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電気ポットの掃除方法。内と外では汚れの原因や洗剤が違う!

電気ポットの掃除方法。内と外では汚れの原因や洗剤が違う!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年3月 9日

簡単にお湯が作れ、保温もできる電気ポットは便利だが、毎日使うならきちんと掃除しよう。水しか入れていなくても、放置しておけば水垢や臭いがついてしまう。電気ポットは専用の洗剤を用意できなくても、クエン酸と重曹で簡単に洗い落とせる。その方法を見ていこう。

  

1. 電気ポット内部のカルキはクエン酸で洗う

まずは電気ポットの内部。汚れの主な原因は水垢(カルキ)だ。白くこびりついている汚れは水分中のカリウムなどのミネラルが残ったもので、掃除にはクエン酸を使う。クエン酸は酸性なので、アルカリ性のミネラル成分に強いからだ。また天然成分でもあり、ほかの酸性洗剤と比べて飲料水を入れる場所に使いやすい。

掃除方法はポットにたっぷりの水とクエン酸を入れ、沸騰させるだけ。電気ケトルにも使えるが、その場合は満水のラインまでにしよう。クエン酸の目安は1リットルに対し15g(大さじ1)ほどだが、頑固な汚れ、気になる場合は30g程まで増やしてもよい。

沸騰後は電気ポットをすぐに洗い流さず、2時間ほどそのままにして汚れを浮かせよう。保温機能があるポットは保温状態にしておくとよい。クエン酸洗浄用のメニューがあるポットなら、指示に従って行うと楽だ。お湯は流す際、抽出口から出して抽出口の掃除も兼ねよう。

もしポット内部に汚れが残っているようなら、スポンジで軽くこすってみよう。ただしメラミンスポンジやたわし、歯ブラシは内部を傷つける可能性があるため避けるたほうがよい。

2. 内側の掃除はお酢でも代用できる

クエン酸と同じ酸性のお酢を使うことでも電気ポッドの内部は掃除できる。お酢の場合は水1リットルあたり200mlと多めに入れて、以降は同じ手順だ。最後、水の洗い流しが足りないと、お酢の臭いが残るので注意しよう。

また、レモン汁を使う方法もあり、果汁を絞ってポットの中に入れるだけなのでとても簡単だ。他にも洗剤なら研磨剤入りのクレンザーを使う方法もあり、研磨剤ではあるが目が細かいのでポットの内部を傷つけにくいのだ。しかし、こするときに力を入れすぎるなど、利用方法によってはダメージを与えてしまうので、心配なら無理に使わないようにしよう。

ちなみに内側の掃除頻度は、電気ポットを頻繁に使うなら月1、そうでない場合は3ヶ月に1回程度が目安だ。定期的に行って、水の清潔さを保とう。

3. 電気ポットの外側は重曹で落とす

一方電気ポットの外部には、手垢や手に食べかすなどをつけたまま触った場合の汚れや、空気中のホコリが原因の汚れがつきやすい。また、ポットが火元の近くに置いてあると油垢がつくこともある。この場合、酸性の汚れが多いため重曹を使うと落としやすい。

重曹は洗面器やバケツなどに水とともに入れて溶かし、布巾をひたして汚れを拭き取ろう。目安は3Lほどの洗面器に対して重曹30g(大さじ2)だ。クエン酸同様、汚れの多さによって量を調節してもよい。また粉末の重曹を使う場合は、ぬるま湯程度に温めておくと冬でも溶かしやすい。

布巾で拭きにくい細かい部分は、重曹の溶液に浸した歯ブラシで磨こう。汚れがなくなったと思ったら、水のみ含ませた布巾で重曹を拭き取り、仕上げに乾拭きをして完了だ。

ちなみに重曹は酸性汚れの除去のみならず臭い対策も可能だ。しかし、重曹は研磨効果があり、傷つくこともあるので内部の掃除にはおすすめしない。汚れはクエン酸などを用いてしっかり取り除き、重曹を使って臭い対策もしてみるとよい。

結論

電気ポットはクエン酸と重曹で掃除することができる。2つは一緒に使うのではなく、内側にクエン酸、外側に重曹と汚れに応じて分けよう。内側は傷を付けないためにも、水を入れて沸騰させる方法が役立つ。ポットは家電でもある為、外側は水分を残しにくい拭き掃除がおすすめだ。毎日おいしいお湯を飲めるよう、3ヶ月に1回以上の頻度で、電気ポットをきれいにしてあげよう。
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  • 公開日:

    2019年5月 7日

  • 更新日:

    2021年3月 9日

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