼りたいときにも適している。たとえば、凸を外側にしたほうがよいCDや文庫本を包んでそのまま送付ラベルを貼りたい場合は、両面がフラットな二層式を利用しよう。
3. プチプチで上手に梱包するコツ

ここまでは、プチプチに表裏があるのか、品物によってどちらの向きで使用するといいかを解説してきた。ここでは、割れないように発送したいCDを例に、梱包するときのコツと手順を紹介しよう。きれいな巻き方などの具体的なやり方を解説する。
CDを梱包するときのコツ
まず、CDより少し大きく、一周できるサイズでプチプチをカットする。この時、フラット面を上にしてハサミを入れるとまっすぐ切れやすい。次に、カットしたプチプチの凹凸面を外側にして置き、中央部分にCDをのせる。隙間なく密着させるように中央に向かって折り込みながら巻くのがポイントだ。最後にテープでしっかり留めよう。
4. プチプチはどっちも裏表になる!用途で使い分けよう

プチプチは、どっちも裏表になることがわかった。包むものによって、凹凸面の向きを変えて梱包しよう。品物を商品として発送する際などには、ぜひ活用してほしい。
結論
プチプチの裏表を気にせずなにげなく使っていた人も多いだろう。ここではプチプチの裏表がどっちなのかや、品物によって適した包み方を紹介してきた。これからは迷わずに大切なものをきれいに梱包できるはずだ。これらのコツをつかんでおけば、きれいに梱包できて受け取る側も気持ちがいいだろう。