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加湿器のカビやにおいの落とし方は?予防におすすめのアイテムも紹介

加湿器のカビやにおいの落とし方は?予防におすすめのアイテムも紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2020年12月10日

加湿器の汚れを放置してはいないだろうか?万が一にでもカビを吸い込めば体に悪影響があるため、適切なお手入れが大切だ。本稿では加湿器のカビの原因や簡単な取り方、カビ臭を落とす方法などをお伝えする。カビが生じやすい加湿器の種類や、日々のお手入れ方法にも触れているので参考にしてほしい。

  
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1. カビが生育する条件や人体への影響について

まずはカビが発生しやすい条件や、放置することで考えられる人体への影響などについて簡単におさらいしておこう。

カビが生育する条件とは?

  • 温度:0〜45度
  • 湿度:70%以上
  • ホコリや水垢などの栄養
これらの条件が揃うとカビは生育する。さらに空気中へ胞子を飛ばし、その範囲を広げていく。胞子は目に見えないが、繁殖して菌糸が密集すると黒カビとして目に見えるようになる。暖かく水や栄養がある加湿器はカビが繁殖しやすく、ミストと一緒に部屋中に拡散されるおそれがある。

カビが人体におよぼす影響とは?

カビの胞子は空気中を浮遊している。そのため多かれ少なかれ、日常的に胞子を吸い込んでいる可能性はある。そのため直ちに何らかの影響が出るとは限らないかもしれないが、長期間吸い続けることで喉の痛みや喘息、アレルギー症状などを招くことがある。小さな子どもや高齢者、ペットなどがいるご家庭であればなおさら、キレイな空間でありたいところだろう。

建物にも悪影響をおよぼすおそれがある

カビによる悪影響は人体だけではない。たとえば加湿器から放出された胞子が部屋の四隅などに付着して定着すれば、巾木などにカビが生えるかもしれない。建材がダメージを受け、劣化を早める原因にもなるため、カビを見かけたら放置しないこと、カビの発生をできる限り減らすことが大切だ。

2. 加湿器に発生するカビの種類と原因

加湿器には、いわゆる黒カビやピンクのヌメリなどが付着する。特徴や発生する原因について見ていこう。

黒カビ

黒カビは素材に深く根を張るカビである。浴室や押入れ、建材や衣類・寝具など、あらゆる場所に根を張るためなかなか根絶できない。ダニやホコリ、ピンクのヌメリなどをエサに増殖することがあり、人体にも悪影響を与える厄介なカビだ。

ピンクのヌメリは「ロドトルラ」

加湿器に発生するピンクのヌメリはロドトルラと呼ばれる赤色酵母だ。厳密にはカビではないがカビやきのこの仲間ではある。浴室の排水口やキッチンなど水回りに多く発生し、カビよりも早いスピードで繁殖する。人体に悪影響を与える可能性は低く、また根を深く張るわけではない。できたばかりであれば簡単に取り除けるが、放置するとシミとなり取りにくくなる。

加湿器にカビが発生する原因

カビは水の近くなど高温多湿を好む。加湿器を使うのは冬場が多いが、まさに冬場はエアコンで室内温度が高く、加湿器による適度な湿気があるためカビには好都合だ。フィルターが汚れていたり水垢が溜まっていたり、タンクの水をしばらく替えておらず腐っていたりすると、それらがカビのエサとなり一気に増殖が進むおそれもある。

3. カビが発生しやすい加湿器があるってホント?

加湿器にはハイブリッド式やスチーム式、気化式や超音波式などいくつかタイプがある。

どのタイプの加湿器にもカビは生える

もちろん、お手入れを怠ればどのタイプの加湿器でもカビが生えてしまう。そのため後述するお手入れ方法を参考に、コンスタントに掃除をしておこう。ところで、その中でもとくにカビが生えやすいとされているタイプの加湿器があるのをご存知だろうか?

超音波式の加湿器はとくに注意が必要

その加湿器とは超音波式のものだ。たとえばスチーム式はタンクの水を煮沸しているので、殺菌作用がある。そのためカビや雑菌の繁殖は少ないとされている。一方の超音波式は、超音波で水を振動させることでミストを発生させる仕組みである。スチーム式のように煮沸するわけではないため、雑菌を退治する力も弱い。しかもカビや雑菌が繁殖した状態のミストが空気中にそのまま放出されるおそれもある。

超音波式の加湿器をお使いなら、水を足したりせずこまめに取り替えること、日々のお手入れをしっかり行うことを心がけよう。

4. 加湿器の軽い汚れと水垢の掃除方法

まずは、カビではなく日々蓄積される軽い汚れと、水垢の掃除方法から紹介していく。メーカーによって取り外して洗えるパーツが異なるので、掃除の前に取扱説明書で確認しておこう。

軽い汚れの掃除方法

  • 加湿器の電源を切る
  • トレーやタンクなどを取り外す
  • 水またはぬるま湯に外したパーツを浸す
  • 柔らかいスポンジでこすり洗いをする
水洗いで取れない汚れは、台所用中性洗剤を溶かした水またはお湯で洗い、洗剤が残らないようにすすいで水気を切る。完全に乾いたら元通りに取り付けよう。

白い物質は「水垢」

加湿器の給水口などに付く白い物質は水垢だ。水道水に含まれるカルシウムなどのミネラル分が固まったものである。臭いの原因やカビのエサとなる場合があるため、見かけたら落としておこう。

水垢の落とし方

洗い桶(またはバケツ)と粉末のクエン酸、スポンジと使い古しのブラシを用意しよう。洗い桶に水3Lに対しクエン酸を大さじ2杯の割合で入れて溶かす。そこへトレーやタンクなどを30分程度浸けておく。ガンコな水垢は1~2時間程度浸しておこう。その後、スポンジや使い古しの歯ブラシでこすり洗いをし、流水ですすいで完全に乾かしてから元へ戻せば完了だ。

フィルターも掃除しよう

フィルターが汚れているとカビの温床になるおそれがある。水洗いできるものはぬるま湯に中性洗剤を溶かし、浸け置きしながら歯ブラシなどで擦り落とそう。洗ったあとは風通しのよい場所に置いておき、完全に乾いたのを確認してから元へ戻す。なお水洗いできないフィルターも多い。その場合は取扱説明書を確認し、適切なお手入れをしてほしい。加湿器によってはフィルター交換が必要になるものもあるので覚えておこう。

5. 加湿器のカビを取る方法

続いて、加湿器に発生してしまったカビを取る方法を紹介する。こちらも、メーカーや機種により取り外せるパーツ、洗えるパーツが異なるため必ず取扱説明書で確認してほしい。

カビやピンク汚れの掃除方法

除菌効果のある台所用合成洗剤(粉末)を使って、カビやピンクの汚れを掃除しよう。洗い桶を用意し、40℃程度のお湯5Lにつき洗剤をキャップ約1杯入れてかき混ぜる。そこへ取り外したフトレーやタンクなどを約1~2時間浸け置きする。時間がきたら、洗剤の成分が残らないようにすすいで水気を切る。完全に乾いたのを確認して元へ戻そう。

重曹を使ったカビの取り方

  • 鍋に、水1Lにつき60gの重曹を混加える
  • 鍋を火にかけて沸騰させる
  • 沸騰したら火を止め、触れても大丈夫な温度まで下げる
  • 重曹水を洗い桶やバケツなどに移し、取り外したパーツを入れる
  • 30分ほど経ったら重曹が残らないようによくすすぐ
  • 完全に乾いたのを確認してからもとへ戻す
「5」ですすぐ前に、汚れが気になれば使い古しの歯ブラシなどで擦り洗いをしておこう。弱アルカリ性の重曹には菌の増殖を抑える作用や消臭効果があり、黒カビやロドトルラの掃除に使える。通常は重曹水とお湯の中に浸け置きして汚れを落とすが、今回はカビの弱点であるアルカリ性をさらに強めるため、重曹水を沸騰させる方法を紹介した。

6. 加湿器のカビ臭を落とすには?

カビは取れたものの、加湿器のパーツにカビ臭が残ってしまうことがある。この場合も、重曹を使って落とせることがあるので試してみよう。

カビ臭の落とし方

バケツなどに40℃程度のぬるま湯1Lを入れ、大さじ4杯の重曹を混ぜてよく溶かす。フィルターやカビ臭が残る加湿器のパーツを1時間ほど浸け置きしてみよう。取り出したら冷水でよくすすぎ、完全に乾燥させる。とくにフィルターは半乾きにせず、しっかり乾かそう。また上述のように水洗い不可のフィルターもあるため、必ず前もって確認しておいてほしい。この方法でカビ臭が取れない場合は、加湿器のパーツやフィルターの交換を検討しよう。

7. 加湿器のカビやにおいを防ぐ日頃のお手入れ

キレイになった加湿器は、カビやにおいの再発を防ぐことが大切だ。加湿器の正しい使い方や日頃のお手入れ方法などを見ていこう。なおメーカーや機種によって異なる場合があるため、やはり忘れずに取り扱い説明書を確認していただき、お手入れ方法などが書かれていればそちらを優先しよう。

タンクの水はこまめに取り替える

毎日使うなら毎日、そうでなければ少なくとも2日に1回は水を取り替えるようにしよう。継ぎ足しはNGだ。なお水は、取扱説明書などで特別な指定がない限り水道水を使うことだ。ミネラルウォーターにはカルキが含まておらず、殺菌効果がないためカビが生えやすくなるので気をつけよう。

給水口や吸気口は定期的に掃除する

タンクから加湿器本体に水を供給するための給水口はカビが発生しやすい。水を取り替えるついでに掃除しておこう。また吸気口に汚れが溜まると加湿器内部も汚れてしまう。できれば毎日、ティッシュなどで汚れを落としておこう。

月に1回は重曹やクエン酸で入念に掃除する

これらに加え、定期的に重曹やクエン酸を使った掃除をしておけば、カビが発生する確率は大きく下げられる。加湿器を使わないときは水を抜いて乾燥させておくことも忘れないようにしよう。

加湿器専用の洗剤でカビ対策をする

市販またはメーカーが販売している加湿器専用の洗剤には、消毒効果のあるエタノールや抗菌剤などが配合されているので、カビやにおい対策になる。タンクの水に適量を入れて通常通り運転するだけなど使い方は簡単だ。タンク、給水トレー、フィルターなどについたカビやロドトルラを除菌してくれるうえ、噴出口からは除菌済みのミストが出てくるので、部屋にカビや菌がばらまかれる心配もない。

防カビ効果がある加湿器も登場している

大幸薬品とd-designが共同開発した「クレベリンLED搭載ハイブリッド式加湿器」は、カビが増殖する原因となる菌糸の成長を抑制する、防カビ機能を備えた加湿器だ。3万円台と値段は高いが、カビ対策の一環として検討してみてはいかがだろうか?

8. 加湿器のカビ対策におすすめのアイテム

最後に、加湿器のカビ対策になるおすすめアイテムを紹介する。日頃からのお手入れとあわせてうまく活用し、カビやにおいを防いでいこう。

UYEKI(ウエキ)「除菌タイム 加湿器用」

食品添加物にも使われている成分を使用した除菌剤だ。給水トレーやタンク内の除菌ができるうえ、噴出されるミストも同時に除菌できる。

ディフェンドウォーター「ディフェンドウォーター」

グレープフルーツの種子から抽出した、天然かつエコな除菌液だ。タンクに加えるだけと手軽で、濃度によって除菌力を調節できる。

コジット「加湿器タンクの除菌剤」

大豆アミノ酸やユーカリエキスなど天然由来の成分が配合された除菌剤だ。タンクに適量加えるだけで除菌やカビ対策になる。

結論

加湿器のカビは日々のお手入れでだいぶ防げるが、すでにカビが発生しているなら、今回紹介した方法で取り除き、日々のお手入れで防いでいこう。頑固なカビが付着している場合、加湿器の買い替え、パーツやフィルターの交換なども検討しよう。
  • 公開日:

    2019年6月 5日

  • 更新日:

    2020年12月10日

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