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土鍋のお手入れ方法&カビ対策。お粥を炊くと土鍋が長持ちするのは本当?

投稿者:
オリーブオイルをひとまわし編集部

2019年5月14日

カニ、鶏肉、野菜などいろいろな食材を美味しくしてくれるのが土鍋だ。長く使うと土鍋にヒビや亀裂が入ることがある。「煮込んでいる最中に割れたりしないか」「ひび割れが入ったら寿命は近いのか」と心配だ。土鍋の正しい手入れや補修方法を知り、長く使い込むコツをみていく。

1. 土鍋のひび割れ

土鍋のひび割れの役目

土鍋のひび割れは自然現象なので心配無用だ。土鍋の素地には空気が含まれている。空気は熱で膨張・収縮するため、土にひび割れが起きる。温まればひび割れが膨張して、冷えれば閉じる。水漏れにならないうちに、時々デンプンで目止めをしてやれば、土鍋はその後も長く使えるのだ。

土鍋が割れる原因

土鍋に急激な温度の変化を与えると、パッカリと割れてしまうので注意しよう。空焚きをしたり、熱くなった状態で冷たいところへ置いたりするのは厳禁。「火にかける前は、鍋底の水分を拭く」「火加減は弱火から徐々に温度を上げて中火までにする」を守って土鍋を使用するとよい。

2. 土鍋の目止め

土鍋の目止めとは

土鍋を手に入れたら必ず目止め作業をしよう。鍋肌の表面には細かい穴が無数にあいており、目止めはこの穴を埋めて水分の侵入を防ぐためのもの。ひび割れの補修やにおいのしみ込みを防ぐ効果もあるので定期的に行うとよい。用意するのはご飯や片栗粉、小麦粉など。今回は、ご飯を使った目止めの方法を説明する。

土鍋の目止めの方法

1.よく水洗いし、乾燥させる。
2.しっかり乾いたら土鍋の8分目まで水を注ぎ、茶碗一杯のご飯を入れる。
3.弱火でトロトロとなるまで煮つめ、おかゆ状になったら火を止めて1時間放置する。
4.おかゆを出したあとは水洗いをして、乾燥させれば目止めは完了。
5.鍋ふちに小さな傷を見つけたときは、おかゆの粒をすり込んでおくとよい。

3. 土鍋の焦げをとる方法

土鍋を焦げつかせてしまう場合もあるだろう。しかし、金タワシやクレンザーを使って強くこすってはいけない。鍋表面に塗られた釉薬を剥がさないように、焦げを浮き上がらせてから、スポンジで洗おう。

焦げを浮き上がせる方法

土鍋に水をはり火にかける。コトコトと10分ほど煮るうちに焦げがやわらかくなってくる。鍋が冷めてから、スポンジで軽くこすればOK。もし、落ちないようであれば、もう一度水をはり、小さじ1杯の重曹を溶かして10分ほど火にかける。汚れを洗い流したあとは、再び目止めをしておけばいいだろう。

4. 土鍋の手入れ方法

土鍋にカビが生えたら

カビを落とすには酢を使った手入れ方法が最適だ。土鍋に8分目まで水を入れ、大さじ3杯の酢を混ぜる。弱火にかけて10分程したら、お湯を捨てて洗い流せば終了だ。鍋底の水分を拭きとって、火を止めたコンロの上にのせれば予熱で乾く。

シーズンオフの土鍋の保管方法も工夫が必要。鍋とふたは合わせず、ふたをひっくり返して鍋の中に入れる。湿気を吸収させる新聞紙を数枚かませ、鍋全体をぐるりと新聞紙で包んでしまおう。全体を梱包ひもで固定させたあと、鍋底が上になるように上下を返して保管すればカビの発生を防ぐことができる。

土鍋からにおいが出たら

においが気になる場合には茶殻を使ったお手入れ方法がおすすめ。水を張った土鍋に茶殻を一つかみ入れる。10分間ほど煮たあと乾燥させれば、しみ込んだにおいは消える。1年に1度、保管前のお手入れ方法として試してみてはいかがだろうか。

結論

土鍋で炊いた食材が美味しくなるのは、空気を含む土鍋がゆっくりと食材を煮込むからだ。ひび割れの原因ともなる空気だが、鍋料理を美味しくする頼もしい存在でもある。上手な目止めや保管方法で土鍋の寿命を延ばしていきたい。
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