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お中元はいつ贈る?地域別の時期やのし紙の書き方などマナーを解説

お中元はいつ贈る?地域別の時期やのし紙の書き方などマナーを解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年6月21日

お中元の時期に日頃からお世話になっている方に贈り物をしようとしても、いつどうやって贈るのが正しいかわからないという方も多いことだろう。とくに初めて贈る相手の場合、先方が住む地域によってお中元の時期が異なるため気が抜けない。そこで今回はお中元を贈るのに適した時期について解説。のし紙の書き方や、お中元を直接渡す際のマナーとあわせて紹介する。

  

1. お中元はいつ贈るかが重要!北海道や九州などの地域差をチェック

日頃からお世話になっている方などに感謝の気持ちを込めてお中元を贈ろうとする際に困ってしまうのが、いつ贈るかという点だ。お中元を受け取る方の住む地域によって適切な時期が異なるため、タイミングを逸すると野暮な印象を与えてしまうからだ。

お中元は原則としてお盆の時期に贈ることになっているが、そのお盆の時期が地域によって異なるため、地域ごとの時期の違いを事前に理解しておく必要がある。

地域ごとのお中元時期の一覧

北海道:7月15日~8月15日
東北:7月1日から7月15日
関東:7月1日から7月15日
東海:7月15日から8月15日
北陸:7月1日から7月15日
関西:7月15日から8月15日
中国:7月15日から8月15日
四国:7月15日から8月15日
九州:8月初旬から8月15日

もっとも早いのが関東や東北で7月1日から、逆にもっとも遅いのが九州で8月初旬からとなっている。ただしこれはあくまで目安で、それぞれの地域においても都道府県ごと、都市部とそうでないエリアとで時期が違うことがあるので注意が必要だ。

また、お中元時期がいつ始まっていつ終わるかだけでなく、関東や東北、九州は2週間あまり、そのほかの地域はおよそ1ヶ月と、期間にも違いがある点にも気をつけてほしい。

2. お中元ののし紙の書き方

お中元を贈る際にはのしをつけるのが一般的だ。ところがいつもデパートの店員に任せっきりだと、いざ自分でのしを用意しようとしても難しいに違いない。

のしというと、最近ではいわゆる「のし紙」を指すことが多い。のし紙とは、のし飾りが印刷されている紙のことをいう。中央の右上よりに描かれている小さな飾りがのし飾りだ。

また、のし紙は描かれる水引色や結び方が違うものを目的に応じて使い分ける必要があり、お中元のように何度でも繰り返したい事柄の場合は、紅白蝶結びの水引が印刷されたのし紙を使用する。

正しいのし紙を選んだら、次は表書きだ。水引の結び目の真上に「御中元」と縦書きで記入し、自分の名前を水引の結び目の下にフルネームで書き入れる。どちらものし飾りや水引に文字がかからないよう、丁寧な字で書くとよい。ボールペンは避けて、毛筆もしくは筆ペン、黒いサインペンなどを利用するのがおすすめだ。

連名とする場合は3名までとするのがよいとされる。役職が高い人から、中央→右→左の順に名前を入れるのが一般的だ。

3. お中元を直接渡す際のマナー

最近ではお中元を宅配便などで発送することが多いが、本来は先方宅を訪問して直接渡すのがマナーだ。感謝の気持ちをじかに伝えたくてお中元を直接渡す予定にしている方もいることだろう。

お中元を直接渡す際にまず注意したいのが、お中元を入れる袋だ。本来は風呂敷に包むのが正式とされるが、紙袋に入れて持参して問題ない。紙袋を使用する場合、折れや破れがないか事前にしっかり確認しておきたい。

風呂敷や紙袋から品物を出したら、相手に品物の正面を向けて両手で渡すのが作法だ。このとき、簡単な感謝の言葉を添えるとよいだろう。なお、品物はできるだけ玄関先で渡すようにし、挨拶も手短に済ませるのがよい。

結論

お中元は、先方が住む地域によっていつ贈るべきなのかが違ってくるので、事前確認が必要だ。のしは紅白蝶結びの水引が印刷されたものを使用し、直接渡す場合は紙袋の折れや破れ、渡す際の作法などに注意し、失礼がないように心がけてほしい。
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  • 公開日:

    2019年7月 5日

  • 更新日:

    2021年6月21日

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