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羽毛布団の寿命は?劣化のサインや買い替え基準、長く使うコツも伝授

羽毛布団の寿命は?劣化のサインや買い替え基準、長く使うコツも伝授

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2021年2月27日

お使いの羽毛布団が「薄くなったような気がする」「以前より暖かく感じられなくなった」ということはないだろうか?もしかするとそれは羽毛布団の寿命が近づいているサインかもしれない。本稿では一般的な羽毛布団の寿命や劣化のサインなどを解説するとともに、長く使うためのコツやお手入れのポイントまで徹底解説する。

  
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1. 羽毛布団の寿命はどれくらい?

商品によって異なるほか、使用頻度や環境、体質(汗のかきやすさ等)や使い方などさまざまな要因で変わるが、まずは羽毛布団の一般的な寿命について見てみよう。

羽毛布団の寿命は10〜15年が目安

あくまで一般的な話だが、羽毛布団の寿命は10〜15年程度といわれている。ただし20年以上使っているという方もいれば10年未満でダメになってしまうケースもあるなど、実際にはバラつきがある。

羽毛そのものの寿命は30年以上

羽毛自体は30年以上の寿命があるといわれている。ただしダックダウン(アヒル)、グースダウン(ガチョウ)、マザーグースダウン(ガチョウの親鳥)など羽毛の種類によって耐久性が異なるため、寿命も変わってくるだろう。

2. 羽毛布団の寿命に影響を与える要素とは?

羽毛布団の寿命はさまざまな要因で変わる。たとえば次のような要素は寿命に影響を与えることがあるので覚えておこう。

使う人の体質

ヒトは寝ている間にコップ1杯分の汗をかく、というのは皆さんもご存知だろう。汗に含まれる汚れや湿気などにより羽毛布団は劣化する。したがって、汗をかきやすい体質の方はとくに、10〜15年よりも早く寿命がくることもあると思っておこう。

羽毛の種類

  • ダックダウン(アヒル)
  • マザーダックダウン(アヒルの親鳥)
  • グースダウン(ガチョウ)
  • マザーグースダウン(ガチョウの親鳥)
  • アイダーダックダウン(希少価値の高い最高級羽毛)
先ほど軽く触れたが羽毛には種類がある。上記は耐久性が低いとされている順に並べたものだ。どの羽毛を使っているかによっても、寿命が変わってくると思っておこう。

お手入れの頻度や保管方法

湿気を含んでいるのに乾燥させるなどお手入れをしなかったり、湿気やホコリが溜まりやすい場所へ長期間保管していたりした場合も要注意だ。たとえ高級羽毛を使った羽毛布団であったとしても劣化が進み、寿命が短くなる場合がある。

側生地(がわきじ)の素材

羽毛そのものはまだまだ元気でも、羽毛布団の側生地、つまり羽毛を覆っている布地が先に寿命を迎えてしまうことがある。たとえばシルクなどは高級だが耐久性の面で考えるとほかの素材よりもやや劣る。したがって高価な羽毛布団イコール耐久性の高い羽毛布団とはいえない。羽毛布団を購入する際は羽毛の種類とあわせて側生地の素材もチェックしておこう。

3. 羽毛布団の寿命が近づいているサインとは?

羽毛布団に寿命が近づいている場合、どういったサインが現れるのだろうか?買い替えるかどうかの判断基準にもつながるので、以下のような状態を覚えておこう。

ふくらみが失われてくる

羽毛はどうしても使っているうちに劣化する。放湿性に優れているため、通常であれば湿気でヘタっても干して乾燥させることでふくらみが復活する。だが経年や蓄積された汚れなどによってダウンボール(ダウンそのものの中心部分)が劣化すると、干しても戻らなくなってしまう。その結果、ふくらみが失われてくるのだ。新品時の2/3程度になったと感じたら寿命の目安と捉えよう。

保温性が失われてくる

保温力に優れているのも羽毛布団の大きな特徴だが、長年使っているうちにダウンボールが劣化すると保温力も低下してくる。「まったく同じ気象条件・環境」で比較することができないためその人の肌感覚になってしまうが、以前より暖かく感じられなくなったという場合は、寿命が近づいているサインかもしれない。

重くなったように感じる

羽毛布団を長年使っていると重く感じるようになる。汗や皮脂の蓄積が主な原因だが、たとえ放湿性に優れている羽毛布団でも長年溜まったものはなかなか除去できない。クリーニングに出してもあまり重さが変わらない、使い心地が改善しないという場合は寿命と考えよう。

羽毛が飛び出すようになる

これは側生地の寿命が近いことを意味する。通常、羽毛布団はダウンプルーフ加工と呼ばれる目詰め加工が施されており、それにより羽毛が飛び出さない構造になっている。だが側生地が劣化すると裂けたり穴があいたりして、羽毛が飛び出してくるようになってしまう。

4. 羽毛布団に寿命を感じたら打ち直し?買い替え?

お使いの羽毛布団が上記いずれかまたはいくつかに該当した場合、寿命が近づいていると考えてよいだろう。次に考えるべきことは「打ち直しをするか買い替えるか」だ。

打ち直しとは?

いわゆる羽毛布団の「リフォーム」が打ち直しである。専門業者に羽毛布団を解体して羽毛の汚れを取ってもらうなどし、購入したときに近い状態に蘇らせてもらう作業だ。買い替えを検討するのもよいが羽毛布団は安いものではない。打ち直しできるならその方が経済的だろう。

打ち直しか買い替えかの判断基準は?

価値観によるところが大きくなる。高級羽毛布団の場合、打ち直しで蘇るのであればお願いし、そこからさらに長く使い続けるのがおすすめだ。一方、お手頃価格で手に入った羽毛布団であれば思い切って買い替えを検討するのもよい。次は高価な羽毛布団を選び、長く使い続けるようにするとよいだろう。

5. 羽毛布団の寿命を少しでも延ばすためにできること

今お使いの羽毛布団、あるいはこれから購入する(買い替える)羽毛布団は、できる限り長く使い続けたいところだ。寿命を少しでも延ばす(縮めない)ためにも、使う際は以下のポイントを押さえておこう。

カバーをつけて使用する

羽毛布団の劣化は汗や摩擦などによって進む。それに、汚れやにおいを取るためにクリーニングに出す回数が増えれば、その分だけ劣化が早まることも考えられる。少しでも寿命を延ばすためにも、カバーをつけて使用することをおすすめする。

丁寧に取り扱う

急な圧がかかるなど乱暴に取り扱ってしまうと、羽毛が傷ついたり側生地に穴があいたりして寿命が縮まるおそれがある。ほかの寝具よりもデリケートであることを忘れずに、丁寧に取り扱おう。

定期的にクリーニングに出す

ご家庭やコインランドリーで洗える羽毛布団も多いが、洗い方を誤るとダメージを受けてしまう。寿命を少しでも延ばすにはプロの手でキレイにしてもらうことをおすすめする。ただしドライクリーニングも、やりすぎるとダウンボールを保護している脂質を過剰に落とすおそれがある。まったくクリーニングしないのも問題だが、出しすぎも劣化を早めると思っておこう。5年が目安とされているが、適切なペースについては取扱説明書やメーカーのホームページなどで確認してほしい。

6. 羽毛布団の寿命を延ばすお手入れ方法とは?

最後に、羽毛布団の寿命を延ばすためにご家庭でできる簡単なお手入れ方法のポイントをお伝えしよう。

羽毛布団の寿命を延ばすお手入れのポイント

  • カバーはこまめに洗濯する
  • 月に1回は陰干しで乾燥させる
  • 圧縮袋に入れて保管しない
  • 通気性のよい場所で保管する
  • 直射日光の下で干さない
圧縮袋に入れてしまうと、元のふくらみや保温性を失うおそれがあるので気をつけよう。また直射日光に当ててしまうと、中のダウンボールがダメージを受けるおそれがあるためNGだ。こうしたポイントを押さえて正しくホームケアすれば、寿命を延ばせるはずなのでぜひ覚えておいてほしい。

結論

羽毛布団の寿命は10〜15年程度といわれてはいるが、使い方などさまざまな要因によって長くもなれば短くもなる。寿命が近づいているサインを見落とさないことが大切だ。高級羽毛布団をお使いであれば、買い替えではなく打ち直しを検討しよう。
  • 公開日:

    2019年4月17日

  • 更新日:

    2021年2月27日

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