1. 日常的なお手入れ

木製食器のお手入れ方法で日常的に気を付けることは、主に2つある。
使ったらすぐ洗って、乾燥させる
木製食器は天然素材からできているので、他の材質の食器に比べ臭いや汚れなどを吸収しやすい。使った後は、食器用洗剤などですぐに洗って、布巾などで水分を拭き取り、しっかり乾燥させることが大切だ。直射日光に当てるとひび割れの原因にもなるので、必ず日陰で干すようにしよう。
熱いものや油分の多いものは控える
木製食器の注意書きには「熱いものや油分の多いものはNG」と書かれていることが多い。これは、匂いが移ったりシミの原因になったりすることがあるからだ。どうしても使いたい場合は、木製食器の上にワックスペーパーなど油分をはじくものを置いてから揚げ物を乗せるか、小さめの器にスープやカレーなどを入れて器ごと木製食器の上に置くなど、一工夫をするようにしよう。
2. 乾燥してきた時のケア方法

長く使っていると、表面が乾いてツヤがなくなってくることがある。これは、表面の油分が足りなくなってきているというサインだ。木製食器には、もともと汚れが付くのを防ぐため「ラッカー塗料」「ウレタン塗料」「オイル塗料」などの塗料が施されている場合が多い。
ラッカー塗料とウレタン塗料は、木の表面をコーティングして水や汚れをはじいてくれる。それに対して、オイル塗料は自然な木の風合いを生かせるというメリットがある反面、木に浸透してしまうため使っていくうちに乾燥していくのだ。
そこでオイル塗装の木製食器の場合には、「乾燥してきたな」と思ったら、オイルを使ってお手入れしよう。
使うオイルは、オリーブオイルなど家庭にあるもの十分だ。やり方は、木製食器にオイルを少量垂らして、キッチンペーパーなどでふき取るようにして薄く伸ばす。その後、しっかり乾燥させるようにしよう。
もし表面がガサガサしているなど乾燥状態がひどいようならば、オイルを塗る前にサンドペーパーなどで気になる部分を磨いてから、オイルを塗るようにしよう。
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もし表面がガサガサしているなど乾燥状態がひどいようならば、オイルを塗る前にサンドペーパーなどで気になる部分を磨いてから、オイルを塗るようにしよう。
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3. やってはいけないこと

木製食器のお手入れ方法や使い方には、やってはいけないこともある。
電子レンジは基本的に使わない
木製食器の注意書きには「電子レンジは使用しないで」と書かれていることが多い。木の水分や空洞がレンジの熱によって膨張し、ひび割れの原因になるためだ。
食洗器は基本的には使わない
これも注意書きに書いてあることが多いが、食洗器は避けるようにしよう。急激な温度変化によりひび割れや変形を起こしやすくなる。
冷蔵庫は避ける
木製食器は、温度変化に弱い。また、冷蔵庫に入れると急激に乾燥するため、ひび割れや塗装が落ちる原因になりやすい。
密閉された場所に保管しない
木製食器は、保管場所にも気をつけたい。使用後にはしっかり水分を拭きとることが基本だが、風通しの良い場所に保管することでカビや腐敗などを防ぐことができる。特に、梅雨や夏など湿度の高い時期には注意が必要だ。
結論
木製食器を、きれいに長く使う方法はシンプルなことが多い。「使ったらすぐ洗う」「洗った後は、しっかり水分を拭きとる」「乾燥し始めたらオイルで手入れをする」ことを徹底するようにしよう。きちんとお手入れをして、お洒落で独特の雰囲気のある木製食器を思いっきり楽みたい。