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レンジガードの効果や防熱性能は?ガラス製やアルミ製の特徴

レンジガードの効果や防熱性能は?ガラス製やアルミ製の特徴

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年6月24日

ガス火でもIHでも、コンロを使った料理では周囲に汚れが散ってしまう。特に揚げ物の油はねは悩みの種だろう。コンロをすっぽり囲うレンジガード、貴方は使っているだろうか?このコラムでは汚れ防止の強い味方であるレンジガードの効果や使い方、素材別の特徴をまとめてみた。

  

1. レンジガードの効果、用途とは

様々な幅・高さがあり、素材も100均で買える物から一万円を超える物まであるレンジガードだが、その効果や用途はある程度絞られている。

何より油はね・汚れはねの防止

最近の台所の壁面はタイルが少なくなり、断熱素材の台所用壁紙などが主流となっている。こまめに拭き取りしても揚げ物の油はねの他、ケチャップやソース、カレーの汚れ等が壁にはねると大変である。これがレンジガードさえあれば最小限に防げてしまうのだ。シンクとコンロの間にスペースがない時は、コンロ側に水滴が飛んでいくのをガードする壁替わりにもなる。

ガスコンロを作業台に早変わり

アルミホイル性の使い捨てタイプは油はねガードにしか使えないが、今は金属製でコンロの真上にテーブルのように被せるタイプも存在する。素材の項目で後述するが、このタイプならコンロを使わない時なら作業台として変身させることが出来るので大変便利だ。

2. アルミカバーが有名!レンジガードの素材

使い捨てタイプ・特殊ガラス・フッ素コート・金属等々、レンジガード本体の素材はとても重要だ。使う頻度や手入れ方法も視野に入れて選びたい。

一般的なアルミカバー

100均でも入手可能な物はアルミホイル性のレンジガードだ。価格が数百円と手頃で最近は様々な色柄の物が出ている。値段が安いと薄いことが多く、鍋やフライパンの移動でぶつかるとクシャクシャになったり穴が開いたりする。少し厚手の物もあるが、アルミカバーは基本的に使い捨てだと思った方がいい。汚れも拭き取るより、汚れたら買い替えよう。手軽さが何よりのメリットなので、たまにしか揚げ物をしない人ならピッタリだ。

金属製レンジガード

スチール製、ガルバリウム鋼板製、ステンレス製と様々だが、硬い分耐久力があり汚れも拭き取れる。フッ素コートされている物は特に汚れ落ちが良いし、防熱処理してある物なら壁面への熱ダメージを遮断出来る。場所を取るのが気になる人は、コンロに被せれば作業台になるタイプを選ぶと安心だ。

特殊ガラス製レンジガード

割れにくいように強化ガラスが使われている。ガラスなので透明度が高く、対面式のカウンターキッチン等で重宝する。もちろん汚れも拭き取れる。どうしても価格が上がり、一万円以上することが多い。対面キッチンはリビング側の床まで油分が届くことがあるため、透明なガラス製カバーはおすすめなのだが、色々なメーカーの性能や価格を比較して決めたいところだ。

3. レンジガードの注意点

規格通りの使用をしていればレンジガードそのものが燃えることはないが、問題は壁面にある。

壁が見えなくなる点に注意

ガスコンロ周囲の壁は通常防火・耐熱素材であることが多い。しかし、台所が狭くてコンロと壁面がくっついていると、レンジガードで覆った時に壁面が全く見えなくなることがある。高火力コンロを連続使用していると、壁面に熱ダメージが伝わって焦げても見えないので気が付かない場合があるのだ。心配な人は防熱タイプのレンジガードを購入するか、こまめにチェックして安全に使って欲しい。

結論

たまに揚げ物をするくらいならアルミカバー、機能性を求めるなら金属製、対面式キッチンならガラス製と、自宅の環境によってレンジガードの素材を選ぼう。油はねと汚れはねを防止して、美味しい揚げたて料理にチャレンジして頂きたい。ガスコンロとレンジガードのサイズが合わないと泣きを見るので、事前のサイズ確認は忘れずに行うようにしよう。
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  • 公開日:

    2019年1月 1日

  • 更新日:

    2021年6月24日

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