目次
- 中性洗剤
- 洗濯ネット
- デニムを裏返して洗濯ネットに入れる
- 洗剤を入れて弱水流コースに設定する
- 水が溜まり、数回洗濯機が回って洗剤が混ざったらデニムを入れる
- 短時間で脱水する
- 脱水後すぐに取り出し筒干しで日陰に干す
1. デニムの洗濯頻度は?そもそも洗ったほうがよい?

そもそも、なぜデニムを洗うかどうかを迷ってしまうのか。答えは、デニムの最初の風合いが損なわれたり、色落ちしたりする心配や、縮んできつくなることなどがあげられるだろう。ここでは、デニムは洗ったほうがいいのか、洗濯頻度はどれくらいでするのがおすすめかを紹介する。
デニムも洗ったほうがよい
デニムは、長持ちさせるためにも適正な頻度でしっかり洗濯しよう。デニムを洗濯せずにそのままにしておくと、汗や皮脂で生地を傷め、においの原因にもなってしまう。清潔感にかける印象は避けたいところだ。
洗濯頻度はどれくらい?
洗濯頻度にとくに正解はない。デニムを着用する頻度にもよるが、洗濯するひとつの目安をお伝えしよう。
【毎回、3?4回着用したらなど】
着用した回数で洗濯するかどうか判断するのは1つの目安だ。たとえば、外出先で砂埃が付いた、食べ物が付着したなど汚れが気になると感じた場合は毎回洗濯したほうがよい。しかし、汚れやにおいが気にならないようなら3~4回履いたタイミングで洗うなど、汚れが溜まった時点で洗濯をするという考え方もある。
【週1回、月1回など】
一方、毎日履くということでなければ、デニムの着用回数ではなく、期間を目安にしてもいいかもしれない。洗濯する回数が多いほど色落ちや型崩れがしやすくなることは事実なので、ある程度の期間で定期的に洗濯するのも1つの手だ。また、デニムが乾きにくい冬場や梅雨の時期は洗う頻度を減らすなど、季節に応じて洗濯回数を設定することもおすすめだ。
2. デニムの縮みや色落ち、ダメージを防ぐための注意点

デニムの洗濯は、本来の風合いや色味をなるべく損なわずに、汗などの汚れだけを落とせることが理想だ。実際に、デニムを洗う際のポイントを紹介しよう。
洗濯のときに意識するポイント
【水と中性洗剤を使い弱水流コースで洗う】
デニムは、お湯で洗うと色落ちや縮む原因になってしまうため、水で洗おう。洗剤は中性洗剤を使い、生地が傷みにくい弱水流コースがおすすめだ。中性洗剤は、漂白剤や蛍光剤を含んでいないため、デニム生地の傷みや色落ちを防いでくれる。
【ジッパーやボタンは閉める】
デニムを洗濯するときは、ジッパーやボタンを閉じておこう。ジッパーやボタンを開けたままにしていると、型崩れの原因となってしまう。また、ボタン部分は、洗濯槽に当たって傷がついてしまうことがある。しっかり閉めておくことでボタンの劣化を防ぐことができるだろう。
【裏返して洗濯ネットに入れる】
デニムを裏返してネットに入れることで、洗濯中の色落ちや、ほかの洗濯物への色移りを防ぐことができる。また、ダメージ加工がしてあるデニムの場合は、その部分が内側になるように畳んでネットに入れるといい。
【風通しのよい日陰で逆さにして筒干しする】
洗濯の脱水後はすぐにデニムを取り出そう。裏返しのまましっかりシワを伸ばし、インディゴの日焼けを防ぐために日陰に干す。夏場の日差しは色あせの大敵だ。デニムのウエスト部分などは乾きにくいため風通しのよい場所を選ぼう。このとき、洗濯ピンチをいくつか使って、デニムを逆さまにして筒型で干すと、早く乾きシワが伸びやすくなるのでおすすめだ。
3. デニムの正しい洗濯方法

デニムの正しい洗い方を伝授しよう。
用意するもの
デニムを洗濯する前に、用意するものは2つだ。生地の傷みや色落ちを防ぐ中性洗剤と、型崩れを防止する洗濯ネットを準備しよう。
洗濯の手順
洗濯の方法は、デニムを裏返してネットに入れて、洗濯機の中で、水と洗剤が混ざってから入れて洗う。この手順は、デニムに対して不均等に洗剤がついて、まだらに色落ちしてしまうことを防ぐためだ。脱水のしすぎは色落ちの原因となるので手短に済ませよう。しわの跡がつかないよう、脱水後はすぐに取り出し、裏返しのまま日陰で筒干しにする。乾燥機を使用すると熱で縮むため使用は避けるのがベターだ。
4. デニムの洗濯頻度と正しいお手入れの仕方を覚えておこう

デニムの洗濯頻度は、季節や使用回数により人それぞれになるだろう。ぜひ自分に合った頻度を設定してほしい。また、お手入れ方法を覚えておけば、家族のデニムもキレイに洗えて喜ばれるのではないだろうか。
結論
デニムの洗濯頻度や、洗濯時の注意点を紹介した。デニムの傷みや色落ちを防ぐポイントや、干し方のコツをおさえて洗濯をすれば、シルエットもキレイで新品のように仕上がる。お気に入りのデニムを長く愛用できるように、正しくお手入れしてほしい。