1. 屋根裏収納がサウナ状態!その原因は?
屋根裏とは、天井の上から屋根の間にある空間のことである。一般的に、屋根裏の断熱材は天井の上までしか敷かれておらず、屋根で受けた熱量はそのまま屋根裏に伝わる。ただでさえ熱気がこもる位置であるうえに、直射日光を受けることでさらに温度が上昇し、サウナ状態になるというわけだ。
そのため、屋根側にも断熱をする必要があるのだが、ただ断熱材を敷くだけではサウナ状態は改善されない。空気が循環できる仕組みを作り、熱気を排出することで温度を下げるのである。つまり、温度を調節するポイントは換気にある。サウナ状態の屋根裏収納から快適な屋根裏収納へ変身させるために、効果的な換気方法を紹介する。
そのため、屋根側にも断熱をする必要があるのだが、ただ断熱材を敷くだけではサウナ状態は改善されない。空気が循環できる仕組みを作り、熱気を排出することで温度を下げるのである。つまり、温度を調節するポイントは換気にある。サウナ状態の屋根裏収納から快適な屋根裏収納へ変身させるために、効果的な換気方法を紹介する。
2. 屋根裏収納の効果的な換気方法
屋根裏収納を快適に使うためには換気が必要だということが分かったところで、換気の仕組みを理解し、どのような換気方法が効果的なのか探っていこう。
換気するためには、2箇所以上の空気の出入り口を作ってやり、それぞれに給気と排気の役割をさせる。これで、温まった空気が上へ、冷たい空気は下へ流れる性質を利用して空気の流れを作ることができる。また、最近の家は気密性が高く、空気が循環されにくいため、積極的に空気の循環をさせるために送風機を設置することをおすすめする。
つまり、効果的に換気するために必要なことは、「空気の流れを作るために、給気口と排気口が必要」「強制的に空気を動かすためには、送風機の力が必要」ということである。そこで気になるのが、具体的な施工方法や費用である。大がかりな工事が必要で、専門業者の手を借りなければいけないのだろうか?
例えば、メーカーが販売している「屋根裏換気システム」を選択した場合、効果は高いが、ダクトや吸い込みグリル等の設置が必要になるため、専門業者に依頼することになり、コストが高くなってしまう。事前に設置のコストや、ランニングコストを調べておく必要がある。
しかし、なるべくコストをかけずに設置したい場合は、自分でできる換気法を考えなければならない。具体的に、どのような方法があるのかを紹介していこう。
換気するためには、2箇所以上の空気の出入り口を作ってやり、それぞれに給気と排気の役割をさせる。これで、温まった空気が上へ、冷たい空気は下へ流れる性質を利用して空気の流れを作ることができる。また、最近の家は気密性が高く、空気が循環されにくいため、積極的に空気の循環をさせるために送風機を設置することをおすすめする。
つまり、効果的に換気するために必要なことは、「空気の流れを作るために、給気口と排気口が必要」「強制的に空気を動かすためには、送風機の力が必要」ということである。そこで気になるのが、具体的な施工方法や費用である。大がかりな工事が必要で、専門業者の手を借りなければいけないのだろうか?
例えば、メーカーが販売している「屋根裏換気システム」を選択した場合、効果は高いが、ダクトや吸い込みグリル等の設置が必要になるため、専門業者に依頼することになり、コストが高くなってしまう。事前に設置のコストや、ランニングコストを調べておく必要がある。
しかし、なるべくコストをかけずに設置したい場合は、自分でできる換気法を考えなければならない。具体的に、どのような方法があるのかを紹介していこう。
3. DIYで屋根裏収納を快適に!
コストを安く抑えることができるのが、DIYである。ある程度の知識は必要だが、屋根裏収納に自分で取り付けることによって、コストを格段に下げることができる。ここではDIYでできる換気扇の設置方法を紹介する。どちらも、事前に電源の確保をしておくことが必要である。
換気排熱ファン
換気排熱ファンを天井に取り付けることで屋根裏に空気の流れを作り、熱気を外に排出する仕組みである。
商品は、各メーカーからいくつか販売されているが、専門的な商品のため、少し値が張ってしまうのが難点。しかし、専用ダクトの設置が不要のため、時間はそれほどかからない。もし、天井に穴を開けることが不安な場合は、専門業者の手を借りたほうが無難である。
商品は、各メーカーからいくつか販売されているが、専門的な商品のため、少し値が張ってしまうのが難点。しかし、専用ダクトの設置が不要のため、時間はそれほどかからない。もし、天井に穴を開けることが不安な場合は、専門業者の手を借りたほうが無難である。
換気排熱ファン取り付けに必要なもの
- 換気排熱ファン
換気排熱ファンの取り付け方
- 取り付ける部屋の天井部分にファンが入る大きさの穴を開け、ネジでファンを取り付ける。このとき、梁にかからないように注意する。
- 屋根裏に上がり、ファン本体裏に電源コードを接続する。敷いてある断熱材がファンにかからないように取り除く。
- 部屋に戻り、ファンのグリルをはめこむ。
換気扇
換気排熱ファンを使用するのと違う点は、換気扇を使うと、天井に穴を開けなくてもすむことで、これにサーモスタット(温度の自動調節装置)をつけることにより、動作を制御できる。換気扇でも穴を開ける必要があるものもあり、その場合専門業者でなければ難しいため、ここでは穴を開けずにすむ換気扇を屋根裏点検口に取り付ける方法を紹介する。
この方法は、だいたい換気扇が4,000円~8,000円、デジタルサーモスタットが1,000円~5,000円の範囲内で収まるので、かなりコストダウンできるのではないだろうか。
この方法は、だいたい換気扇が4,000円~8,000円、デジタルサーモスタットが1,000円~5,000円の範囲内で収まるので、かなりコストダウンできるのではないだろうか。
換気扇の取り付けに必要なもの
- 換気扇
- デジタルサーモスタット
- 木材
換気扇の取り付け方
- 屋根裏に入るための点検口の金属枠を利用する。天井から点検口の蓋を外し、金属枠だけにする。
- 金属枠に換気扇が取り付けられるよう、サイズを測り木材をカットする。
- カットした木材に、換気扇をネジで取り付ける。
- デジタルサーモスタットをセットし、金属枠に換気扇を取り付ける。
どちらの場合も電源を確保する必要があるので、コンセントがあるかは事前に確認しておこう。
結論
換気によって空気を循環させることで、不快だった屋根裏収納を快適なものに変えることができる。また、換気することによって湿気の管理ができ、家の劣化防止につながるだけでなく、冷暖房の効きも良くなるなどメリットは多い。便利な屋根裏収納を心地よい空間に変身させ、大いに活用しよう。