1. ドライヤーは粗大ゴミ?不燃ゴミ?

不要になったドライヤーを捨てる際、ゴミの分類に迷う人は多いのではないだろうか。不燃ゴミなのか粗大ゴミか悩むかもしれないが、実はどちらも正しい。ドライヤーは不燃ごみで扱う自治体もあれば、粗大ゴミとして扱う自治体もあるのだ。
不燃ごみとして捨てる際にも費用がかかる?
ドライヤーを不燃ごみで捨てる際、費用は基本無料である。しかし、自治体によっては有料のゴミ袋を使用しなければいけない場合もある。
粗大ゴミの場合の費用
ドライヤーを粗大ごみで捨てる際に気になるのがその費用。自治体によって異なるが、大体は300~700円くらいが相場である。一度、近隣の自治体のホームページを確認してみよう。
使用後はすぐに捨てないこと
ドライヤーを捨てると決めた場合、使用後すぐに捨てないよう注意が必要だ。外側は熱くなくても内側はまだ高熱になっているため、不用意にごみ袋などに入れてしまうと発火の原因となる可能性がある。
不要なドライヤーが2台以上あるとき
捨てるタイミングを逃して、2台以上まとめて処分する場合があるかもしれない。ドライヤーはあまりかさばらないため、不要になってもそのまま家に残してしまいがちだ。
ドライヤーを2台以上処分する場合には、2台まとめて処分するのではなく、1台ずつ処分するのが好ましい。厳しい自治体だと「事業系のごみ」と判断され、収集を拒否されてしまうことがあるからだ。
ドライヤーを2台以上処分する場合には、2台まとめて処分するのではなく、1台ずつ処分するのが好ましい。厳しい自治体だと「事業系のごみ」と判断され、収集を拒否されてしまうことがあるからだ。
2. 川崎市でのドライヤーの捨て方

各自治体によってドライヤーの捨て方は異なる。川崎市でドライヤーを処分する場合、分類は「小物金属」もしくは「粗大ごみ」にあたる。他の自治体でも行われている「小型金属」の回収。川崎市では細かく品目が分類されているので紹介する。
そもそも小物金属ってどんなもの?
小物金属の種類は自治体によって決まっている。川崎市では、30cmに満たないものを小物金属と呼び、以下のようなものが掲載されている。
- 調理器具類
- 電気器具類
上記のうち、ドライヤーは電気器具類に分類される。
小物金属のごみの出し方
川崎市での小物金属のごみ出しのルールは以下のとおりだ。
- 月2回の収集
- 資源物集積所に収集当日の朝8時までに出す
出し方はいたってシンプルだが、収集日や収集場所を間違わないように事前にチェックしておくとよいだろう。
3. ドライヤーの捨て方に迷った時は粗大ゴミ受付センターへ連絡

ドライヤーの捨て方で困るのは、粗大ゴミになるかどうか判別しづらい時。30cmを少しだけ超えた場合は粗大ゴミになるのか、または30cmジャストであった場合は不燃ごみでいいのか悩むところだ。どちらのゴミか迷った場合は、粗大ゴミ受付センターへ連絡して確認しよう。
ドライヤーは小さいので持ち運びが便利
ドライヤーが粗大ゴミとして処分することになっても、軽量なので持ち運びが簡単だ。持込回収に関しても、小型家電回収ボックスへ持っていくときもそんなに手間にはならないだろう。ただし大きい目のドライヤーの場合は、回収ボックスに入らない場合もあるので注意が必要だ。
粗大ゴミ収集依頼の変更や取り消しは早めがベスト
ドライヤーを粗大ゴミとして捨てるつもりだったが、やはり違う方法で処分したいなどの変更や取り消しをする場合、すぐに粗大ゴミ受付センターへ連絡しよう。日時を変更したい場合、件数がいっぱいになってしまうと希望の日時で受け付けてくれない場合がある。
結論
ドライヤーは毎日の生活になくてはならない家電製品の一つだ。現在では高性能なものも増え、まだまだ使えるが新しいものに買い替えたいと思う人も多いだろう。ドライヤーは小型家電のため保管場所に困らず、ついつい処分を後回しにしてしまうことが多い。いざ処分するといったとき、捨て方を知っておけばスムーズに捨てられるだろう。