1. 角やすみっこはデッドスペースになりがち

家の中のデッドスペースは、探してみるといろいろある。とくに、部屋のすみっこや角、家具と家具および家具と壁の間がデッドスペースになりがちだ。
角のデッドスペース利用方法
部屋の角に隙間があるならば、掃除道具の置き場所として利用するのはどうだろうか。モップやほうきなどを置いておけば、必要なときにすぐに使いやすく、掃除に対する気持ちのハードルを下げることにも一役買ってくれる。
角にデッドスペースができるのは、居住空間だけではない。狭いトイレなども収納に困るものだ。トイレには、角専用の小さ目なコーナーラックを取り付けると、トイレットペーパーのストックや掃除用具など散らかりがちなものを収納しておける。ちょっとした観葉植物や小物を飾って、インテリアコーナーとしてもいい。殺風景になりがちなトイレにもアクセントが生まれる。
角にデッドスペースができるのは、居住空間だけではない。狭いトイレなども収納に困るものだ。トイレには、角専用の小さ目なコーナーラックを取り付けると、トイレットペーパーのストックや掃除用具など散らかりがちなものを収納しておける。ちょっとした観葉植物や小物を飾って、インテリアコーナーとしてもいい。殺風景になりがちなトイレにもアクセントが生まれる。
2. デッドスペースには棚を設置

市販のものでデッドスペースにきっちり入る収納家具があれば理想的だが、枠や扉のない棚をつけるだけでも役に立つ。
部屋上部のデッドスペースには
部屋上部の空間を使いたいなら、壁に大きな穴をあけずに手軽に設置できる棚がおすすめ。高さのバリエーションも豊富だし、いわゆるつっぱり棚と呼ばれる伸縮式のものであればさらに使い勝手はよくなる。もっと手軽に作りたいなら、つっぱり棒を利用してみてはいかがだろうか。つっぱり棒を2~3本固定して、ワイヤーネットをのせるだけで簡易棚のできあがりだ。この場合強度はあまり高くないので、重いものを載せるのは避けよう。
部屋下部のデッドスペースには
床に近い部分にもデッドスペースは多い。ベッドやソファーの下の空間があいていないだろうか。ここは隙間に合わせた大きさのカゴやボックスをさしこんで、大いに収納スペースとして利用できる。取っ手やキャスター付きのアイテムを選べば、さらに使いやすくなるだろう。机やダイニングテーブルの裏面に、つっぱり棒とワイヤーネットを使って簡易棚を作ることもできる。やはり軽いもの限定の置き場所になるが、読みかけの新聞やティッシュ箱など、意外に置けるものは多い。
3. 玄関のデッドスペースを利用しよう

玄関は家の顔ともいわれ、ここがすっきりしていると印象がだいぶ変わる場所だ。狭い玄関にものがあふれていると、室内まで荒れている印象を与えてしまう。
靴箱のデッドスペース利用法
玄関のデッドスペースといえば、まずは下駄箱の中だ。作り付けの棚では、収納する靴の大きさ次第でデッドスペースができてしまう。ここでもつっぱり棒で作る簡易棚が活躍する。2本のつっぱり棒を靴のサイズより小さい幅で左右に渡せば、任意の高さの棚が作れるので、短靴やサンダルなど用の低い棚、ブーツなど高さがある靴用の棚という具合に、好きなように増やすことができる。
スリッパの収納場所も、下駄箱の中に作ってしまうのがおすすめだ。下駄箱の扉裏にタオル掛けをくっつけることで、簡易スリッパラックのできあがりだ。同じ場所にフックを取り付ければ、靴ベらや鍵などの小物まで収納できる。
スリッパの収納場所も、下駄箱の中に作ってしまうのがおすすめだ。下駄箱の扉裏にタオル掛けをくっつけることで、簡易スリッパラックのできあがりだ。同じ場所にフックを取り付ければ、靴ベらや鍵などの小物まで収納できる。
傘は壁面収納
傘立ても意外に場所をとるので、思い切って取り払ってしまい、代わりに壁面に取っ手をつけて傘を引っ掛けるという収納方法にしてもいいだろう。
結論
改めて探してみると、デッドスペースは意外にあるものだ。いまあるデッドスペースを有効活用できると、収納の可能性がグッと広がる。部屋だけでなくトイレや玄関などの狭い空間でも、デッドスペース収納は活きてくる。さまざまなアイデアと工夫をこらしてみてほしい。