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加湿器のカビはどう掃除する?きれいにするコツと予防方法をご紹介!

投稿者:
オリーブオイルをひとまわし編集部

2019年6月 5日

室内の乾燥対策として重宝する加湿器だが、使い続けるうちに汚れが溜まっていき、時にはカビや雑菌が繁殖する原因になる。本記事では、簡単にできる加湿器の掃除とカビの除去方法の他に、簡単な除菌アイテムをご紹介している。カビが生えている、臭いがする、ピンク色の汚れが付着しているという方はチェックしてみよう。

1. 加湿器にカビやピンクの汚れが付く原因

加湿器にカビが繁殖する原因、ピンクの汚れの正体などを解説するので、知識としてインプットしておこう。

カビの生態と繁殖する理由

住まいの空気中には複数種類のカビが存在しており、胞子(種)をばらまきながら浮遊している。そして、温度(5~35度)、水、栄養(皮脂などの汚れ、ほこり、プラスチックなど)、酸素の4条件が揃った場所に付着して、木の根のような菌糸を伸ばして成長していく。

胞子の時点では目には見えないが、繁殖して菌糸が密集すると黒いカビとして見えてくるのだ。暖かくて水や栄養、酸素(水の中の酸素)がある加湿器はカビが繁殖しやすく、ミストと一緒に部屋中に拡散される。さらに、喘息などのアレルゲンになるので注意が必要である。

発生しやすい加湿器のタイプ

加湿器には水の放出方法によって、超音波・気化式・スチーム・ハイブリッド式に分かれる。スチームやハイブリッド式は、タンクの水を煮沸しているのでカビや雑菌の繁殖は少ない。しかし、超音波式や気化式はタンクの水を加熱しないので、カビや雑菌が繁殖しやすい。さらに、繁殖した水を含んだ粒子を空気中にそのまま放出してしまう。このような事態は掃除や日頃の手入れを行えば十分に避けられる。

ピンク色の汚れの正体

加湿器についたピンク(赤)色の汚れは、赤色酵母(ロドトルラ)という菌類の一種で、カビやきのこの仲間である。風呂やキッチンなどの水回りに発生し、カビよりも早いスピードで繁殖する。できたばかりの赤色酵母はスポンジで擦れば簡単に落ちるが、放置するとピンクのシミになって取れなくなる。カビのようなアレルゲンになる恐れはないが、見た目がよくないので、除菌効果のある洗剤でピンク色を取り除いた方がよいだろう。

2. 加湿器の軽い汚れと水垢の掃除方法

軽い汚れの掃除方法

メーカーによって取り外して洗えるパーツが異なるので、掃除の前に取扱説明書で確認しておこう。
1.加湿器の電源を切り、トレイやフィルター・タンクなどを取り外す。
2. 水またはぬるま湯に外したパーツを浸して、柔らかいスポンジで洗って掃除する。水洗いで取れない汚れは、台所用洗剤(中性)を溶かした水またはお湯で洗い、洗剤が残らないようにすすいで水気を切る。乾いたら元通りに取り付ける。

白い物質(水垢)がこびり付いていたら?

加湿器のフィルターなどに付く白い物質は、水道水に含まれるカルシウムなどのミネラル分である。水分が蒸発して残ったミネラル分が蓄積すると固い水垢になり、臭いの原因になる場合がある。

アルカリ性の水垢は水洗いや台所洗剤(中性)は落ちないが、酸性のクエン酸なら除去できる。アルカリ性または酸性の汚れは、反対の性質をもった洗剤で中和すれば落とせるからだ。水垢の予防には2週間に1回程度の頻度で掃除しておこう。

必要なもの

・洗い桶
・クエン酸
・スポンジ
・古い歯ブラシ

洗い桶やバケツに水3ℓに対しクエン酸(粉末)を大さじ2杯の割合で入れて溶かして、タンク・フィルター・トレイを約30分程度つけ置きする。酷い水垢は1~2時間程度つけ置きした後、スポンジや古い歯ブラシで掃除する。その後は流水ですすいで乾かし、元通りに取り付ける。

クエン酸はレモンや梅干しなどの酸味成分のことで、白い粉末状の物質である。自然由来の成分から作られているので赤ちゃんや子どもがいる家庭でも安心して使える。

3. 加湿器のカビ汚れはどう掃除する?

カビやピンク汚れの掃除方法

1.除菌効果のある台所用合成洗剤(粉末)を使って、カビやピンクの汚れを掃除しよう。洗い桶に40度程度のお湯5ℓに対し、洗剤をキャップ約1杯入れてかき混ぜ、フィルターやトレイ、タンクなどを約1~2時間程度つけ置きする。
2.洗剤の成分が残らないようにすすいで水気を切る。乾いたら元通りに取り付ける。

重曹でカビ掃除

弱アルカリ性の重曹には静菌(菌の増殖を抑える)作用や消臭効果もあるので、カビやピンクの汚れの掃除に使える。通常は重曹水とお湯の中につけ置きして汚れを落としているが、今回はカビの弱点であるアルカリ性をさらに強めるため、重曹水を沸騰させる方法を使う。
1.水1ℓと重曹60gの割合で混ぜた液を鍋に入れ、火にかけるか電子レンジで沸騰させる。
2.触れても大丈夫な温度まで下がった重曹水を洗い桶やバケツなどに移す。トレイやフィルターなどのパーツを入れて、30分程度つけ置きする。
3.重曹が残らないようによくすすいで、乾いたら元通りに取り付ける。

重曹はパンやお菓子に使われるベーキングパウダーと同じもので、白い粉末状をしている。油汚れやクレンザーの代用として掃除に使えるので、常備しておくと便利である。

4. 日頃の手入れで加湿器のカビ・臭い予防

日頃の手入れと頻度

メーカーや機種によって異なるが、フィルターが汚れるとお手入れランプが点灯して、掃除のタイミングを知らせてくれる。また、ランプが点灯しなくても、嫌な臭いがする・水が減りにくい・トレイの水が変色するなどの場合は、カビの発生や汚れが溜まったサインなので、タンク・トレイ・フィルターなどのパーツを加湿器から取り出して確認してみよう。

タンクは毎日、残った水を捨ててから水洗いし、フィルター・トレイは月に1回程度、水またはお湯で洗って掃除する。また、フィルターは定期的に交換しておきたい。これらの手入れで嫌な臭いを予防できる。

本体・ふた・透明パネルは汚れがついた時に、水を固く絞った布で拭いておこう。

加湿器の専用洗剤でカビ対策

加湿器専用洗剤には、消毒効果のあるエタノールや抗菌剤などが配合されているので、カビや臭い対策になる。使用方法はタンクの水に適量を入れて通常通り運転するだけだ。タンク・給水トレー・フィルターについたカビやピンク色のヌルヌル汚れを除菌してくれる。

さらに噴出口からは除菌済みのミストが出てくるので、部屋にカビや菌がばらまかれる心配もない。主成分のエタノールは食品添加物にも使われているので、赤ちゃんや子どもがいる家庭でも安心して使える。専用洗剤にはすでに繁殖しているカビや雑菌を除菌するタイプと、掃除後の加湿器をきれいな状態を保つための予防タイプの2種類がある。それぞれの使用方法を守って利用したい。

結論

加湿器のカビや臭いは定期的な手入れで防ぐことができる。水道水には消毒用の塩素が含まれているが、時間の経過とともに消毒効果が低下してしまい、雑菌やカビの繁殖によって臭いや汚れの原因になるため、タンクの水は毎日取り換えたい。近頃は抗菌機能のついた加湿器もあるので、購入する際には検討してみよう。風邪や肌トラブル予防にもなる加湿器はきれいな状態で使いたいものである。
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