1. 服についたボールペンのインク汚れの落とし方

ボールペンのインクをもっとも誤って付着させやすいのが服ではないだろうか。ちょっとした動きをしたときにペン先が袖口に触れたり、シャツの胸ポケットでインク漏れしてしまったりという経験は誰にでもあるはずだ。
服にボールペンのシミ汚れがついてしまった場合、まずは洗濯表示を確認してほしい。もし水洗いができない服の場合、自宅で対処するのは難しい。すぐにクリーニング店に持ち込むのがよいだろう。
ボールペンのシミ汚れが付着した服がコットンや麻素材で水洗いが可能なものであれば、以下の落とし方を試してみてほしい。
服にボールペンのシミ汚れがついてしまった場合、まずは洗濯表示を確認してほしい。もし水洗いができない服の場合、自宅で対処するのは難しい。すぐにクリーニング店に持ち込むのがよいだろう。
ボールペンのシミ汚れが付着した服がコットンや麻素材で水洗いが可能なものであれば、以下の落とし方を試してみてほしい。
用意するもの
・消毒用エタノール
・布2枚(ティッシュペーパーでも可)
・ビニール袋(印刷されていないもの)
・布2枚(ティッシュペーパーでも可)
・ビニール袋(印刷されていないもの)
シミ汚れの落とし方
1.はじめに服の目立たないところに消毒用エタノールをつけて、変色や傷みが生じないかを確認する。
2.床などに汚れが移るのを防ぐためビニール袋を敷き、さらに布を置いてシミ汚れを下向きにして服をのせる。
3.消毒用エタノールをシミ汚れに少量塗布する。
4.もう一つの布を使ってインクの上からたたき洗いする。
5.インク汚れが落ちたのを確認したらすぐに洗濯機にかけて完了。輪状のシミが残ることがあるので時間をおかないことが大切だ。
毛や絹の服でも上記の落とし方を試すことができるが、服が変色する可能性が高いので注意されたい。
2.床などに汚れが移るのを防ぐためビニール袋を敷き、さらに布を置いてシミ汚れを下向きにして服をのせる。
3.消毒用エタノールをシミ汚れに少量塗布する。
4.もう一つの布を使ってインクの上からたたき洗いする。
5.インク汚れが落ちたのを確認したらすぐに洗濯機にかけて完了。輪状のシミが残ることがあるので時間をおかないことが大切だ。
毛や絹の服でも上記の落とし方を試すことができるが、服が変色する可能性が高いので注意されたい。
2. 革にボールペンのインクがついてしまったら?

バッグなどの革製品にインクがついてしまうことも多いが、これがなかなか厄介。筆記用具メーカーによっては革製品についたボールペンのインクは落とすことができないと明言しているケースもあるほどだ。下手なことをすると革を傷めることがあるため、革製品に強いクリーニング店に依頼するのがおすすめだ。
かえって汚れが広がるリスクを承知のうえで、どうしても自分でシミ抜きしたいという場合は、以下の方法を試してみるとよいだろう。
かえって汚れが広がるリスクを承知のうえで、どうしても自分でシミ抜きしたいという場合は、以下の方法を試してみるとよいだろう。
革製品のシミ抜きの手順
1.消毒用エタノールをじかにインク汚れにたらし、その上からきれいな布で当て布する。
2.裏側から軽くたたくと、インク汚れが当て布に少しずつ移るはずだ。インクが革製品に戻らないよう、当て布の位置をずらしながら行うとよいだろう。
2.裏側から軽くたたくと、インク汚れが当て布に少しずつ移るはずだ。インクが革製品に戻らないよう、当て布の位置をずらしながら行うとよいだろう。
3. プラスチック製品に付着したボールペンのインク汚れの対処法

プラスチック製品についたインクは比較的落としやすい。汚れがついてしまったらまず試してみてほしいのが、プラスチック消しゴムの利用だ。汚れをただこするだけでOKだが、インクが乾いていないと、かえって汚れを広げてしまうことがある。インクの状態を確認し、濡れている場合はティッシュペーパーなどで拭き取ってから作業するとよいだろう。
それでも落とせない場合は、消毒用エタノールが有効だ。手順は以下の通り。
それでも落とせない場合は、消毒用エタノールが有効だ。手順は以下の通り。
消毒用エタノールを使ったシミ汚れの落とし方
1.消毒用エタノールを布に含ませる。
2.汚れが付着した部分を拭く。落とせなくなるまで作業を繰り返す。
プラスチックが変色することがあるので、目立たないところで試して問題がないことを確認してから行うとよいだろう。
2.汚れが付着した部分を拭く。落とせなくなるまで作業を繰り返す。
プラスチックが変色することがあるので、目立たないところで試して問題がないことを確認してから行うとよいだろう。
結論
ボールペンの汚れを落とすのはなかなか厄介だ。とくに油性のものはややこしいが、素材に応じた対処法を取ることで、自宅でもきれいにできる場合がある。ただし革製品など、自分では難しいケースもあるので、無理せず対応してほしい。