1. ガスコンロの天板の材質

ガスコンロの天板は、種類やメーカーによっても材質が異なる。掃除の際に注意が必要な材質もあるため、まずは自宅のガスコンロを確認しよう。主な材質は以下の通り。
ガラストップ
現在の主流でもあり、光沢が高級感を感じさせる。強化ガラスでできているため傷がつきにくく、コーティングがはがれる心配もない。ガラスなので重い物を落したりすると割れる可能性もあるので注意は必要だ。
フッ素コートトップ
鋼板にフッ素やアルミをコーティングした材質。油をはじく素材なのでお手入れも楽だが、傷ついたり変色しやすいので、お手入れの際は目立たない場所で確認したほうがよい。
ホーロートップ
鋼板にガラス質をコーティングしたもの。年数がたったり傷がついたりすると、コーティングがはげてサビの原因になることもある。傷には注意したい。
その他にも、アルミトップやステンレストップなどがある。取扱説明書で、お手入れの際の注意点を確認しておこう。
その他にも、アルミトップやステンレストップなどがある。取扱説明書で、お手入れの際の注意点を確認しておこう。
2. ガスコンロの天板の汚れの正体

ガスコンロの天板の主な汚れは、「こげつき」と「油汚れ」だ。
こげつき
調理中に吹きこぼれたりした食材や調味料がガスの火で熱せられることで炭化したもの。デンプン成分を多く含むカレーやシチューなどは特に落としにくく頑固な汚れになってしまう。
油汚れ
炒め物や揚げ物で飛び散った油が原因。最初はサラッとしていてすぐに拭き取れば落ちるが、時間が経つとベタベタになり、やがてカチカチの頑固な状態へと変化してしまう。
3. ガスコンロの天板の掃除方法

さっそくガスコンロの天板の掃除方法を見ていこう。まず試したいのは。万能な重曹を使った掃除方法だ。
用意するもの
・重曹
・布巾
・キッチンペーパー
・スプレーボトル
・スポンジ
・布巾
・キッチンペーパー
・スプレーボトル
・スポンジ
ガスコンロの天板の掃除手順
1. 汚れが頑固そうな場合は水1に対して2〜3倍の重曹を混ぜた重曹ペーストを作る。それほどでもない場合は、30~40℃程度の
ぬるま湯100mlと小さじ1程度の重曹をスプレーボトルに入れて混ぜた重曹水を作っておく。
2. 重曹水をスプレーして、キッチンペーパーでフタをして汚れをふやかす。
3. 布巾できれいに拭き取る。
4. 汚れが落ち切らない場合は重曹ペーストをスポンジにとり、コンロ全体の油汚れをくるくるとこすって落とす。
5. 重曹の白い跡が消えるまで布巾で拭き取る。
ぬるま湯100mlと小さじ1程度の重曹をスプレーボトルに入れて混ぜた重曹水を作っておく。
2. 重曹水をスプレーして、キッチンペーパーでフタをして汚れをふやかす。
3. 布巾できれいに拭き取る。
4. 汚れが落ち切らない場合は重曹ペーストをスポンジにとり、コンロ全体の油汚れをくるくるとこすって落とす。
5. 重曹の白い跡が消えるまで布巾で拭き取る。
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汚れが酷い場合は
重曹では落ちない酷い汚れの場合は、クリームクレンザーをスポンジに付けて、小さく円を描くようにこするとよい。ただし、クリームクレンザーは傷がつく場合もあるため常用は避けよう。特に傷がつきやすいステンレストップなどの場合は、スポンジの固い面を使わないなどの注意も必要だ。
裏ワザ
汚れが酷い時に試したいのが、ラップを使った裏ワザ。クリームクレンザーをつけたラップでこすると、面白いほど汚れが落ちる。
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4. きれいを保つために

せっかくピカピカになったガスコンロ、なるべくきれいな状態を保ちたい。ポイントはまだ汚れが固まる前に落とすこと。使った後は水や薄めた台所用洗剤などを含ませた布巾でサッと拭き取ることを習慣化すれば、大掃除の際の大変さがだいぶ減るだろう。油汚れは熱いうちならすぐ簡単に取り除くことができるので、火傷に気を付けて汚れたらすぐに拭き取ろう。
結論
面積が広い天板はキッチンの見た目も左右する大事な場所。引っ越したてのようにピカピカにして、さわやかな気分を味わおう。日々の掃除もお忘れなく。