1. 洗濯機のカビの原因と予防方法

洗濯槽にカビが発生する原因
カビの発育に必須の条件は、栄養・水・温度・酸素の4つである。
1.栄養源
衣類についている皮脂汚れや食べカスが洗濯洗剤(石けん)の溶け残りと混ざり合うと、カビの栄養源になる。
2.水分
使用後の洗濯機のフタを閉めたままにしておくと水分が蒸発せず残る。カビはこの残った水分を吸収して発育する。
3.温度
カビは最低温度5度でもゆっくりと発育する。浴室の近くに設置することが多い洗濯機は温度が上昇しやすいため、カビも成長しやすい。
4.酸素
カビの発育には酸素が重要な条件となる。
カビの予防方法は?
繁殖の必須条件の中からいずれかを取り除くことがカビの予防方法になる。酸素を取り除くことができないのはもちろんのこと、温度を自在に変えることは難しいので、栄養と水分を取り除くことにしよう。
1.洗剤は使用量を守る
洗剤の溶け残りは、皮脂や食べカスと混ざり合って洗濯槽にこびり付き、カビの栄養源となるため、洗剤は入れすぎないように使用量を守ろう。
2.乾燥させる
洗濯終了後は洗濯機のフタを開けて水分を蒸発させたり、水分を拭き取ったりすることが予防方法の1つになる。乾燥機能付きの洗濯機の場合は、週1回程度、乾燥運転し洗濯槽を乾燥させておこう。
3.洗濯機内部のパーツや洗濯槽の掃除をする
カビの予防方法としては、市販の洗濯槽クリーナーやハイターが活用できる。除菌・漂白・徐臭効果によって、嫌なにおいやカビの除去が可能だ。ついでに、糸クズフィルター・乾燥フィルター・排水フィルター、洗剤の投入口などのパーツを外して掃除しよう。ほこりは掃除機で吸い取り、汚れは歯ブラシで水洗いするとよい。
2. 酸素系クリーナー・ハイターを使った洗濯機のカビ取り

洗濯槽クリーナーやハイターには酸素系と塩素系の2種類あるが、特徴と使用方法が異なるため、それぞれの特徴を必ずチェックしておこう。
酸素系洗濯槽クリーナー・ハイターの特徴
酸素系洗濯槽クリーナー・ハイター(粉末タイプ)は、酸素系の漂白剤で過炭酸ナトリウムが主成分である。この成分は水と反応して強力に発泡し、洗濯槽に付着した汚れを剥がして落とすことが可能だ。また、カビを除菌する効果もある。
酸素系の漂白剤には自然界にも存在する物質が使われており、環境への負荷も少ない。また、酸素系洗濯槽クリーナー・ハイター(粉末タイプ)が洗濯槽内に残ったとしても、洗濯物を色落ちさせる心配がない。
酸素系の漂白剤には自然界にも存在する物質が使われており、環境への負荷も少ない。また、酸素系洗濯槽クリーナー・ハイター(粉末タイプ)が洗濯槽内に残ったとしても、洗濯物を色落ちさせる心配がない。
クリーナー・ハイター(粉末タイプ)のカビ取り方法
1.酸素系は40~50度ぐらいのお湯を使うと成分が活性化するので、効果が発揮しやすくなる。お湯は高水位まで溜めよう。
2.お湯と粉末のハイターは、10リットル:50g~100gの割合を目安に入れる。洗濯槽クリーナーの場合は、パッケージの指示通りの使用量を投入しよう。次に標準コースの「洗い」で3分程度作動させ、1~3時間程度つけ置きする。このときに、浴室の洗面器やいすを洗濯槽につけ置きすると、こびりついた湯垢が落ちやすくなるので試してみよう。
3.つけ置き時間を過ぎたら、洗濯槽から洗面器といすを取り出す。洗濯槽に浮いた茶色や黒い汚れは、面倒でもゴミ取りネットですくい、その後に排水しよう。
4.排水後に一度脱水したら水道水を洗濯槽に溜め、すすぎ・汚れをすくう・脱水の工程を2回程度繰り返して排水する。
2.お湯と粉末のハイターは、10リットル:50g~100gの割合を目安に入れる。洗濯槽クリーナーの場合は、パッケージの指示通りの使用量を投入しよう。次に標準コースの「洗い」で3分程度作動させ、1~3時間程度つけ置きする。このときに、浴室の洗面器やいすを洗濯槽につけ置きすると、こびりついた湯垢が落ちやすくなるので試してみよう。
3.つけ置き時間を過ぎたら、洗濯槽から洗面器といすを取り出す。洗濯槽に浮いた茶色や黒い汚れは、面倒でもゴミ取りネットですくい、その後に排水しよう。
4.排水後に一度脱水したら水道水を洗濯槽に溜め、すすぎ・汚れをすくう・脱水の工程を2回程度繰り返して排水する。
酸素系はドラム式洗濯機に使える?
運転中のドラム式洗濯機がクリーナーから出る泡を感知すると、自動的に停止したり泡を排水したりしてしまう。ドラム式洗濯機には使用不可と書かれている商品があるので、購入する際には確認しよう。
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3. ドラム式洗濯機もOK!塩素系クリーナー・ハイターでカビ取り

塩素系クリーナー・ハイターの特徴
塩素系クリーナー・ハイターのほとんどは、次亜塩素酸ナトリウムという成分を原料にしている。この成分は、カビに直接浸透・分解して取り除くだけでなく、洗濯槽内の雑菌の除菌や嫌なにおいを取り除く効果もある。
また、塩素系クリーナー・ハイターは液体タイプのみで粉末はなく、使用するとツンとした刺激臭がする。このにおいが苦手な方は、使用後の洗濯槽をすすぎ洗いする、またはツンとしたにおいのない酸素系のクリーナー・ハイターを使用するとよい。
また、塩素系クリーナー・ハイターは液体タイプのみで粉末はなく、使用するとツンとした刺激臭がする。このにおいが苦手な方は、使用後の洗濯槽をすすぎ洗いする、またはツンとしたにおいのない酸素系のクリーナー・ハイターを使用するとよい。
塩素系のカビ取り方法
衣類用の塩素系ハイターは、水とハイター50リットル:200mlの割合にし、投入口ではなく洗濯槽に適量を直接入れる。洗濯槽クリーナーの場合は、パッケージの表示に従おう。ドラム式洗濯機の場合は水量に合わせ、ハイターの量も調節しよう。
槽洗浄モードがある場合は洗剤を入れてスイッチを押すだけでOKだが、ない場合は標準コースの「洗い」を設定し脱水まで行おう。
槽洗浄モードがある場合は洗剤を入れてスイッチを押すだけでOKだが、ない場合は標準コースの「洗い」を設定し脱水まで行おう。
使用する際の注意点
洗剤投入口から塩素系を入れると、原液の残りによって衣類が色落ちする恐れがあるので、必ず洗濯槽に直接入れよう。
また、全自動洗濯機の中にはキッチン・衣類用のハイターが使えない種類があるので、必ず説明書等で確認しよう。
また、全自動洗濯機の中にはキッチン・衣類用のハイターが使えない種類があるので、必ず説明書等で確認しよう。
「番外編」洗濯物についた黒いカスの取り方
布地についた黒いカスを触ると、細かく崩れて繊維の奥に入ってしまう。そこで、黒いカスを取りたいときは布地をパンパンと勢いよく振って落とすとよいだろう。繊維に入り込んだカスはブラシで払い落とすか、水で部分洗いして落とそう。
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結論
カビの繁殖や汚れが蓄積しやすい洗濯槽は、酸素系・塩素系のクリーナーやハイターで定期的な掃除が必要である。1~2か月の頻度で行うのが理想的だが、難しい場合はカビが発生しやすい梅雨・秋雨時期のタイミングでカビ取りしておこう。洗濯機は毎日のように使うものなので、きちんと手入れをし、きれいな状態を保ちたいものだ。