リュックの収納アイデア大特集！100均アイテムで簡単＆スッキリ！

さっそくリュックの収納アイデアを見ていこう。吊るす派と置く派、それぞれ分けて紹介する。

リュックを吊るす収納は型崩れ防止に効果がある。持ち手のあるリュックなら、壁に取り付けたフックに掛けたりS字フックを使ってクローゼットのバーに掛けたりする方法がある。持ち手がないリュックの場合は、衣類用のハンガーに肩紐をかけて収納する方法などがおすすめだ。

リュックの収納用にイスを買ってしまうのも手だ。背が高いイスなら座面と脚部分に2つのリュックを置くことができる。あるいはカラーボックスにカゴなどを入れて収納する方法や、階段下収納をリュック置き場にしてしまうといった方法であれば、隠すことができて見た目もスッキリするだろう。

リュックの基本的な収納方法に続いて、場所別に収納アイデアを紹介する。

シューズボックスにデッドスペースがあれば、突っ張り棒をわたしてS字フックを取り付けリュックを掛けるといった収納方法がある。あるいは使用頻度の高いリュックであればシューズボックスの扉にS字フックを取り付けて掛けてしまうのもアリだ。玄関のスペースに余裕があれば、上下に突っ張るタイプのウォールラックを設置し、S字フックなどを使ってリュックを掛けるといった収納方法もある。

ワイヤーネットやラダーラック、あるいはユニットタイプのシェルフやポールハンガーラックなどを使えば、リビングでもスッキリとリュックを収納できる。DIYが得意な方であれば、平安伸銅のDIYパーツ「LABRICO（ラブリコ）」を組み合わせてオリジナルの壁面収納を作ってしまうというのはいかがだろうか？

リュックが収納できるスペースは意外と多い。たとえば以下のような場所もまく活用すれば収納スペースになる。「ここ」という収納場所が見当たらずにお困りの方は、まずは室内を見渡してみよう。

キャスター付きの3段ワゴンなどをお使いであれば、サイドにフックを取り付けてリュックを掛けるというのはいかがだろうか？IKEAやニトリではシンプルなワゴンを販売している。リュックや部屋のデザインに合わせやすく、移動も楽々できるなど意外とメリットが多い。

ご家庭のキッチンがカウンタータイプなら、サイドにフックを取り付けてリュックを掛けるといった収納方法もある。帰宅後、キッチンで手洗いやうがいをする習慣がある方などはまさに動線上に収納場所ができるので効率もよいのではないだろうか？

それでも収納場所が見当たらない方は、100均やホームセンターなどで手軽に手に入る有孔ボードを壁に取り付け、S字フックなどを使ってリュックを掛けるのもおすすめだ。設置場所の自由度も高いので、動線上など使い勝手のよい場所に取り付ければかなり便利になるはずだ。

続いて、100均アイロンt無のみを使ったリュックの収納アイデアを紹介しよう。

クローゼットのバーやハンガーラックなどにリュックを掛けて収納する際、あると便利なのがS字フックだ。100均のS字フックはバリエーションが豊富で、横ぶれしにくいものやバーから外れにくいものもある。通常、S字フックはリュックが正面を向くので場所を取るが、90度ねじれた形のものを使えば横向きにできるため、飛鳥以上にスペースを使わずに済む。複数のリュックを収納するなら、長さの異なるS字フックを組み合わせよう。高さが異なるため空いたスペースを有効に使える。

S字フックを掛けられるような場所がなければ突っ張り棒を使おう。クローゼットの奥や手前などのデッドスペースに取り付け、S字フックを使ってリュックを収納できる。複数掛けるのであれば、突っ張り棒の耐荷重は必ずチェックしておこう。

鴨居とはふすまや扉の上枠のことだ。下枠が敷居なので、対で覚えておこう。100均ではその鴨居に引っ掛けるフックが手に入る。通常のS字フックよりも幅広なので、やや重量のあるリュックでも引っ掛けて収納しやすい。

100均で買えるファイルボックスも、リュック収納に使えるアイテムだ。リュックひとつを立てて入れられるサイズのファイルボックスを選び、棚の上などに収納しよう。クローゼットの上段など、手の届きにくい場所に置いても取り出しやすいので便利だ。

ところで、リュックを収納する際にいくつか注意点もある。久しぶりに使おうと思ったらカビが生えていた、などのトラブルを避けるためにも覚えておこう。

使用頻度の少ないリュックはとくに、押し入れやクローゼットに収納しっぱなしという方が多いだろう。もちろんそれでもOKだが、通気性の悪いとカビが発生することがある。ビニール袋などに入れるのは避け、通気性のよい不織布素材の収納バッグなどを使おう。また隙間なくギュウギュウ詰めにしても通気性が悪くなる。ある程度ゆとりを持たせた状態で収納し、除湿剤や乾燥剤を活用するとよいだろう。

直射日光の当たる場所にリュックを収納すると、生地が傷んで色あせてしまうことがある。窓際は避け、どの時間帯でも日差しが当たらない場所を選ぶなどしよう。また縦長で柔らかい素材のリュックを棚の上などに置く場合、自立できず折れ曲がってしまうおそれがある。型崩れを防ぐためには吊るす収納にするか、中に不織布や新聞紙、型紙などを詰めておくのがおすすめだ。

最後に、リュックの中身についても触れておこう。リュックを吊り下げて収納する場合はとくに、重い荷物が入ったままの状態で吊るすのはNGだ。持ち手部分がちぎれたり形が崩れたりすることもある。リュックの劣化を防ぐためにも、次のポイントを押さえておこう。

リュックの収納場所の近くに、中身を入れるための箱やカゴなどを用意しておくのがおすすめだ。パッと詰めるだけなので出かける前の準備も楽だし、別のリュックを使いたいときもそのまま詰めれば済む。

中身をいちいち出し入れするのが面倒に感じる方もいるだろう。そんな方におすすめなのがバッグインバッグだ。文字通りバッグの中に入れて使う仕分け用の小さなバッグのことで、100均などでも手軽に手に入る。とくに仕切りのないリュックは中身の整理整頓がしにくく、出し入れや探すのに時間がかかってしまうことも多い。ポケットや仕切りがついているバッグインバッグなら、リュックの中も整理できて便利だろう。