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着物をきれいな状態で収納するコツ。ケースは桐にこだわるべき?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2019年4月13日

大きくてかさばる着物は収納も大変だ。しかしぞんざいなしまい方をすると、いざ着る時にシワや汚れがつき、対処が大変になる。着物の状態を保ちつつ収納するにはどうすればよいか。保管場所や、収納時に役立つアイデアを紹介しよう。

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1. 棚やケースは桐製がベスト

着物を棚やケースに収納する際は、横長で桐の箱にしまう。着物専用タンスにこだわる必要はないが、素材は桐を選びたい。桐は湿気対策になるほか、防虫効果もあり、着物の状態を保てるからだ。木でありながら他の木材より燃えにくい特性もあり、いざという時にも安心できる。

コスパが気になるなら棚ではなく1着のみのケースを選ぶとよい。プラスチック製など、桐以外の素材を選んでも構わないが、金属製やポリ容器、ボール紙は避けること。通気性が低く、カビが発生しやすいからだ。また桐でないケースを用いるなら浅めにし、1箱あたりにしまう着物の数を減らして通気性を高めよう。風通しの良い場所で保管し、定期的にケースを開けて換気と除湿を行うとよい。

収納位置にもこだわる

ケースを押入れに収納する際は、できるだけ上に置いて乾燥させやすくする。上方にある着物ほど傷みにくくなり、2ケース以上を同じ押入れに入れる場合は、気に入っている着物や高級品を上位にするとよい。

着物同士や小物の同時収納は避ける

1つのケース内に複数の着物を入れることもできるが、桐製でも最大5着に留めること。あまりに多いと、ケースの素材が優れていても湿気がこもりやすくなる。また重ねる際は互い違いに入れて通気性を高めることも大事だ。

もし帯や小物がある場合は、着物とは別にしまう。どうしても一緒にするなら、帯のみ着物の上に置いて収納する。別々にした小物がどの着物用か忘れそうなら、着物の写真を添えておこう。

2. ケースにしまう際は「たとう紙」で包む

ケースに直接着物をしまうこともできるが、たとう紙で包むとシワになりにくく、ほかの着物のシミや汚れが移らないメリットがある。もし着物に刺繍や箔がある場合は、別途和紙で挟もう。着物だけでなくタンスや箱にも予め敷紙を敷いておき、たとう紙の上からさらに敷紙で包むように収納するとよい。

着物が傷むのを防ぐため、防虫剤も一緒に入れよう。たくさん入れればよいわけではなく、種類は1種類のみ。着物に触れないよう、ケースの四隅に置く。強力な成分が着物の負担になるため、選ぶ際は天然成分を優先したい。

また乾燥剤であれば、防虫剤に加えて配置できる。乾燥剤は自身に湿気を集めるタイプが多いため、半年から1年に1回は新しいものに変えること。放置してしまうと乾燥剤が吸い取った湿気で着物が傷んでしまうこともある。着物は同じ頻度で虫干しが必要なので、乾燥剤の交換と併せて行うとよい。

3. 着物を箱に入れる前にやっておくべきこと

着物は着用後すぐ箱にしまわず、一晩は干しておく。日中干す場合は、日光にさらすと着物が日焼けしてしまうため、陰干しがよい。着物用の大きなハンガーを使い、シワができないよう広げること。

ちなみに、頻繁に着物を利用するなら、ハンガーに吊るした状態のままクローゼット収納してもよい。ただし着物が弛まずに済む高さのクローゼットが必要だ。

干し終えたら箱に入れる前に、着物にシミや汚れなどができていないかも確認する。そのまま箱に収納してしまうと傷みやすくなる上に、一緒にしまったほかの着物に移るリスクもあるからだ。

結論

着物は長期間収納することが多いため、湿気やカビを防ぎやすい桐製のケースや棚が望ましい。そうでない場合は1ケースに1着程度の浅い箱を選び、定期的に開閉して通気性を高めよう。収納時は着物を直に入れるのではなく、たとう紙で包むとより傷みにくい。また予めしっかり乾燥させておき、湿りにくくすることも大事だ。大切な行事にすぐ着られるよう、着物をよい状態のまま収納しよう。

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