1. 空気清浄機、粗大ゴミ・不燃ゴミの判別

空気清浄機をゴミとして出す場合には、不燃ゴミか粗大ゴミかの判別が必要だ。自治体によって粗大ごみの基準は異なるが、東京23区の多くは最長の部分の長さによって粗大ごみかどうかを判断している。また、東京23区内での処分料は400円程度だが。住んでいる地域によって粗大ごみになるかどうか、処分料などが異なるので、必ずHPなどでルールを確認してほしい。
2. 東京都で空気清浄機を粗大ゴミ処分

粗大ゴミの出し方について、東京都新宿区を例にとって詳しくみていこう。
- 粗大ゴミ受付センターに「品目」「数」「大きさ」を連絡する。電話受付は日曜日以外の
午前8時から午後7時まで、ネットからの申し込みであれば24時間の受付になっている。 - 粗大ゴミ受付センターの案内に従って「処理券取扱所」の標識のあるお店や清掃事務所・清掃センター・各特別出張所・ごみ減量リサイクル課(区役所7階)で処理券を購入する。
処理券には「A券200円」と「B券300円」の2種類があり、処理料に合わせた種類と枚数を組み合わせて買うことになる。新宿区での空気清浄機の処理料金は400円のため、A券(200円)を2枚購入しよう。 - 処理券に「収集予定日」「氏名(集合住宅の場合は部屋番号も記入)または受付番号」を記入して空気清浄機に添付する。処理券がないものは回収されないので、必ず目立つ場所へ貼り付けておこう。
- 回収予定日の朝8:00までに指定された場所へ出す。
このルールは、住んでいる地域によって異なるので、必ずお住まいの地域のHPなどで確認してほしい。
3. 空気清浄機の処分手数料を低く抑えるには

空気清浄機は大きく重さもある。しかも、持ちにくい形をしているためゴミ出しにはエネルギーが必要だ。もし、近くにゴミ処分施設があり、自己搬入が許可されているのなら車で直接に持ち込んで手数料も安く済ませる方法もある。
今回は、自分でゴミを持ち込むことができる、ある自治体を例にとって紹介する。
今回は、自分でゴミを持ち込むことができる、ある自治体を例にとって紹介する。
搬入の方法
- お住まいの区(ごみの発生区)を担当する処理施設に電話予約をする。予約受付時間は、月曜日から金曜日(祝日・年始を除く) 9時から12時、13時から17時。
- 予約をした日時に、車で鶴見工場へごみを持ち込む。家庭系ごみの受入日時は、火曜日、水曜日、木曜日、金曜日(祝日・年末年始は除く) 9時から11時、13時から15時。
- ごみの持込み時に、工場でごみ処理手数料を現金で支払う。
処分手数料は各自治体によって違いはあるが、この自治体では10kg90円だ。自治体に回収してもらう場合は200円なので、自分で持ち込む方が安く済む。また、重量による料金設定になっているため、空気清浄機のほかにも廃棄したいものがあれば、一気に運び入れて安く処分してしまおう。
ただし、年末や3月から4月にかけての引っ越しシーズンは混雑するため、大量のゴミを積んだ車が長蛇の列を作る。なるべくなら時期をずらし、ストレスなくゴミ出しできるように計画を立てるのがおすすめ。
ただし、年末や3月から4月にかけての引っ越しシーズンは混雑するため、大量のゴミを積んだ車が長蛇の列を作る。なるべくなら時期をずらし、ストレスなくゴミ出しできるように計画を立てるのがおすすめ。
結論
ひと昔に比べ、空気清浄機を持っている家庭は増えたのではないだろうか。最近では花粉症対策やPM2.5の対策として使っている人もいるはずだ。家電はいつか寿命がくるし、性能が向上した新機種も定期的に発売されるので、この先空気清浄機を買い換えることもあるだろう。そのとき、古くなった空気清浄機を捨てる時の参考にしてほしい。