このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。
水栓

洗濯機の水栓を開けっ放しにするリスク|水道代への影響や対策も解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2023年6月26日

どの家庭でも毎日のように使用する洗濯機。洗濯機のホースがつながっている水栓は、毎回閉めているだろうか。ここでは洗濯機の水栓を開けっ放しにしていると起こるリスクや、水道料金に影響があるかなどを紹介していく。水栓を閉めていない人はとくに、最後まで読んでほしい。

  

1. 洗濯機の水栓を開けっ放しにするリスクとは

ねじ
全自動洗濯機の場合、洗濯物と洗剤を入れて、ボタンを押せば自動で洗濯してくれるため、洗濯機の水栓を開けっ放しにしている人も多いと思う。そんな人には4つのリスクがあることを知っておいてほしい。

考えられる4つのリスク

実際にどのようなリスクがあるか解説しよう。部品の破損や水漏れの原因になるようなことがあるので、ぜひ読んでほしい。
【給水ホースが外れた場合に水浸しになる】
洗濯機の蛇口が開けっ放しになっていても、洗濯機を起動させない限り、水は出ないようになっている。普段は洗濯機の部品や仕組みにより水が止まっているが、給水ホース部分には水が常にある状態なのだ。もし、給水ホースが外れてしまったらどうなるか想像してみてほしい。開けっ放しになっている蛇口から水が噴出し続けてしまう。長期間不在にしているときに外れてしまった場合は、気づくのが遅くなり大惨事になりかねない。また、災害時にも洗濯機が倒れてホースが外れてしまうケースなどがある。
【水圧がかかり続けることで水漏れや劣化を招く】
かかり続ける水圧により、部品の劣化を招き、それが水漏れにつながることがある。水漏れが起こる箇所は、給水ホースのストッパー部分、または蛇口のナット部分の場合が多い。この時の原因は、ネジの緩みもしくはゴムパッキンの劣化によるものだ。ゴムパッキンが劣化して弾性がなくなることで隙間ができて水漏れしてしまう。
【給水栓の破損や劣化を招く】
24時間水圧がかかり続けていることで、部品だけでなく蛇口そのものにも負担がかかっている。根本パッキンや、蛇口と壁の給水管をつなぐ樹脂製のシールテープ、給水栓本体の劣化などがあげられる。これらは蛇口を閉めることで防げる。
【オートストッパーが正しく機能しなくなる】
オートストッパーとは、蛇口を開けっ放しにしている状態の時に、衝撃などでホースが外れてしまっても止水弁により水が漏れないようにしてくれるものだ。ただし、オートストッパーが機能するのは、蛇口と給水ホースの接続部分が外れてしまったときだけだ。洗濯機と給水ホースが外れてしまった場合には機能しないため、オートストッパーを付けていても安心はできない。

2. 洗濯機の水栓を開けっ放しにすると水道代が高くなる?

クエスチョンマーク
洗濯機の水栓をこまめに閉めることで、水道代が節約できるのではないかということを想像する人もいるだろう。実際のところどうなのかを解説しよう。

水道代にはほとんど影響ないと考えてよい

洗濯機には、電磁弁のソレノイドバルブという機能があり、蛇口を開けていても止水しているので水道代に影響はないといえる。ソレノイドバルブとは、洗濯機のスタートボタンを押すと自動的に弁が開いて注水を始め、一定の水量に達した時点で、自動的に弁が閉じて止水する機能のことだ。

3. 洗濯機の水栓は面倒でも毎回閉めることを心がけよう

水栓
洗濯機の水栓を開けっ放しにしても水道代に影響はないが、万が一ホースが外れてしまった場合の被害や、洗濯機と蛇口部分の劣化による水漏れの可能性があることがわかった。このような事態を防ぐために、事前にできる対策を紹介しよう。

使うときに開く、使い終わったら閉めるを徹底する

洗濯機を使うときに蛇口を開け、使い終わったら閉めることでリスクや劣化を防ごう。基本的なことだが日々の積み重ねの対策が大切だ。

そのほかにできる水漏れ被害を軽減する方法

水漏れ被害を軽減できる対策を2つ紹介しよう。まずは、水漏れの際に床への浸水を防止してくれる、防水パンの設置だ。防水パンは、洗濯機の下に置くもので、床への漏水リスクを下げてくれるとともに、音や振動を軽減してくれる役割もある。次に、給水ホースが外れてしまった場合に止水弁によって水が出てこなくなる設計のオートストッパー水栓に付け替えることがあげられる。ホームセンターなどで購入ができるためすぐに設置が可能だ。しかし、これらを設置してあるから、開けっ放しにしていいとは言えないので、毎回蛇口の開け閉めをして対策しよう。

4. 水漏れが発生してからでは遅い!いまのうちに対策を

洗濯機
日々の対策は水漏れリスクを回避できるとともに、部品や蛇口の劣化を防ぐことにつながる。水漏れしてしまう前に、いまのうちからできる対策をとっておくと安心だ。

結論

洗濯機の水栓を開けっ放しにすることで起こるリスクや、水漏れについて解説した。もし、マンションで水漏れしてしまった場合は、室内の浸水や近隣に迷惑がかかるとともに、大きな損害になりかねない。水漏れや部品の劣化は、毎回蛇口を閉めるだけで防ぐことができるため、これを機に習慣化してみてはいかがだろうか。
インフォメーションマークアイコンオリひとを楽しむための注意事項はこちら
  • 更新日:

    2023年6月26日

この記事をシェアする      
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

人気記事一覧

急上昇
週間

新着記事一覧新着記事一覧