1. 米びつの冷蔵庫収納をおすすめする理由

冒頭でも少し話たが、米は気温と湿度の条件が揃うと虫が湧いてくる。その虫も、米を炊く前に気づければいいのだが、米を炊き、口に入れる直前で気づいてしまうと、鳥肌ものだろう。
米に虫が湧く条件
米に沸く虫は一般的に20度以上になると、活発に繁殖すると言われている。そのため、春先から秋にかけては特に注意が必要なのだ。冬場に虫が湧かなかったからといって、今保管場所が安全だとは言えない。
そのため、虫が湧く条件にしないためにも、米は冷蔵庫への保管がおすすめなのだ。
そのため、虫が湧く条件にしないためにも、米は冷蔵庫への保管がおすすめなのだ。
米に湧く虫の種類
コクゾウムシ
コクゾウムシは米にわく虫の代表格で、米穀につくことから「穀蔵(コクゾウ)」と呼ばれている。幼虫は1mm程度で芋虫の様な形をしているのが特徴。成虫になると2~3mmになり、米粒に口で穴を開け卵を産む。精米の段階で除去するのが難しいといわれている虫だ。
ノシメマダラメイガ(幼虫)
ノシメマダラメイガの幼虫も米につく虫として有名だ。米びつの中で米が塊になっているのを発見したことがあるかもしれないが、あれはノシメマダラメイガの幼虫が蛹を作る際に出す白い糸が米をくっつけるためだ。米びつの中に米の塊を発見したら、ノシメマダラメイガを疑ってもよい。
コクヌストモドキ
コクヌストモドキは家庭ではあまり見られないが、世界中で発生している米の中にわく虫だ。米のぬかの中に卵を産み、成虫になるとぬかや胚部分を食べながら成長している。コクヌストモドキは発生源の特定が難しく、一度発生すると対処も難しい。入り込むと米をダメにしてしまうので注意が必要だ。また、小麦粉にも発生するので併せて注意しよう。
2. 米びつが冷蔵庫に入らない!そんな時はどうする?

虫の発生を防止するために、米を冷蔵庫にしまいたい。しかし、米びつに移しても、全ての米を冷蔵庫に入れられるとは限らない。冷蔵庫に入らない場合は、どのような場所に保管するのがいいのだろうか。
冷蔵庫に入らない場合の米の保管方法
まず、風通しがよい冷暗所であることが大前提で、そこに密閉容器になっている米びつで保管する。大切なのは、米びつをこまめに掃除することだ。米びつの掃除をあまりしないという人も多いが、定期的に掃除にすることで湿気がこもるのを防げる。これで「カビ」の発生も抑えることができる。そう、湿気が原因で米にはカビも発生するのだ。
そのため、湿気の多いシンクの下に置いている場合は、置き場を見直すことをおすすめする。米は食品なので、どうしてもキッチンに置こうとしてしまいがちだが、風通しがよく、直射日光があたらない場所で湿気が避けられれば、キッチン以外の場所に置いた方がいいだろう。
美味しく米を食べるために、定期的な米びつの掃除と、保管場所の見直しは重要だ。また、米は臭い移りしやすい食品でもあるので、酸化防止の意味も込めて酸素を遮断し、保管するようにしよう。
そのため、湿気の多いシンクの下に置いている場合は、置き場を見直すことをおすすめする。米は食品なので、どうしてもキッチンに置こうとしてしまいがちだが、風通しがよく、直射日光があたらない場所で湿気が避けられれば、キッチン以外の場所に置いた方がいいだろう。
美味しく米を食べるために、定期的な米びつの掃除と、保管場所の見直しは重要だ。また、米は臭い移りしやすい食品でもあるので、酸化防止の意味も込めて酸素を遮断し、保管するようにしよう。
3. 米びつはスリムタイプや横置きタイプがおすすめ

冷蔵庫に保管する際にはどのような米びつが適しているのだろうか。まず、冷蔵庫のどこに米びつを保管するかを考えよう。ドアポケットや野菜室、冷蔵庫の棚に平置きと、さまざまな置き方が考えられる。保管場所が決まったら、その場所に適したサイズや形の米びつを購入すればよい。
横置きできる米びつや、スリムタイプなど、最近はさまざまなタイプの米びつが売られているので、ドアポケットや棚などに立てて入れることもでき、スリムタイプは、冷蔵庫のさまざまなスペースを活用して保管することができる。どのタイプを選ぶ時も冷気から米を守るために、パッキンがついているものを選ぶようにしよう。
米の消費量が多く、とても冷蔵庫では保管できる量でない場合は、保冷米びつというものも存在する。冷蔵機能つきの米びつで、安心して米を保管することができる。ただ、場所をとるのと、安くても2万円はするので、塾考してからの購入をおすすめする。
横置きできる米びつや、スリムタイプなど、最近はさまざまなタイプの米びつが売られているので、ドアポケットや棚などに立てて入れることもでき、スリムタイプは、冷蔵庫のさまざまなスペースを活用して保管することができる。どのタイプを選ぶ時も冷気から米を守るために、パッキンがついているものを選ぶようにしよう。
米の消費量が多く、とても冷蔵庫では保管できる量でない場合は、保冷米びつというものも存在する。冷蔵機能つきの米びつで、安心して米を保管することができる。ただ、場所をとるのと、安くても2万円はするので、塾考してからの購入をおすすめする。
結論
米の産地やブランド、炊飯器にはこだわっても、米の保管方法についてはあまり気を使ってない人も多いではないか。米を美味しく食べるには保管方法もとても重要なポイントになる。「季節によって、米の味が変わる」と感じるようであれば、米びつと保管方法を見直してみることをおすすめする。