1. 狭い賃貸もOK!キッチン収納棚の100均活用術

賃貸物件などでキッチンが狭いと、棚を設置するだけでスペースがギリギリになり、ものがあふれてしまうが、100均の便利グッズを使うと収納力が上がる。100均で役に立つ商品は数多く存在するが、ここではその中でもとくにキッチンでの収納アイテムとして使える商品の活用術を解説する。
ファイルボックス
本来はデスクまわりで使うファイルボックスだが、狭いキッチンの棚に追加するとあちこちに散らかりがちなものをひと括りにできる。底が深めのタイプや浅めのタイプ、引っ張り出せるように斜めに設計されているタイプなど、ファイルボックス1つとっても種類がたくさんある。ファイルボックスは食器や鍋のふたを入れるのにもおすすめだ。中が透けるボックスだけではなく、白や茶色といったインテリアと合わせられるカラーが揃っているのも魅力だ。
つっぱり棒
棚が足りないときは、つっぱり棒が2本あれば解決する。適当な幅にして、棚の両サイドにつっぱり棒を渡し、そこにワイヤーネットを乗せれば棚板の代わりになる。ワイヤーネットが滑って動くと危険なので、つっぱり棒と結束バンドで固定しておくといいだろう。狭い賃貸キッチンで整頓方法の悩みを抱えているならぜひ試してほしい。冷蔵庫との間など、両側に壁があれば簡単にできるので持っておきたいアイテムだ。
仕切り棚
100均の仕切り棚があれば、置くだけで仕切り棚の上と下にキッチン用品を整頓できる。これならDIYが得意でない人や、忙しくて時間があまり取れない人でも気軽に取り入れられるだろう。賃貸住宅でも真似しやすく、キッチンカウンターの上に乗せるだけで、ミニ収納空間の完成である。
2. キッチンにフライパンを賢く整頓するアイデア

調理の必需品フライパンは、キッチンでの置き場確保に困るアイテムだ。料理によって使うサイズも変わるため、狭いと複数置くのも大変である。ところが少し工夫すると効率的に収納できるのだ。
取っ手が外れる商品を使う
フライパンの取っ手が外れるタイプは、洗う・しまうのどちらの際にもコンパクトになる心強い存在だ。使用する調理器具は使い勝手以外にしまいやすさも意識した選択を心がけたい。
重ねて棚へしまう
取っ手が取れれば、棚への収納も容易に行える。フライパンの大中小を重ねてもいいし、ファイルボックスを利用して立たせて収納するのもいい。収納棚上部にはどうしてもデッドスペースができてしまうものだが、そこにはつっぱり棒を2本渡し、即席の棚を作ってしまうとよい。重いものは置けないが、鍋やフライパンのふたを置く場所としては十分だろう。
3. 調味料をキッチンにセンスよく収納する方法

調味料は種類が多く、ストックの量も増えがちなので、購入時のボトルのまま配置すると散乱してしまい、収納場所を取ってしまう。しかし以下の方法でキッチンに美しくまとめられるので、試してみよう。
すのこを使って棚をDIYする
ちょうどいい棚がないときは、100均のすのこで調味料用棚を自作するのがよい。すのこを接着剤やネジでお好みの形に固定するだけでできあがるので、とても手軽だ。100均で販売しているすのこはホームセンターのものよりサイズが小さめなので、ちょっとした空間にも配置できるのだ。オープンラックのように並べるといいだろう。
キャニスターに移し替えて並べる
調味料ボトルはキャニスターに移し替えると縦に積むことも可能だ。見た目もセンスがよくなり、キッチンインテリアにこだわっているならぜひ真似したいアレンジである。キャニスターも100均にあるので、いくつかの大きさで揃えておくと調味料の残量にあわせて選べるだろう。
四角いボトルに揃えてすっきり整頓
キャニスターが丸くて余分な空間が気になるなら、四角いボトルで場所を節約できるだろう。ボトルのふたや側面には内容がわかるようにラベルを貼るとかっこいい。
結論
キッチンの収納棚が狭くても創意工夫次第で空間は確保できる。どれも調理道具や調味料の収納以外にも利用できるやり方なので、一度やってみてほしい。工夫しているうちに、自宅のキッチンに合うやり方が見つけられるはずだ。