1. 階段下収納の棚は片側だけに置く

階段下収納は階段の幅に合わせて作られているので、サイズや形は家によってさまざま。特に厄介なのは、奥行きの深いタイプの階段下収納だ。そのまま奥から順番にものを詰め込んでしまうと、奥に何が入っているのかわからなくなってしまううえに、奥のものを取り出すときに手前のものをすべてどかさなければいけない。
奥行きのある階段下の収納を使いやすくするコツは、ものをぎゅうぎゅうに詰め込まずに、人が入れるくらいの空間を確保することだ。収納棚を左右のどちらか片側の壁に寄せて設置する「片側収納」にすると、奥まで人が入れるので出し入れがスムーズになるだろう。
奥行きのある階段下の収納を使いやすくするコツは、ものをぎゅうぎゅうに詰め込まずに、人が入れるくらいの空間を確保することだ。収納棚を左右のどちらか片側の壁に寄せて設置する「片側収納」にすると、奥まで人が入れるので出し入れがスムーズになるだろう。
スタッキング棚やカラーボックスでスペースを無駄なく使う
階段下収納に設置する収納棚は、積み重ねて使うタイプのオープン棚や引き出し収納ケースなどを使うのがいい。奥に行くにつれて天井が低くなっていくような階段下収納の場合、積み重ねる数を調節して階段状に棚を設置することで、収納スペースを無駄なく活用することができる。
また、カラーボックスは1段から4段くらいまでの高さがあるので、天井が低いところは1段カラーボックス、高いところは4段カラーボックスというように高さを変えて設置するのもおすすめだ。
また、カラーボックスは1段から4段くらいまでの高さがあるので、天井が低いところは1段カラーボックス、高いところは4段カラーボックスというように高さを変えて設置するのもおすすめだ。
2. 階段下収納に便利なキャスター付きラック

天井が低く、かがまないと入れないような階段下収納も多い。かがんだ状態で中まで入ってものを運び出すとなると、身体にかなりの負担がかかることだろう。高さのない収納の場合はキャスター付きの収納ラックを活用しよう。
押入れ用のキャスター付き布団収納ラックを使う
階段下収納で使う収納棚は、押入れ用のキャスター付き布団収納ラックなどが最適だ。持ち手が付いていて楽に引き出せるものがいいだろう。キャスター付きラックにものを収納するときには、使用頻度によって収納場所を変えるようにしよう。取り出す頻度が高いものはラックの手前に寄せて収納すると、少し引き出しただけで取り出すことができる。
家電の収納にはキャスター付き台車を使う
扇風機やストーブなどの季節家電を階段下に収納するときには、そのまま直置きするよりも、キャスター付きの台車などに乗せて収納したほうがスムーズに出し入れできる。灯油やお米などの重いものも、台車に乗せておいたほうが取り出すときの身体の負担を減らすことができる。
カラーボックスにキャスターを取り付けて使う
キャスターだけ購入して既存のカラーボックスに取り付け、キャスター付きラックにするという方法もある。キャスターはホームセンターや100円ショップなどで安価で購入可能だ。
3. 階段下収納に突っ張り棒でDIY

階段の傾斜に沿って天井が斜めになっている階段下収納の場合、手前と奥、または左右で高さが異なるため、棚を置いても無駄なスペースが空いてしまうことも多い。階段下のデッドスペースを無駄なく使うためには、突っ張り棒を活用したDIYがおすすめだ。
突っ張り棒に掃除道具をかける
ハンディモップやフローリングワイパーなどの掃除道具は置くと場所をとるが、空いたスペースに突っ張り棒を1本取り付けてS字フックでかければ、デッドスペースを上手く活用することができる。スプレー式の洗剤なども、レバーの部分を突っ張り棒に引っ掛ければ収納可能だ。
突っ張り棒でクローゼットをDIY
階段下収納が玄関の近くにある場合、出かけるときに使うものを収納すると支度がスムーズになる。突っ張り棒を設置して上着をかけたり、エコバッグをかけたりするのもいいだろう。子どもの幼稚園の制服やバッグを収納して、子供用の支度スペースとして使う方法もおすすめだ。
突っ張り棒2本でストック収納棚をDIY
階段下収納にティッシュボックスやキッチンペーパーなどのストックを置いている人も多いのではないだろうか。空いたスペースに突っ張り棒を2本設置すれば、その上にティッシュボックスを乗せて収納することができる。
結論
今回は、使いづらい階段下の収納スペースを無駄にせず有効に使うための方法を紹介した。収納スペースの片側だけを使って棚を設置したり、キャスター付きラックを使用したりすることで、階段下収納の使い勝手は格段によくなるのでぜひ参考にしてほしい。