1. コンパクトな部屋干しスペースでもしっかり乾く洗濯物の干し方一覧

部屋干しすると洗濯物が臭うのは、室内にこもった生活臭や食事の臭いが濡れた洗濯物に移る(吸収する)のが要因のひとつ。しかし、あの独特な部屋干し臭の主な原因は、外干しする場合に比べて乾きが遅く服についている雑菌がどんどん繁殖して悪臭を放つせいだ。
部屋干し対応の洗剤や柔軟剤も発売されているが、部屋干し臭撲滅の最大のポイントは、とにかく短時間で洗濯物を乾かすことに尽きる。それには、洗濯物が風(空気)に当たる表面積を最大限に増やすことが大切だ。洗濯物を吊るしたハンガー同士の間隔は10㎝以上開けるほか、洗濯物の布の重なり部分をできるだけ少なくする工夫が重要なのだ。
部屋干し対応の洗剤や柔軟剤も発売されているが、部屋干し臭撲滅の最大のポイントは、とにかく短時間で洗濯物を乾かすことに尽きる。それには、洗濯物が風(空気)に当たる表面積を最大限に増やすことが大切だ。洗濯物を吊るしたハンガー同士の間隔は10㎝以上開けるほか、洗濯物の布の重なり部分をできるだけ少なくする工夫が重要なのだ。
早く乾く洗濯物の干し方
バンザイ干し
フードがついたパーカーや、長そでのトレーナーは、逆さに干して袖やフードの重なりをなくす「バンザイ干し」がベストだ。
ちょいがけ
タオルは半分に折りたたんで干すよりも片方の端だけを2重にして干して、風が当たる表面積を増やす。
裏返し干し
生地が重なっている縫い目や脇ポケット部分は乾きが遅い。裏返して縫い目やポケットを外側にして干すことで、乾きが早くなるのだ。
筒干し
パンツやスカートは、ピンチがたくさんついたピンチハンガーに筒状に干して、内側にも風が通るようにしよう。
また、「ほとんど乾いたけど、部分的に少し湿っている」と感じたら、湿っている場所にスチームなしでアイロンをかけたり、ドライヤーを当てたり、ヒーターの前にしばらく置くなどして洗濯物を完全に乾かすことを心がけよう。
また、「ほとんど乾いたけど、部分的に少し湿っている」と感じたら、湿っている場所にスチームなしでアイロンをかけたり、ドライヤーを当てたり、ヒーターの前にしばらく置くなどして洗濯物を完全に乾かすことを心がけよう。
2. 賃貸でもOK! 浴室を洗濯乾燥室に簡単DIYする方法

最近のマンションは、浴室に洗濯乾燥機能が付いたものが多い。スイッチ1つで天井から温風が出て、浴室内に干した洗濯物を乾かすことができる。しかし乾燥機能のない浴室も、実は洗濯物の部屋干しにぴったりの場所だ。
換気扇や窓がついているため、空気が流れて洗濯物を乾かす風が起き、空気の流れが停滞しがちな居室よりも湿気が取りやすい。また、部屋の中に洗濯物がぶら下がっていると生活感が丸出しでうんざりしてしまうが、浴室なら洗濯物が目に入りにくい。おまけにほとんどの家庭は、浴室のすぐそばに洗濯機置き場があるはず。
洗濯機から取り出した洗濯物を、ほとんど移動することなく干せるのは非常に効率的だ。ただし、浴室に洗濯物を干すときは、浴槽にお湯がたまっておらず、床や壁が乾いた状態で使おう。
また、乾燥機能のない浴室を、DIYでさらに使い勝手のいい室内干しスペースに改造してみるのもよい。浴室の高い位置に太めの突っ張り棒を2~3本セットすれば、室内物干し竿の完成だ。ユニットバスなら、シャワーカーテンを吊るすバーも活用しよう。これらは設置したままでも、入浴の邪魔にならない。
さらに床置きできる折り畳み式の洗濯干しスタンドや、コンパクトに収納できるピンチハンガーなどの便利な洗濯グッズを集めよう。狭いスペースに数多くの洗濯物が干せるシステムを作ってしまうのだ。
5,000円前後で買えるミニサイズの除湿器や扇風機、サーキュレーターなどを持ち込んで、除湿や送風を行えば、ただの浴室も立派な室内干し乾燥室に早変わりだ。ただし、電化製品を使用する場合は、床や設置場所周辺が濡れていないかしっかり確認しよう。
換気扇や窓がついているため、空気が流れて洗濯物を乾かす風が起き、空気の流れが停滞しがちな居室よりも湿気が取りやすい。また、部屋の中に洗濯物がぶら下がっていると生活感が丸出しでうんざりしてしまうが、浴室なら洗濯物が目に入りにくい。おまけにほとんどの家庭は、浴室のすぐそばに洗濯機置き場があるはず。
洗濯機から取り出した洗濯物を、ほとんど移動することなく干せるのは非常に効率的だ。ただし、浴室に洗濯物を干すときは、浴槽にお湯がたまっておらず、床や壁が乾いた状態で使おう。
また、乾燥機能のない浴室を、DIYでさらに使い勝手のいい室内干しスペースに改造してみるのもよい。浴室の高い位置に太めの突っ張り棒を2~3本セットすれば、室内物干し竿の完成だ。ユニットバスなら、シャワーカーテンを吊るすバーも活用しよう。これらは設置したままでも、入浴の邪魔にならない。
さらに床置きできる折り畳み式の洗濯干しスタンドや、コンパクトに収納できるピンチハンガーなどの便利な洗濯グッズを集めよう。狭いスペースに数多くの洗濯物が干せるシステムを作ってしまうのだ。
5,000円前後で買えるミニサイズの除湿器や扇風機、サーキュレーターなどを持ち込んで、除湿や送風を行えば、ただの浴室も立派な室内干し乾燥室に早変わりだ。ただし、電化製品を使用する場合は、床や設置場所周辺が濡れていないかしっかり確認しよう。
3. 眠っている布団乾燥機でできる室内干し

持っていても、家庭ごとに使用頻度が大きく違う家電のひとつが「布団乾燥機」だ。最近の布団乾燥機には、もともと衣類乾燥機能が付加されているものも多いが、それに気づかないまま押し入れの奥で眠らせていることもある。
機種によって、乾かし方は様々で、洗濯物の下にセットして熱風を吹き上げて乾かすタイプのもの、専用の衣類乾燥カバー(ハンガータイプの衣料ケース型や布団袋のような四角のタイプまで)が付属、あるいは別売りされていて、それを洗濯物にかぶせ布団乾燥機のホースにつないで使用するもの、布団の間に入れて使うエアマットを半分にして洗濯物を挟み込んだり、膨らんだマットの上にのせて乾かしたりするものなどがある。
今までうっかり失念していたなら、使わない手はないだろう。
持っている布団乾燥機に衣類乾燥モードがなくても、あきらめるのは早い。通販サイトでは、一般的な布団乾燥機にセットできる衣料乾燥袋が3,000円前後で販売されている。乾燥袋を買わなくても、古くなった布団袋やシーツなどで洗濯物をかけたラック全体を上から覆い、洗濯物の真下でホースやパイプを上に向けてセットして布団乾燥機を稼働させるだけでも十分役に立つ。ぜひトライしてみよう。
機種によって、乾かし方は様々で、洗濯物の下にセットして熱風を吹き上げて乾かすタイプのもの、専用の衣類乾燥カバー(ハンガータイプの衣料ケース型や布団袋のような四角のタイプまで)が付属、あるいは別売りされていて、それを洗濯物にかぶせ布団乾燥機のホースにつないで使用するもの、布団の間に入れて使うエアマットを半分にして洗濯物を挟み込んだり、膨らんだマットの上にのせて乾かしたりするものなどがある。
今までうっかり失念していたなら、使わない手はないだろう。
持っている布団乾燥機に衣類乾燥モードがなくても、あきらめるのは早い。通販サイトでは、一般的な布団乾燥機にセットできる衣料乾燥袋が3,000円前後で販売されている。乾燥袋を買わなくても、古くなった布団袋やシーツなどで洗濯物をかけたラック全体を上から覆い、洗濯物の真下でホースやパイプを上に向けてセットして布団乾燥機を稼働させるだけでも十分役に立つ。ぜひトライしてみよう。
結論
多くの人が様々な事情で洗濯物を室内に干しているものの、これまで生乾きや臭い、見た目の悪さなど悩みも多かった。しかし、干し方の工夫や浴室や布団乾燥機などをうまく利用することで、大半の問題は解決できるだろう。今後、住居のリフォームや新築を考えているなら、衣類乾燥機の導入と同時に浴室の乾燥機能設置も検討すべきだろう。衣類乾燥機では乾かせないデリケートな衣類や靴なども、浴室乾燥機能でカラッと乾かすことができる。