目次
- 折り紙の上部を少し折り返す
- 折り返した部分を残して切れ込みを入れていく
- 折り返した部分を丸めてテープでとめる
- 三等分に折りたたんで折り目をつけたら開いて戻す
- 折り目にそって3枚にカットする
- 上から2cmの部分で折りたたむ
- 折りたたんだ部分の真ん中に穴を開けて紐をつける
- 半分に折りたたむ
- 折りたたんだ部分から1cm間隔で切れ込みを入れる
- 折り紙を広げる
- 上部と下部にのりをつけて丸めるように貼り付ける
- 半分に折りたたむ
- さらに縦半分に折りたたんで長方形にする
- 折りたたんだ部分に1cm間隔で横に線を引く
- 反対側から手順3の線の真ん中くらいに線を引く
- 線にそって切れ込みを入れる
- ただんだ折り紙をゆっくりと開いて軽く伸ばす
- 三角形に折りたたむ
- さらに半分に三角形に折りたたむ
- もう一度半分に折りたたんで小さな三角形を作る
- 最後に折りたたんだ部分に切れ込みを1cm間隔で入れる
- 反対側から手順4の線の真ん中に切れ込みを入れる
- 折り紙をゆっくりと開く
- 余った紙くずを丸めて真ん中に置く
- 4つの角にのりをつけて紙くずを包むように貼り合わせる
- 半分に折りたたむ
- 手順1と異なる方向に三等分に折りたたむ
- 折り目にそって三分の一を切り取る
- 切り取った部分の上部(折ってある部分の反対側)を1cmほど折りたたむ
- 縦半分に折りたたむ
- 折りたたんだ部分を上にして四分の一の円(巾着の形)を描く
- 線にそってカットする
- 1cm折りたたんだ部分だけ残して開く(巾着の形の紙が2枚できる)
- 巾着のカーブした部分にそうように両面テープを貼る
- 紙テープでタック(ヒダ)を作ったら両面テープで貼り付ける
- もう一枚の巾着に両面テープをつけて貼り合わせる
- 紙テープのデコボコした部分をカットして形を整える
- 巾着の中に中に紙くずを詰めて七夕飾りにする
- 紙コップを逆さにして上部に肌色の折り紙(顔)を貼り付ける
- 顔の周りを覆うように黒の折り紙(髪)を貼り付ける
- 肌色の折り紙に顔を書く
- 白い部分に着物の柄を描く
- 紙コップの底に丸く切った黒い折り紙(髪)を貼り付ける
- 黒のモールで2つの円を作って芽のような形にする
- 織姫の紙コップの底に黒のモールを貼り付け、彦星には折り紙で作った帽子をかぶせる
- 織姫にオーガンジーのリボンを巻きつけて衣にする
- 半分に折りたたむ
- さらに半分に折りたたんで正方形にする
- 折り目の角を(折り紙の中央部分)を頂点にしたら半分に折りたたんで三角形にする
- 半分にした星の形を描く
- 線にそって半分の星を切り抜く
- 切り抜いた星を縦に並べる(裏表を交互にする)
- 星の角にのりをつけてつなげる
- 切り抜いたあとに残った三角形を1回開いて一番上に貼り付ける
1. 七夕の由来とは?

七夕は、旧暦の7月7日に行われる行事だ。天の川の両側にある彦星(わし座のアルタイル)と、織姫星(琴座のベガ)が一年に一度だけ逢瀬を楽しむという伝説に基づいている。日本古来の「棚機(たなばた)」と、中国伝来の「乞巧奠(きこうでん)」が由来という説が一般的だ。
機織りの女神である「棚機つ女(たなばたつめ)」信仰と、裁縫や機織りの上達を願う乞巧奠が融合。奈良時代に「七夕(しちせき)」と呼ばれる宮中行事になり、両側に笹を立てた祭壇に金銀の針や山海の幸を供えた。この笹に飾った五色の糸と和歌をしたためた梶(かじ)の葉が、七夕飾りの始まりとされている。
2. 七夕飾りの意味

七夕飾りは一つ一つに意味や願いがある。知ってから七夕飾りを飾りつければ、より深く楽しめるだろう。
吹き流しの意味
織姫に供える織り糸を表す七夕飾りだ。くす玉や紙風船に5色のテープを貼り付けたものが一般的で、裁縫の上達や魔除けといった意味がある。
短冊の意味
紙に願い事を書いて飾る七夕飾りだ。勉学や習い事の上達など、自分の努力で達成できる目標を書いて願おう。なお、短冊に使われる青・赤・黄・白・黒の五色(ごしき)は、古代中国の陰陽五行説が由来だ。
ちょうちんの意味
ちょうちんは周囲を明るく照らす道具。その七夕飾りには、心を明るく照らす、明るい未来といった意味がある。
網飾りの意味
魚を捕るための漁網を表しており、大漁や豊年満作のために飾られる。網の形から、幸せをすくうといった意味もある七夕飾りだ。
折り鶴の意味
鶴は長寿の象徴とされる鳥なので、長生きできるように願いをこめる。
くずかごの意味
七夕飾りを作るときに余った紙くずを、折り紙のかごに入れて吊るす。ものを粗末にしない、整理整頓をするといった意味だ。
紙衣の意味
紙で作った人形や、着物を飾ったものが紙衣。棚機つ女が織る「神御衣(かんみそ)」が由来で、裁縫の上達や着るものに困らないという意味だ。さらに災いや汚れの身代わりとしての役割がある。
巾着の意味
金運の上昇を祈願する、財布や巾着の形をした七夕飾りだ。本物の財布を笹に吊り下げることもある。
3. 折り紙を使った七夕飾りの制作方法

折り紙を使ってかわいい七夕飾りを作ってみよう。8つの七夕飾りの簡単な作り方を紹介する。
吹き流しの作り方
短冊の作り方
ちょうちんの作り方
網飾りの作り方
くずかごの作り方
巾着の作り方
織姫や彦星の作り方
星飾りの作り方
結論
七夕にはかわいい七夕飾りがかかせない。吹き流しやちょうちんなどの種類があり、それぞれ願いがこめられている。意味を調べておけば、七夕という行事をより深く理解できるだろう。七夕飾りの簡単な制作方法も紹介したので、お子さんと一緒に手作りしてほしい。