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素材別の包丁のお手入れ方法。それぞれにふさわしい方法があった

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2019年5月29日

毎日の料理を作るうえで欠かせない包丁。使いやすく手入れの行き届いた包丁があれば、忙しい毎日の料理の効率は格段に上がる。一方ちょっとした手入れを怠ったばかりに、サビが発生し厄介なことにもなり得る。ここでは、包丁を扱うときに必要なポイントを、素材の性質と合わせて紹介する。

1. ステンレス製包丁のお手入れ方法

包丁の素材には、ステンレス、セラミック、鋼、チタンなど、いくつかの種類がある。その中でも家庭で使用される包丁は、扱いの簡単さからステンレス製の人気が高い。ここでは、ステンレス製の包丁のお手入れ方法について紹介しよう。

ステンレスとは

ステンレスと一概に言っても、細かくはオーステナイト系、フェライト系、マルテンサイト系などいくつかの系統に分かれ、それぞれに耐食性、耐久性などに違いがある。用途は刃物のような小物から建築素材、化学プラント用装置まで多岐に渡る。リサイクル率は100%といわれているほど、資源にも優しい製品である。

ステンレス製包丁を使う際に注意すること

ステンレスは鉄に添加されたクロムが酸素と結合し、被膜が生成されることでサビが発生しにくくなっている。しかしその皮膜は塩素イオンが原因で破れ腐食が起こるため、包丁に食品の塩分が付着したままだとサビの原因となる。

ステンレス製包丁のお手入れ方法としては、塩分が付いたらすぐ洗い、乾いた布やキッチンペーパーで拭くことが基本である。塩分を含むという意味では海水も同様であるため、海産物を切った後もこまめに洗い流そう。

液体の塩素系漂白剤、台所用殺菌剤に用いられている次亜塩素酸ナトリウムも腐食の原因となるため、包丁に付いた場合はすぐに流水で洗い流すことが長く使うためのコツである。

2. セラミック製包丁のお手入れ方法

カラフルな色が特徴のセラミック包丁は、本体が軽いので子ども用包丁にもよく使われている。セラミック包丁は一体何で作られどのような特徴があるのか、厳密に知る機会はなかなかないのではないだろうか。ここでは、セラミック包丁の特徴や使用上の注意点を細かく紹介する。

セラミックとは

セラミックとは、元々は陶磁器を指していたが、最近はガラスなどの非金属や義歯などに使われるファインセラミックスも含んだ総称となっている。包丁に使われているセラミックは正確にはファインセラミックスのことである。

セラミック包丁の特徴

セラミック包丁は強度、靭性、耐摩耗性に優れている。強度は切れ味の基礎となるため、強度の高いセラミック包丁は切れ味が鋭いといえるだろう。トマトやサンドイッチ、刺身など、切れ味のよさが見た目や味に影響する食品を切る場合にセラミック包丁は最適である。耐摩耗性にも優れているため、研ぎ直しの頻度が少なくて済む。セラミックは、漂白や食器洗浄乾燥機で洗うことも可能なのでメリットが多いといえる。

非金属のため、酸やアルカリによる劣化もないので、使い方に気を付けさえすればお手入れも非常に簡単だ。金属製品で果物などを切った際に金属の臭いが気になる場合は、セラミック包丁を使うことをおすすめする。

セラミック包丁を使う際に注意すること

セラミック包丁最大の欠点は、弾性が低いため刃が欠けやすいということだ。カボチャなど硬い野菜を切ると簡単に欠けたり刃こぼれしたりする。そのうえ薄刃のものが多いので、柔らかいもの、小さなものに限定して使用する必要がある。

欠けてしまった場合は、一般的な砥石で研ぐことができないため、ダイヤモンドシャープナーを使用するか、販売店頭にメンテナンスを依頼しよう。

3. 包丁のサビを落とす方法

包丁の素材はいくつかあるが、ステンレスや鋼といった金属製の包丁が一般的だ。骨ごと魚を切る場合には刃の厚い出刃包丁、刺身を切る場合には切れ味のよい鋼製の刺身包丁と、どんな食材にも対応がきく。しかし、金属製品、特に鋼製品はサビが発生するという欠点がある。ここでは、サビの予防方法とサビが発生したときの対処方法について紹介する。

サビを取る方法

サビが出てしまったとしても早めにサビを取ることで、サビが内部まで進行し、使えなくなる事態を回避することができる。そこで、ここではサビの取り方を紹介する。
サビの予防方法
  • 使った後の包丁は中性洗剤で洗い、水で洗剤を流した後、熱湯をかけて鋼の中の水分を飛ばす。
  • 次に乾いた布で大まかな水分を拭き、さらにティッシュペーパーを使って完全に水分を拭き取る。
  • 包丁専用の油、椿油(サラダ油でも可)をスプレーで吹きかけ、ティッシュペーパーで油が万遍なく行き渡るように丁寧に伸ばす。
  • 1分ほど放置したあと、再度ティッシュペーパーで油を拭き取る。

サビを取る方法

サビが出てしまったとしても早めにサビを取ることで、サビが内部まで進行し、使えなくなる事態を回避することができる。そこで、ここではサビの取り方を紹介する。
サビの取り方
  • 包丁にクレンザーをかける。
  • ワインのコルク栓でこする。
早めに対処すれば以上で簡単にサビは落とせる。

4. 【簡単】金属製包丁のための基本の扱い方

調理が終わった後包丁を洗い、そのままシンク下の包丁入れに収納する家庭も多いだろう。しかし、金属製包丁を切れ味のよい状態で長く保つためには、基本的な扱い方に簡単な注意点がある。以下の基本の扱い方はこまめさが必要であるが、習慣にすれば容易なことなので、ぜひ身につけておくとよいだろう。
  • 金属製包丁にとっては、食品に含まれる塩分や酸、水道水に含まれるアルカリがサビの原因になるため、食品を切ったらこまめに洗い、乾いた布で拭く。
  • 長時間水にさらすとサビの原因になるので、包丁の取り扱い説明書で食洗器可の記載のない包丁は、食器洗浄乾燥機に入れない。
  • 湿気がサビの原因になるので、包丁は乾燥している場所で保管する。
  • 柄の部分に水が入ると内部サビの原因となるので、置くときは刃先を下、柄が上になるように置く。
  • 金属の性質が変化し品質が落ちることがあるので、刃を火であぶらない。

結論

包丁は毎日の料理に欠かせない調理器具である。鋼製の包丁を手に入れたとき、あっという間にサビが付き、そのサビが落とせずストレスを感じた人も多いのではないだろうか。今回紹介したサビの落とし方や、包丁を扱ううえでのお手入れの基本を参考にすれば、サビや切れ味の悪さからくるストレスからは解放されるだろう。セラミック包丁に関しては使い方を守れば手入れがラクなうえに、長く使うことも可能になる。手入れの行き届いた、切れ味のよい包丁を使えば、料理の出来栄えがよくなり、より豊かな食卓を手に入れることも可能となるだろう。
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