1. 洗面台下は100均をフル活用して収納

洗面台下の収納には100均グッズが大活躍するので、いろいろ組み合わせて空間を有効活用してみよう。
小物はプラスチックボックスを活用
100均にはさまざまなプラスチック製のボックスが売られている。洗剤などを入れられるフタ付きのものから、掃除道具などを入れられる大きなカゴ、小物を収納するのにぴったりなメイクボックスなど大きさのバリエーションが豊富だ。まずは何を収納するのかを決めて、それに合わせた大きさのプラスチックボックスを購入してみよう。
突っ張り棒を活用
ボックスをいくつも重ねると、取り出すときに不便になる。そんなときは突っ張り棒を活用するとデッドスペースも無駄にならない。突っ張り棒を2本奥と手前に取り付け棚を作る。そうすることで、突っ張り棒の上に籠やプラスチックケースを置いて「2段目」ができるためスムーズにボックスを出し入れ可能となる。突っ張り棒だとそれほど重いものは収納できないが、雑巾など軽いものを入れておくことができる。100均で購入すれば、税抜き200円で洗面台下が収納スペースに化けるのだ。
扉の内側もフル活用
扉を閉めたときにも内側のスペースに余裕があれば、その空間も有効活用していこう。フックを取り付ければ、そこにものを引っかけて収納することができる。ヘアアイロンやドライヤーなどをかけておくこともできるし、ウォールポケットをかけておけば、なくなりやすい小物類を収納できて便利なのだ。
2. 洗面台下の引出しやラックで奥まで有効利用

奥まで余さず空間を利用するには引き出しやラックを使うこともおすすめである。
引出しを利用
小さな引き出し式のケースを使うと、奥までたっぷり収納できる。しかも安定性があるので、突っ張り棒を使わなくても引き出しの上にカゴを乗せることもできるのだ。出し入れしがしやすく、透けないタイプの引き出しを使えば中身が見える心配もない。
ラックと組み合わせる
全て引き出しにしてしまうと圧迫感がある、という場合にはラックとカゴを組み合わせてみよう。ラックは洗面台の高さに合わせて調節できるものだと便利だ。ラックの上下に奥行きのあるカゴを設置すれば、簡単な引き出しの出来上がり。奥の空間まで有効利用できる。
大きなものはファイルボックスに
引き出しと同様におすすめなのがファイルボックスである。ファイルボックスは丈夫であるのと、上の部分が開いているので、背の高いものも収納しやすく、下記のようなものをストックしておくと便利である。
- スプレー類
- シャンプーやボディソープのストック
- 掃除道具類
手前にラベルをつけておくと中身が判別しやすく、いちいち出し入れしなくても何を収納したか判別できスマートだ。
3. 洗面台下の収納をおしゃれに見せるコツ

普段は見えないところであるといっても、出来るだけセンスよくおしゃれに収納したい。そんな時のコツを紹介しよう。
きちんとサイズを測ってから買う
大事なのは、適当なサイズの入れ物を買わないことである。限られたスペースを有効利用するためには洗面台下のサイズをきちんと測ることが大切だ。たとえ100均の品であっても、サイズが合わなかったといって捨ててしまうのはもったいない。また、取り出すことまで考えていないとケースは入ったものの、取り出しにくくて使いづらいということになってしまう。
8割収納で余裕を持たせる
ぎゅうぎゅうにものを詰めておくと圧迫感があるうえ、湿気がこもりやすくなる。洗面台下はカビが発生しやすい場所でもあるので、中身を詰めすぎないように「8割」の収納を心がけよう。ややゆとりがある方が、何がどこにあるか見やすいうえ、片付けがしやすいのだ。
中身が見えないようにする
ケースを半透明のものにすると中身が見えにくいが、その分生活感も見えにくく、ラベルなどを貼っておけば取り出さなくとも中身がわかる。また最近の100均ではおしゃれなラベルもラインナップされているので活用してみよう。透明ではないケースに収納することで、よりすっきりとさせることができる。
デザインや色を統一する
できれば色や形、デザインなどを同じもので統一すると見た目がすっきりする。同じブランドで揃えるとイメージが統一しやすくおしゃれ感が出る。
結論
ごちゃごちゃと荷物を詰め込んでしまうと何がどこにあるかわからないだけでなく、無駄なものを買い足してしまう恐れもある。高価なものを買う必要はなく、100均のカゴ類も十分利用できるので、収納スペースに合わせて工夫をしてみてほしい。すっきり片付くととても気持ちがいいし、洗面所がさらに使いやすくなるだろう。