1. おしゃれですっきり見える洗面所収納のコツ

隙間収納を最大限に活用するために、洗面所の整理から始めてみよう。現在不要なモノが置いてある場所もデッドスペースになっているからだ。
現在の収納を整理する
- 洗面所の収納棚に、使わないシェーバーやヘアケア用品、試供品を置いていないだろうか。1年以上経過しているものは、今後も使う可能性がないと判断し処分してしまおう。
- 洗面所に買い置きの洗剤やシャンプー、トイレットペーパーが増えると、収納スペースが狭くなる。買い置きはそれぞれ1個ずつに留めておこう。
- かさばりやすいタオルは必要な枚数だけ洗面所に収納、またはバスタオルはやめてフェイスタオルのみにすると省スペースになる。
おしゃれな洗面所にするには?
不要なものを整理したところで、次はおしゃれに見える隙間収納のコツを見てみよう。おしゃれを意識しすぎるとかえって、ごちゃごちゃしてしまうので注意が必要である。
- 白い収納アイテムで統一する
- 収納アイテムは壁紙や床にマッチする色にするとおしゃれに見える
- 洗剤は色や形を統一したシンプルなボトル容器に詰め替える
- タオルの色や大きさを統一する
- 洗濯機の排水ホースが目立たないような収納アイテムを使う
- 床に置いた体重計や脱衣かごは収納する
歯ブラシやコップ、シェーバー、ドライヤーなど、毎日使うからといって洗面台に置きっぱなしにすると、ほこりや水垢が溜まりやすくなる。必要最低限のモノだけを置き、他は手の届く場所に収納しよう。
洗面台や洗面所の床には極力モノを置かない、色や形で統一感を出し、見せる収納を演出すると、おしゃれですっきりした洗面所になる。
洗面台や洗面所の床には極力モノを置かない、色や形で統一感を出し、見せる収納を演出すると、おしゃれですっきりした洗面所になる。
2. 幅20㎝以下もOK!洗面所の収納アイテムの選び方

次に、店舗やネットで隙間収納アイテムを購入する場合のポイントを見てみよう。
隙間収納のアイテムの選び方
- 幅はもちろんのこと奥行きや高さで収納力が異なるので、サイズを必ずチェックする。
- 隙間収納は幅が狭くて奥行きがあるので、取っ手やキャスター付きの収納にすると出し入れしやすい。
- 水回りでも錆びにくいステンレスや撥水加工済みの化粧板にする。
- プラスチックや防汚加工の素材は、掃除しやすく清潔に保てる。
- 収納するモノによって棚やかごの位置の変更やパーツの追加ができるタイプは、応用がきいて便利である。
幅のサイズで選ぶ
1.隙間が10㎝以下
天井と床で突っ張るメッシュラックは、隙間が10㎝以下でも取り付けられる。釘を使用しないので賃貸でもOK。ラックにフックやバスケットを取り付けて、洗剤やハンガー、ドライヤーなどの小物を収納しよう。洗濯機との隙間が数㎝しかない場合は、防水パンにアタッチメントを取り付けて突っ張るタイプもあるので確認してみよう。
2.15~20㎝の隙間に合う収納アイテム
隙間が15㎝の洗面所は、スリムワゴンやストッカーを探してみよう。備え付けのかごに洗濯ピンチや洗剤などを収納できる。また、幅20㎝のチェストタイプはタオルや下着などを収納可能である。どちらもキャスター付きなら出し入れしやすい。幅20㎝以上になるとアイテム数が増えるので、選択肢の幅が広がるので、目的に応じたものを選びたい。
3. 洗面所の収納をDIYする

ホームセンターの材料でDIY
1.2×4(ツーバイフォー)材で作る棚
ホームセンターで販売されている2×4材の上下にディアウォールをつけて、天井と床で突っ張らせて柱にする。突っ張るタイプなので賃貸でもOKだ。2×4材は柔らかい材質なので、手回しのドライバーでも棚を取り付けられる。
2.幅が10~20㎝程度の隙間収納
フリーラックのポールに可動式の棚と取っ手、キャスターをつける。棚はポールにあらかじめついている穴にネジを差し込み、ドライバーで回すだけなのでDIY初心者でもチャレンジできる。
3.ホームセンターのすのこを活用する
すのこ2枚を組み合わせたラックのようにDIYする。
- 立てた2枚のすのこの間に、板を渡して棚を作る
- 室内の雰囲気に合わせて塗料を塗れば、おしゃれなラックになる。
100均グッズでDIYする
1.突っ張り棒を活用
横にした突っ張り棒の上に、かご・ラック・棚板を乗せる簡単なDIYで収納スペースができる。
2.洗面台の下に収納を作る
洗面台の下は高さがあるので、コの字型のラックを置けば棚が2段になり、収納スペースが増える。100均のかごを組みあわせるなど工夫してみよう。配管が通っている場合は、配管を避けて突っ張り棒を横に倒し、かごやボックスをおく。スプレータイプの容器や住居用洗剤を突っ張り棒に引っ掛け収納すると取り出しやすい。
結論
洗濯機や洗面台の隙間はデッドスペースになりやすいが、工夫次第で立派な収納スペースになる。また、不要なモノの置き場所もデッドスペースだということを認識しよう。洗面所は毎日使う場所なので、何がどこにあるかがわかりやすく、使いやすくしたいものだ。