目次
- 母の日に最も一般的なカーネーションの色である赤の花言葉は「母の愛」「純粋な愛」
- 黄色のカーネーションの花言葉は「軽蔑」「嫉妬」
- 白のカーネーションの花言葉は「私は不滅」「傷心」
- ピンクのカーネーションの花言葉は「感動」「熱愛」
- 絞りのカーネーションの花言葉は「愛の拒絶」
1. 母の日にタブーとなるカーネーションとは?

母の日の贈り物といえばカーネーションだ。最近ではさまざまなカラーのカーネーションが売られている。しかし、母の日に贈るカーネーションの色にはタブーがある。
タブーとなるカーネーションの種類
同じカーネーションでも、色によって花言葉が違ってくる。花言葉によってはプレゼントとしてタブーとなるので注意しよう。
お母さんが好きな色だからといって、タブー色をプレゼントしてしまうと気分を害される可能性もある。母の日のカーネーションの色は、赤色が無難といえるだろう。
2. 母の日にタブーとされるプレゼント

母の日にカーネーションとともに何かプレゼントを贈りたいと考えたとき、なかにはタブーとされるプレゼントもある。古い風習や迷信のようなものだが、気にする人は気にするので、できれば避けたいものだ。
ハンカチ
手軽なプレゼントとして人気のハンカチにイニシャルを入れて贈れば、喜んでもらえそうだと思うかもしれない。しかし一方でハンカチは「手切れ」といわれていた。縁切りを連想させるので、贈り物としてはタブーとされている。また、ハンカチは涙を拭くものとして、別れや悲しみをあらわすものだともいえる。
お通夜や葬儀の会葬御礼品として、ハンカチをいただくことがある。これは「お塩で清めた後に手を洗ったときにハンカチを使ってください」との意味が込められたもののようだ。ハンカチは、葬儀を連想させることになるかもしれないため、母の日に贈るのは避けた方が良いだろう。
刃物
料理が上手なお母さんには、切れ味の良い包丁をプレゼントしたいと考えるかもしれない。しかし、刃物は「切る道具」であることから「縁を切る」「縁が切れる」ことを連想させる。一方で逆の連想もある。「悪いものを切る」「魔を遠ざける」など、縁起物と考える風習もあるようだ。一般的に刃物は贈り物としてタブーとされているが、あえてプレゼントするときには、誤解されないように、ひと言添えて渡すと良いだろう。
櫛
櫛は女性にとって必要不可欠なものだ。コンパクトでセンスのよいプレゼントにも思える。しかし、櫛は語呂合わせからタブーなプレゼントとなる。「くし」は「苦」と「死」を連想させるからというのがその理由だ。迷信だと笑い飛ばすことはできるが、櫛をもらった方によっては気にされることもあるので避けた方が良いだろう。
現金や金券
好きなものが買えるのだから、現金や金券を母の日にプレゼントするという合理的な方もいるかもしれない。しかし、もともと母の日はお母さんに感謝の気持ちを伝える日だ。現金や金券では、そういった想いが伝わりにくいのではないだろうか。また、目上の人に現金を贈るのは、タブーとする考えもある。実のお母さんへのプレゼントなら、あまりこだわらないかもしれないが、義理のお母さんにプレゼントするときには注意が必要だ。
3. 母の日に熨斗なしのプレゼントはタブー?

母の日のプレゼントに熨斗は必要なのか、必要ないのか迷うこともあるだろう。
熨斗の有無はどちらでも良い
熨斗は結婚・出産などの「慶事」や葬儀などの「弔事」に必要となるものだ。母の日はアメリカから伝わった風習であり感謝を伝える日であるため、熨斗なしのプレゼントがタブーということはない。したがって、どちらでも良いということになる。熨斗の代わりに、感謝を込めたメッセージカードを添えてみるのもおすすめだ。
結論
母の日のプレゼントでタブーとされているのは、ハンカチ、刃物、櫛、現金・金券などだ。迷信や風習ではあるが、気にする方がいるのも事実だ。せっかくのプレゼントなので、誤解のないものを贈った方が良いだろう。カーネーションも母の日にふさわしい赤をおすすめする。タブーに気を付けながら、日頃の感謝の気持ちを込めたプレゼントを選ぼう。