目次
1. 壊れたリモコンを復活させる方法は?

故障したテレビのリモコンを復活させる方法は存在する。赤外線が出ているかどうかの確認方法や、鉛筆を使用して復活させる修理方法などあっと驚く方法ばかりだ。
まずはスマートフォンのカメラで赤外線が出ているかチェック
肉眼で赤外線が出ているかどうかは確認しにくいため、リモコンの赤外線が出ている部分をスマートフォンのカメラ画面越しで見てみよう。ボタンを押したときに、ランプが光るようであれば赤外線が出ていると判断してよい。
自己責任だが復活の可能性がある方法は存在する
壊れたリモコンを分解し自分で修理できる方法もあるが、故障する可能性もあるので自己責任であることは覚悟しておこう。
【汚れで反応しづらいだけなら水洗いで復活】
埃や汚れが原因となって反応しづらくなっているリモコンは、水か30度くらいのぬるま湯でキレイにしてあげるとよい。まずリモコンをドライバーで分解し、水洗い可能なプラスチック製品と水洗い不可能な電子基板部分とに分ける。プラスチック製品のパーツは、ボタンの隙間に入ってしまったホコリなどを歯ブラシで優しく洗う。このとき、ゴムシートの裏側にある基盤に接触する導電面をこすらないよう注意が必要だ。洗い終わったらしっかりと乾かし、組み立てる。水洗いができないリモコンは、消毒用アルコールや水を少量垂らしたガーゼで拭く。
【接点の接触不良なら鉛筆の芯で復活】
リモコンの電子基板にある接点が接触不良を起こしている場合は、鉛筆で接点部分をこすってみよう。鉛筆の芯には、カーボンと呼ばれる電気の通りをよくする働きがある成分が含まれている。カーボンによって電気の通りがよくなり接触不良が改善される可能性があるのだ。しかしこの方法でリモコンが復活したとしても、使用を続けていくことで鉛筆の粉がなくなり効果が薄れることもある。応急処置のひとつと考えよう。
【導電ゴムの劣化ならアルミホイルで復活】
リモコンのゴムシートの裏には導電帯と呼ばれる小さな金属の部品がついている。導電帯が摩擦などによってすり減ることで、接触不良となりリモコンが反応しづらくなってしまう。このようなときは、アルミホイルで修理できる可能性がある。リモコンを分解し、導電帯のすり減った部分の大きさに合わせてアルミホイルを切る。アルミホイルの厚みが、すり減った導電帯の代わりをするという方法だ。アルミホイルがはがれないよう、接着剤をつけリモコンを組み立てよう。
2. リモコンが壊れたときに代用品となるものはある?

テレビのリモコンが壊れたときに代用品となるものも存在する。ここではスマートフォンにアプリをインストールする方法や、赤外線信号を活用した方法を紹介する。
メーカーのリモコンアプリをインストールしておく
スマートフォンやタブレット端末にTVメーカーが推奨しているリモコンアプリをインストールしておくと、万が一リモコンが壊れたときもテレビの操作ができ便利である。リモコンアプリの中には、番組表が見られるものや番組検索などができるものもあるので、リモコンが壊れていなくても使える機能満載だ。
スマートリモコンを導入しておくのもおすすめ
スマートリモコンとは家庭にある照明や家電などのリモコン機能をAIスピーカーやスマートフォンに集約できる機器のことをいう。スマートリモコンに事前にテレビを設定しておけば、テレビのリモコンが壊れてもスマートリモコンで操作ができるのでおすすめだ。スマートリモコンは電源を使用するため、電池切れの心配もなく安心である。
3. 壊れたリモコンを復活させるより修理や買い替えが無難

壊れたリモコンは、自分で修理をするよりも買い替えたほうが無難である。その理由を紹介する。
メーカーが推奨しない使い方や修理はしないほうがよい
リモコンの電池が液漏れしている場合は、有害物質などが含まれており大変危険なため、絶対に自分で修理してはいけない。また、自分で分解などをして修理をした場合は、メーカーの保障対象外となったり想定外のトラブルを招いたりする恐れがあるため自己責任になることを忘れないようにしよう。
結論
壊れたリモコンを自分で復活させる方法を紹介した。壊れた原因別に鉛筆やアルミホイルを使用して復活させる方法はあるが、分解を行った場合は自己責任となる。リモコンが壊れた場合は、修理よりも買い替えをするのが無難ということを頭に入れておこう。